まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

観戦記・「広島対新潟」 Bリーグ朱色対決

2021年02月14日 | ブログ

前週の7日に初めてプロバスケットボール・Bリーグの試合を生観戦したが、スピード、臨場感、なかなかのものだった。改めて、これからのスポーツ観戦のジャンルの一つに加えてみるところである。

さて、それから1週間後の14日、再び広島ドラゴンフライズの試合を観戦することにする。対戦相手は新潟アルビレックスBB。順位は東地区の10チーム中9位と苦戦している。アルビレックスといえば同じ新潟のJリーグ、BCリーグ等のチームにもその名がついている。もっとも、これらのチームはそれぞれ別会社が運営しているが、新潟の一つのブランド名と言えるだろう。

色の濃さは若干違うものの、広島、新潟それぞれ朱色(オレンジ)と青をチームカラーとしている。13日からの2連戦がBリーグでの初顔合わせだが、13日の第1戦は83対74で新潟が勝利。

会場は広島サンプラザホール。前週の試合が福山で、やはりメインとなるアリーナでも一度観戦しようということで、13日に思い立ってチケットを確保。広島サンプラザホールはJR新井口駅、広電商工センター電停から徒歩10分。

陣取ったのはメインスタンドの2階。中央寄りということでコート全体が見渡しやすいところだ。

この日はお好み焼ソースで有名なオタフクソースの冠スポンサーデー、また2月14日ということでバレンタインデー関連の商品も出ていた。チョコレートと選手のサイン色紙のセットというのもあるが、こういうのは女性から男性へのプレゼントになるのかな。

試合前のセレモニー、「おりづる交換」を終えてそろそろ試合開始。

広島のスターターはケネディ、朝山、岡本、エチェニケ、田中。一方の新潟はダーラム、五十嵐、佐藤、林、ウォッシュバーン。なお新潟はここにもう一人の外国人で今季の得点王も争っているアレンが加わる。

第1クォーターは新潟が林の3ポイントで先制。対して広島はケネディの3ポイントで追いつく。しかしその後は新潟の長身外国人トリオが入れ替わり立ち替わりでゴールを襲う。ウォッシュバーンがいとも簡単にゴールを入れれば、ダーラムもファウルで得たフリースローを決めて得点を積み重ねる。またそうかと思えば、いいところに五十嵐や林が構えているところにボールが渡り、狙いすませた3ポイントが入ったり、途中から出場のアレンも確実に点を決める・・。

第1クォーターを終えて28対14のダブルスコアで新潟が大きくリードする。

このままでは第2クォーターでどこまで点差をつけられるのかと思っていた。案の定、新潟のウォッシュバーンらの早い攻めで次々に得点が入り、5分を経過して45対22まで広がる。一方の広島はフリースロー2本をエチェリケが2本とも外すなど、どうもチグハグだ。

その中で朝山のシュートが決まりだすなど少しずつ追い上げ、前半終了時点で53対36と点差はそれほど広がらなかった。まだ後半に期待が持てそうだった。

第3クォーターも開始直後から新潟が連続して得点を挙げ、主導権をそのまま握る。それでも広島はケネディ、エチェジケ、マーフィーといったところが何とか奮闘し、74対56とする。ただ試合は終始新潟ペースで進んでいたし、一方の広島もゴール下までは来るがネットに嫌われ、すぐにボールを奪われる。この辺りに来るとヤジとまではいかないがスタンドからもグチのようなものが聞こえてくる。

第4クォーターも序盤から新潟が林、ダーラムらが着実に得点を挙げ、この辺りで広島も戦意喪失した感があった。

そして残り1分、大矢のフリースローで新潟はとうとう100点目を挙げた。バスケの1試合あたりの得点の相場というのがどれくらいかというのもあるが、100点が入るとなると野球の感覚では2ケタ得点の試合になるのかな。続く納見のフリースロー2本で102点まで伸ばし、終わってみれば102対76。最後は新潟の攻撃中、その場でドリブルをしている最中に時間切れとなった。

試合終了後のフェアプレー「おりづる賞」は広島・朝山、新潟・五十嵐にそれぞれ贈られた。その朝山は試合後のコメントとして「(点差が広がって)どうしても個でのプレーに走ってしまい、みんなが好き勝手にいろんなことを始めてしまった」と挙げていた。

チームもこれで6連敗、通算でも5勝33敗と泥沼・・というか、B1の壁に阻まれている。何か良いきっかけがあればというところだが、どうだろうか・・・。

 

 

 

 

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