
五百羅漢というのがある。仏教の中の聖者という意味で、釈迦の生前の教えをまとめる「経典結集(けいてんけつじゅう)」というのに集まったのが500人いたということから、五百羅漢を祀るということが行われている。また、この五百羅漢にまつわる話として、必ず自分や知人に似た顔の仏が一体は見つかるというのがある。
この加西市北条にも羅漢寺というのがあり、そこに五百羅漢がいるという。加西市としては、西国の一乗寺や新西国の酒見寺と並んで、いやそれ以上に「石仏の町」というのをPRしている。市内のあちこちに石仏がいるというが、その象徴として羅漢寺の五百羅漢を推している。
















もう帰ることにするが、高速バスには乗らずもう一度北条鉄道に乗る。終点の粟生からは加古川線、JR神戸線を乗り継いで大阪に戻った。これからの新西国めぐりも、次は三木、小野といったところを回るが、周辺のスポットも織り込みつつ、地元関西の新たな見聞ということで続けていきたいものである・・・・。