まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

新党乱立、どないやねん?

2010年04月21日 | ブログ

このところ(に始まったわけではないが)鳩山政権のあきれた対応ぶりというのが目につく。

沖縄の普天間基地の移転問題もそう。今話題となっている徳之島への移転をめぐる対応も後手後手で、政権としての求心力というのがはなはだ疑問である。世界を取り巻く情勢は厳しいというのに、リーダーシップというのがまるで見られない。

また、「影の総理」などと言われている小沢幹事長も、いらんところではあれやこれや口出しするくせに、こういう肝心な問題になるとダンマリを決め込むのは卑怯である。もしご自分が党の中で実力を持っている、首相すら操ることができる力があるというのなら、こういう時こそ表に出て身を粉にして働く、リーダーとしての道筋を正々堂々と示す、というのであればまだ多少は見直さないこともないのだが・・・・。

さてこんな政治の混乱の中で起こるのが新党の乱立。みんなの党が「第三党」としての支持を少しずつ広げているほか、立ち上がれ日本だの、日本創新党だの、地域政党としての大阪維新の会だのある。また今日の報道では舛添要一氏が自民党を離党して新党を結成(改革クラブへの合流?)というのもあった。

選挙前となるとこういういろんな政党・政治団体が出てきて選挙戦を賑わせるのだが、何だかどれも帯に短したすきに長し、のような感じである。今の世の中や政治を何とかしたいというその意欲は評価したいのだが・・・。

私の住んでいる尼崎市では、昨年の総選挙では「公明対新党日本」といういびつな選挙戦を見せられ、結果、新党日本の田中康夫氏が当選した。ただこれは私の勉強不足なのかどうかはわからないが、当選した後の田中氏の業績というのは何やねん?という気がしている。また新党日本の存在意義というか、立ち位置も影も薄い。一時のブームに乗って、評論家でホモの勝谷某とか尼崎の市長やらの知り合いというだけでやってきた落下傘候補でしかなかったということか。

次の選挙は正直どないしようか、全く決定打が見えてこない・・・・。

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