まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

神仏霊場巡拝の道~播磨から丹後まで一気に走る・・

2024年02月28日 | 神仏霊場巡拝の道

神仏霊場巡拝の道と西国三十三所めぐりを兼ねたお出かけ、JR西日本の「駅からはじまる西国三十三所デジタルスタンプラリー」も大詰めとなる中、第28番・成相寺、第29番・松尾寺のデジタルスタンプを獲りに行くことにした。キャンペーン期間の終了まで残り1ヶ月あまりとなる中での出発である。

当初は新幹線で関西に向かうことを考えていた。初日、京都まで新幹線に乗り、山陰線と舞鶴線を乗り継いで東舞鶴へ。小浜線で1駅、松尾寺まで移動して寺までの山道を往復し、西舞鶴に宿泊。そして2日目は京都丹後鉄道で天橋立に向かい、遊覧船で一の宮に渡り、神仏霊場の籠神社、そして西国三十三所の成相寺を訪ねる。午後の列車で福知山に出て福知山線で大阪に戻ってもよし、目先を変えて和田山に出て播但線で姫路に出るのもよし・・ということで、公共交通機関での巡拝コースとなる。あるいは、以前にもやったことがあるが福知山あたりでレンタカーを借りて、現地はクルマ移動というのもありだ。冬の日本海側ということで雨または雪ということも考えられ、その中で松尾寺まで歩くのもなんだかなあ・・。

結局、広島から軽自動車で出かけることにした。決め手となったのは費用面。高速道路のETCも軽自動車料金、休日割引が適用されることを考えれば、遠距離移動となるが、1泊2日ならそれほどしんどくないだろう。2月23日~24日、雨の予報は出ているが途中冬用タイヤ規制もなく、凍結の恐れはそれほどないだろうということで出かけることにする。

さらに、クルマならではの機動力を活かすとして、丹後に向かう途中、神仏霊場と西国三十三所の札所を兼ねる加西市の一乗寺にも立ち寄ることにする。兵庫の西でポツンと残っていた札所で、拾うのにちょうどよい・・。

三連休の初日となる2月23日、朝6時半に出発。まだ外は完全には明るくなっていない。この日の関西方面は曇り、雨の予報である。三連休のうち2日を使っての往復ドライブである。

五日市インターから山陽道に乗り、まずは東を目指す。先日車検があり、その際にタイヤをはじめいろんなものを好感したばかりということで走りも快適に感じる。

山陽道の最高地点もクリアする。

吉備サービスエリアにて休憩。三連休初日ということでフードコートや土産物コーナー、パン店が多くの客で賑わう中、「関西」と書かれた段ボール紙を手にした若い男性が立っている。ヒッチハイクか・・今でもこういう人がおるんや。その男性、見るからに頭の不自由な方、世間の常識からぶっ飛んだ方のように思われるが、吉備サービスエリアでこうして立っているということは、ここまででも誰かに乗せてもらってきたということか。乗るほうも乗るほう、乗せるほうも乗せるほうで、昔ならいざ知らず、リスク面でいかがなものかと思う。

兵庫県に入る。山陽道といえば、2023年9月に下り線の尼子山トンネル内で発生した車両火災の影響で、播磨ジャンクション~赤穂インターが12月半ばまで通行止めになっていた。その期間中、神仏霊場めぐりで軽自動車で滋賀県まで行ったことがあるが、復路は中国道をそのまま走らざるを得ず、大型車をはじめとした交通量、そして中国道もあちらこちらでリニューアル工事のため対面通行の区間も多く、あおり運転にビビりながら走ったことを思い出す。今回は無事に開通したことで安心して走行できた。

山陽姫路東で下車。この先、まずは一乗寺を目指す・・・。

コメント