まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

本州最南端へ

2009年01月17日 | 旅行記E・関西

紀州鉄道に乗車後、紀伊田辺行きに乗車。113系を改造したワンマン対応の車両で、なかなか快適である。朝方は雲が広がっていた空もようやく澄んできた。やはり南に来たのだなと思う。

P1034973紀伊田辺到着。ここで長距離を走る新宮行きに乗るのだが・・・・これがロングシート。空いているのでロングシートに横向きに座るが、これは結構疲れるな。ビール片手に「青春18」の旅を楽しもうというお父さんも、このシートでアルコールを飲むのはちょっと気まずそうだ。

P1034978線路も単線となり、一気にのんびりとした走りになる。周参見のあたりからは穏やかな黒潮の風景に出会う。紀州の海を眺めるのも久しぶりである。

紀伊田辺から1時間半で、本州最南端の駅である串本に到着。ここで下車し、次の列車までの1時間半あまりを利用して、バスで潮岬に向かう。岬に続く丘へ上がること20分で潮岬タワーに出てきた。

P1034986潮岬タワー前の広場では正月らしくあちこちで凧を揚げる光景が見られた。周りにはさえぎるものもなく、海からの風も心地よい。こういう正月の光景を見るのも久しぶりである(そもそも、正月の遊びの相場が凧揚げに羽根つきというのは、どういう理由からなのかという疑問があるのだが・・・)。

P1034993それにしても、これだけ水平線が長く見えるスポットなんてなかなかありませんな。

P1034987時間があれば下の岩場まで行ってみるのだがそれはやめておき、しばらく散策後、本州最南端の訪問証明書を買い求め、折り返しのバスに乗車する。

P1035004串本からは再び105系の人となる。車窓から望む橋杭岩に西日が差し、そろそろ日が傾く頃であることを知らせてくれる。この日は紀伊勝浦で下車。駅近くのホテルにビジネスホテルにチェックインする。勝浦という温泉地に来ながら温泉宿に泊まらないのも味気ないが、このあたりは一人旅の気安さである・・・・。

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