まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

やはり宇都宮では餃子を食す

2019年08月23日 | 旅行記C・関東甲信越

BCリーグの観戦を終えて、東武宇都宮線と路線バスでJRの宇都宮駅に戻る。12日の宿はコンコースを渡った東口側にあるホテルサンシャイン宇都宮。旅行会社にJR宇都宮駅近辺でリクエストしたら手配してくれたところだ。建物は立派できれいだが、値段も結構する。普段の個人手配の旅なら宿泊の選択肢としたかどうかだが、まあ、これも褒賞のおかげである。充てられた客室は角部屋のようなところでちょっといびつな形になっている。普通の部屋よりは狭いのだろう。

さて夕食。このホテルには24時間営業のイギリス風パブが設けられていて、それはそれで好評のようなのだが、ベタな旅行で来たなれば夕食はやはり餃子だろう。それも繁華街まで出ずとも東口前で済んでしまうところがすごい。

東口前には「宇都宮餃子館」や「みんみん」の店舗が並ぶが、まず向かったのは「オリオン餃子」。このブランドの店に入るのは初めてだ。県内では宇都宮に2軒、小山に1軒の他、高崎、福島、富山にも支店があるそうだ。宇都宮餃子のブランドとしてどのくらい人気なのか、別に予備知識があったわけではなく、店頭に「餃子酒場」という文字が目に入ったのでドアを開けた。

メインは餃子とラーメンの二本立てだが、酒のアテの一品もいろいろある。その中で選んだのがもつ煮込み、そしてホッピーである。店員が「白?黒?」と訊くので「白」をお願いしたつもりだったが、来たのは「黒」。まあ、宇都宮でホッピー、それも黒。ええんとちゃいますか。当然、ナカのお代わりも。

肝心の餃子はといえば、スタンダードの「オリオン餃子」がベースで、つけるタレに違いを出しているのが特徴のようだ。宇都宮の味噌だれや、豚骨ラーメンのスープに餃子を入れていたりする。餃子とホッピー(それも黒)というのは、宇都宮ならではの組み合わせということで旅の味として楽しむ。

その中で一緒に注文したのが、パクチー餃子。餃子の上にパクチーを乗せ、さらにパクチーソースをかけた一品。定番料理がいきなりエスニックになった。パクチーは豚肉やニンニクとの相性が良い食材だそうで、口の中にもそれらがミックスされた香りが広がる。

これで1軒目として、続いては東口にある「宇都宮餃子館」に向かう。いくつか建物があるが、一番広いフロアの店に入る。ここも熱気がある。

こちらでは、スタンダードの「健太餃子」の他に「12種食べ比べ」を選択する。こちらは中の餡がそれぞれ異なっていて、健太、舞ちゃん、ニラ、ニンニク、激辛、どんこ椎茸、舞茸、チーズ、シソ、スタミナ健太、肉、エビの12種類。見た目ではどれがどれか区別がつかず、また並びも必ずしも上記の順番でもなさそうだ。口にして初めて味がわかるというのもゲーム性があって面白い。食べ比べの間にスタンダードの健太餃子を挟むと違いがよくわかる。

何やかんやで餃子店を2軒回ったところでおしまいとする。それでも餃子は30個食べたことになる。いいのかな・・・。

この日は東北を前にして宇都宮に宿泊。北関東も旅をした形となり、いよいよ13日、宮城県に入ることに・・・。

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