広島新四国八十八ヶ所めぐりが加わって、より一層さまざまな札所が交じることになったこのブログ。その中で今回は西国四十九薬師めぐりである。前回は城崎の温泉寺、香住の大乗寺(応挙寺)というところを回り、冬の但馬、日本海の幸、温泉を楽しむことができた。
そこで次にめぐるエリア、サイコロで出たのは北摂三田の花山院である。こうした西国四十九薬師めぐりでは札所の一つであるが、西国三十三所の番外寺院の一つとなる。西国三十三所の先達として回るようになってからというものの、先達用の巻物納経軸の押印欄に番外札所は入っていないこともあって訪ねていないのだが、このたびこうして訪ねる縁を得たことになる。
花山院に行くとなると、そこに播磨の加東市に位置するが、西国三十三所の第25番である播州清水寺を加えることにする。
・・このように、サイコロの出目によって行くことにするとか、ことのついでに播州清水寺も「乗りつぶし」のように合わせて行こうかという発想だが・・・ただ今回は行き先が花山院ということでちょっと緊張する。その理由は別途。
前回(大阪在住時)、西国三十三所の番外札所として花山院を訪ねた時も、播州清水寺とセットにした。もっとも、播州清水寺の最寄り駅であるJR福知山線・相野駅からのバスが1日2往復しかない。その時は、2便目のバスの時間に合わせるために朝の早い時間に三田から花山院を訪ね、さらに近くの日帰り温泉に浸かった後に向かったものである。
今回(広島在住)、この2つの寺院をどのように訪ねるか。新幹線と在来線の乗り継ぎ、さらには広島から大阪まで夜行バスで出て、大阪から早い時間で前回同様の動きで回ることもできる。ただ今回はあえて広島からクルマで向かおうかなと思う。三田駅から花山院の参詣口までのバスは1時間に1本、そして相野駅から播州清水寺までのバスは1日に2本。これらを組み合わせるのもよいが、今回はあえて時間に柔軟性を持たせるためにそのような方法で行ってみようと思う。
このところの私の予定表を見る中で、2月20日の(日中は予定があるので)夕方に出発して、途中で1泊。翌21日に播磨、北摂に向かうことにする。21日の未明に出ても同じくらいの時間に着くと思うが、弾丸ドライブではなく、20日に前泊の形である程度移動しておくと、そこでゆっくりすることができる。宿泊地の白地図にもう一つ色を塗ることもできる。
・・・という形で20日の夕方遅くに広島を出発。さて、この夜の宿泊はどこになるか・・・。