まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

第9回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~大阪駅うめきたエリアへ

2023年04月19日 | 九州八十八ヶ所百八霊場

完全に大阪での記事なのに九州八十八ヶ所百八霊場めぐりのカテゴリに入れるのはどうかと思うが、大分からのフェリーの続きということで、開業したばかりの大阪駅うめきたエリアをのぞいた時のことを書いておく。

4月9日、大分からの「さんふらわあ」で神戸六甲アイランドに到着し、送迎バスでJRの住吉まで来た。そのまま快速で新大阪に向かう。途中、大阪に到着の際の乗り換え案内で、「特急くろしお、はるか、おおさか東線」というのが加わっていたのが斬新だった。改めて、大阪でもこれらにつながったのだなと思う。

帰りは新幹線に乗るので荷物を改札内のコインロッカーに預けるのと、新大赤から大阪への新たなルートの乗車である。なお、新たな路線といってもあくまで新大阪~大阪にもう1本線路ができただけの扱いという。

これまで、貨物船を利用する形で特急「くろしお」や「はるか」などが大阪駅の西側を通過し、踏切も渡りながら大阪環状線に合流していた。それが大阪駅のうめきたエリアの再開発のために新たに地下駅が設けられ、先日の3月18日に開業した。これに合わせて、特急が大阪駅にも停車することになり、大阪、梅田から関空や紀州方面への利便性も高まり、従来新大阪発着だったおおさか東線の列車も大阪駅に乗り入れることになった。

ちょうどホームには久宝寺からの列車が到着し、新大阪でほとんどの客が下車するところだった。さすがに大阪までとなると大和路線~大阪環状線のほうが便利なのか、この列車については次の大阪までガラガラである。

淀川を渡り、本線から右に分かれる。少しずつ信号待ちの停車も繰り返しながら地下区間に入る。

そして大阪駅到着。新たに21~24番線が割り当てられている。ここまで乗った列車は時間を置いて奈良行きとして折り返す。

開業してまだ半月ということもあり、ホームには見物客の姿も目立つ。ホームドアは扉の位置が異なる車両にも対応して開閉する技術が導入されており、またドアそのものも行き先表示やドア注意のメッセージなど自由自在に出せる。ちょうど9時33分発の「くろしお5号」新宮行きがやって来た。ホームドアに一斉にカメラが向けられる。

コンコースに上がる。そこでは長さ14メートル、高さ3.3メートルの巨大スクリーンがお出迎え。水の景色「ネイチャー・アクアリウム」が広がる。両サイドにあるタッチパネルでスクリーンに効果を加えることもできる。列車の待ち時間も、このスクリーンを見ているとあっという間に過ぎそうだ。

そして、登録により顔認証でも通過できるという改札を通る。一見さんなのでそうした顔認証もなく、普通にICカードをタッチして通る。ちょうど外から、「くろしお」に乗るのか「はるか」に乗るのか、添乗員に連れられた団体が改札をくぐるところだった。

いったん地上に出よう。ちょうど駅の真上ではうめきたエリアの工事が進んでいるところで、フェンス越しにこれらの景色を眺める。今からおよそ20年ほど前、私はかつての梅田貨物駅内にて勤務していたことがあるが、今でも覚えているその景色と比べると全くの別世界である。

しばらくするとこの一角の景色もまたガラリと変わることだろう。その時を楽しみにしつつ、改めて大阪駅に向かうのであった・・。

この後は御堂筋線でなんばまで移動し、10時開店の立ち飲み「赤垣屋」に向かう。ドームに向かう前の景気づけである。開店直後だがカウンターは満席で、奥のテーブル席に陣取る。もっとも、隣の客に気をつかわなくてよいのでこちらのほうが居心地よい。赤垣屋については、定番メニュー(これも来るたびになくなったり追加されたりするが)のほかに、季節ごとの一品が用意されているのが面白い。例えば若竹煮。

コロナ禍の対策が緩和されたためか、従来カウンターで客と客の間に吊るされていたシートも取り払われて、開放的に見える。つい、あれやこれやと注文する。アジの開きがあるが、さらに素揚げしているので頭から丸ごとバリバリいったり・・。

そして阪神なんば線でドームに向かい、対ファイターズ戦。ただ、4月9日の試合といえば・・・まぁその、何じゃこりゃあ・・・!!

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