日本語学校からこんにちは ~水野外語学院~

千葉県市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

時々、出会う学生達に、「勉強の様子」を訊いています。すぐに逃げ腰になられてしまうのですが。

2018-08-20 09:33:00 | 日本語学校

曇り。

沖縄・九州を窺っている「台風19号」の影響なのか、今日は曇りです。雨が降る可能性も高く、折り畳み傘を勧める予報官も多い。

先週の金曜日は「秋晴れ」でした。空はどこまでも青く澄み、雲一つないという、久しぶりの秋空。風は強かったけれども、あれが、雲を追い払ってくれたのでしょう。

で、土曜日。

鷲宮駅に着くと、既に「ミンミンゼミ」の声が、草むらから湧くように響いてくる虫たちの合奏にかき消され…。蝉ももう終わりなのかと、感傷的になってしまいました。

今年の蝉は本当に可哀想でした。……「ミンミンゼミ」のことですけれども。猛暑にやられてか、彼等の「期間」は本当に短かった。普段なら、あちこちに仰のけに転がっている蝉たちの姿が見かけられたであろうに。今年はそれも疎らで、私が目にしたのは子供がつついていた一回を入れても3度だけ。その時は元に戻してやると、すぐに飛んでいきましたけれども。

さて、学校です。

夏休みには、学生達の顔を見ることが少なく、「頼りのないのは元気の印」とそのままにしているのですが、寮にいる学生達とは、彼等のアルバイトの行き帰りに出会うこともあり、その都度、「つつがなきや」と確認しています。

今朝も、アルバイトへ行く途中のベトナムの男子学生、一人に会いましたし(自転車を飛ばしていました)、学校に着いてからは、一人、ネパールの女子学生が寮費を持って来ました。

「アルバイトへ行く途中」という言葉がなければ、休み中の様子などを訊いたりできるのですが、途中とあれば、なかなか捕まえて、話をすることもできません。

木曜日は「今、終わったところ…」と、正直に言った(今年の)四月生に、勉強の様子を尋ねると、一様に「『N5(漢字)』はいいけれども…、『N4』は…」という返事。「N5」を終えたばかりの学生にとっては、「N4」の漢字は、とても量が多く、形も複雑に見えるのでしょう。これが、「N4」まで終わると、そうでもないのですがね。もちろん、「N4」までの漢字試験に合格した学生は、ですが。それが「N3」まで合格してしまうと、かなり自信がついてきます。

「難しい」で、諦めてしまうと、そこで止まってしまい、後がありません。とにかく、諦めずに、「書いて、書いて、書いて」いくと、いつの間にか、難しかったのが噓のように思えてくるものなのでしょう。何事によらず、そうなのでしょうけれども。

日々是好日
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