まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

とりあえずマスクはこういうのもので

2020年04月12日 | ブログ

緊急事態宣言後、初めての日曜日。大阪は雨ということで特に外に出ることもなかったのだが、ニュースを見ると市街中心部は人出がほとんどない割に、郊外のスーパーやホームセンターは買い物客で賑わっていたとか。

また一方では「人の出勤を7割減らせ」という国の要請に「そんなの無理」という街の声があったり。

大きなニュース(といっても一部媒体しか伝えない「報道の自由」が行使されているが)といえば、「報道ステーション」のメインキャスターを務めるテレビ朝日のアナウンサーがコロナウイルスの陽性反応が出たこと。肺炎の症状があるために入院しているそうで、当面は出演見合わせ、共演のフリーキャスターも出演を見合わせるという。

ウイルスに感染したご本人を責めるつもりはなく、一日も早い回復を願う。しかし、(番組を見ないので知らないのだが)数日前から体調が悪くてネット上では心配する声が挙がっていたり、発熱の症状があったにも関わらず出演を続けていたという。このところ報道番組、ワイドショーなどでキャスターが間隔を空けて登場する「演出」をしているが、実際その裏側の就業環境、取材や現場の環境というのは「3つの密」状態であることも指摘されている。視聴者には「3つの密」を避けてとか、外出を控えるように言いながら、当のマスゴミ業界は人のことを言えた義理かという話である。

マスゴミは日頃から政府に対して「説明責任」を求めていたり、一般の方で発症した人にはあることないことをプライバシー関係なく「報道」しているのだから、自社の社員、しかも看板番組のキャスターからそうした発症が出て、番組の放送にも影響が出るということについては、その経緯についてはきちんと検証、説明するべきだろう。特に同局は朝のワイドショー番組で名物コメンテーターがいらっしゃって視聴率を稼いでいるそうだから、「身内」で起こったことについてもぜひとも厳しく断じていただきたいものである。ええやん、「啓発」するという意味もあるし、あなた方の大好きな「視聴率」だって稼げるおいしいネタですやんか。

・・・さて、冒頭の話。マスクについては「アベノマスク」2枚配布の一方で、一般の店舗には相変わらずほとんど出回らないという状態が続いている。私も最初の頃はあちこちの店を探し回ったがあっさりと断念、自分からの飛沫防止ということならタオルやハンカチを常に手にしていればいいかということで3月はしのいでいた。ただここに来てさすがに状況が悪化したり、また4月から研修を受ける新社員たちにマスク着用を義務付ける以上、自分がしていないというのも格好がつかないということになった。

そこで利用したのはネット通販。2~3月頃にはネットでの高額転売が問題となり、そうした出品は禁止されたが、商品としての通販は認められている。ヤフーのオークションではなくショッピングのページを見るといくつかの商品が出ていて、早いもので注文から1週間~半月で送付可能とある。ただ中にはそれも早々に売り切れて、半月、1ヶ月待ちで送付というものも出ている。50枚入りで商品が3000円前後、送料が800円ほどだから合計で4000円ほどかかる。通常の箱入りに比べたら数倍の価格になるのだが、背に腹は替えられない。4000円で50枚だから1枚80円か・・・マスクが店頭にないことのストレス軽減や、通勤や人と接するうえでの咳エチケットのコストと思えば仕方がない。

そして、とある商品でやってきたのがこちら。外箱を開けて出てきたのは「緊急防护民用口罩」というもの。日本のメーカーの中国工場で作られたものではなく、モロに中国製品である(笑)。製造元は「温州雨澤科技術有限公司」とある。温州市は浙江省の南部の港町。「口罩」とはマスクのことである。ちなみにこの公司のサイトを検索していると、まあ何かよくわからないがいろいろな産業を手掛けているようで、不織布(无纺织布)関連製品もある。マスクはその一環で製造したのかな。

新型コロナウイルスの発生源となった中国の製品ということで安全面、衛生面がどうかと気にならないこともないが、4月から着けていて現在のところ不良箇所は見つかっていないし、使い捨てと割り切ればよいだろう。

とりあえずはこうしたものででもしのいでいくことに・・・。

コメント