「荒れる春場所」と昔から言われるが、それにしても今年の春場所の荒れ模様はどうだろう。
昨日の初日、大関栃東と魁皇は安定した相撲で勝ったものの、続く琴欧洲、白鵬、千代大海の3大関に加え、横綱朝青龍も時天空に後ろを取られてそのまま倒されるという有様。大関が敗れるたびにテレビの前でアッと声を出したものだが、横綱が負けた時にはまさにうなってしまった。
そして今日2日目。会社勤めのこととて生中継を見ることはなかったが、朝青龍は今日は雅山に土俵の外に飛ばされて何と連敗。朝青龍自身が初日から連敗するのは小結時代以来のことで、横綱になってから初めてのこと。
本当、どうなっているのか。先場所後にあれだけ「八百長疑惑」が持ち上がり、それを払拭するには力強い相撲を取るだけだと話していた横綱が、初日から連敗とはね。これでは、「八百長なんて絶対ない」と信じていたファンの中にも、「ひょっとして今度ばかりはやっぱり八百長があったのかな?」と疑念を持つ人も出てくることだろう。横綱が既に2敗ということで、優勝争いそのものがもつれるということではよいのかもしれないが・・・。いかんせん連敗のタイミングが悪すぎる。
八百長疑惑を土俵で払拭するという気合が入りすぎているのかな。何か言われるとムキになるタイプだから。まあ、一つ勝てば気持ちにも落ち着きが出てくるのだろうが・・・・。
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