イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2020年05月18日 | 2020釣り
場所:水軒沖
条件:若潮 3:51満潮
釣果:サバ 19匹 マアジ 1匹

昨日は爆釣だったそうだ。それを聞いたら行かずにはいられない。今日の目的は燻製のネタの確保だ。
出港時間は午前4時15分。すでに辺りは明るくなり始めていた。今日も無風状態だ。



そして、雨が近いので東の空は真っ赤に染まっている。久々に見る幻想的な空の色である。



昨日は水深55メートル付近が好調だったらしいので、針路を少し南に取り沖を目指す。フィリピンの沖にある台風の影響で波高の予想はけっこう高かったけれどもほぼべた凪状態だ。
水深50メートル付近に差しかかったとき、小さいけれども反応があった。停船して仕掛けを下してみる。
う~ん、アタリはない。今日はニューロッドのデビューの日なのにこれはまずい。まあ、ニューロッドといっても1200円で買った中古なのだが・・。



魚探にはまったく反応が見えないがやっとアタリが出た。
とりあえず1匹サバを確保。型はまずまずだ。

しかし、その後が続かない。
ずっと沖にも船がいるので僕ももう少し沖を目指した。だんだんと船の輪郭が見えてくると、なんとなく菊新丸さんっぽい。菊新丸さんはいつも青いスパンカーを広げて釣りをしている。双眼鏡で確かめてみると特徴的なレーダーアーチが見える。試しにメールを打ってみると確かにその通りだった。菊新丸さんはすでに20匹ほどを上げているそうだ。僕はその時点でまだ2匹。



昨日も出ていたそうだが、今日は厳しいとのことだ。20匹も釣っていて厳しいというのも贅沢な話だと思うけれどもこの人は普段は100匹単位釣り上げるそうだから僕とはレベルが違う。

そんなメールをやりとりしているとその最中に置き竿にアタリが出た。なんとかデビューに汚点を残さずに済んだ。
魚を生け簀に入れて仕掛けを下すとすぐにアタリ。その間に放っておいた手持ちの竿にもアタリが出た。とりあえず置き竿の分の魚を取り込んで手持ちの竿に取り掛かると仕掛けが道糸を巻きこんでえらくもつれてしまっている。
もう、こここまできてしまうと切るしかない。いつ群れがやってくるかわからないから直している暇もないのだ。ついおととい作ったばかりなのにもったいないことだ。



その後2回ほど群れに当たってとりあえずは燻製分とサバサンド分のサバは確保できたので午前7時半に終了。気が付けば初島の沖ノ島のはるか沖合まで流れてしまっていた。



今日の予定では午前6時半にはクーラー満タンで終了できるはずだったけれども1時間遅れでクーラー8分。



数は少なかったけれども型がまあまあだったのでかなり嵩は稼げた。それに大きなマアジもいい獲物になった。
今日は若潮でおまけに潮がまったく動いていなかったので、まあ、こんなものと思いたいけれども、菊新丸さんはその時点で70匹も釣っていたらしい。彼は僕より少し沖合で釣っていたけれどもわずかなその差でこんなに釣果に差が出るものなのだろうか。それとも何か仕掛けに差があるのだろうか。クーラーも小さいので数としてはこれくらいでもとも思うけれども、もっと釣っている人がいると思うと情けない。それに、僕も父親秘伝のビニールテープを使っているので少しは自信があったのだがこれでは凹まざるおえないのだ・・。

家に帰って燻製の仕込み。今日の魚はどれも大きいので少し塩分強い目でソミュール液を作ってみた。さて、仕上がりはどうなるだろうか・・。





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