まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

ソフトボールも熱戦ですね

2008年08月20日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

夕食に入った店で、北京五輪のソフトボール「準決勝」の日本対オーストラリア戦の放送をしていたのでテレビを見る。

試合は2対2の延長戦で、ソフトボールのルールであるタイブレーク方式での決着となった。無死2塁での開始となれば攻撃側はいかようにでも作戦が立てられ(だから得点が入りやすくなり、決着もつけやすい)、こうしてテレビを見ていると違和感のないルールにも見えてくる。もっとも、隣の席で観戦していた人は「いつの間にランナー2塁まで行ったの?」と戸惑っていたようですが・・・。

先攻のオーストラリアが1点を勝ち越したかと思えば日本もその裏に同点に追いつき、最後は右中間への当たりでサヨナラ勝ち。日本はこれで敗者復活戦もある変則トーナメントを勝ち上がり、この日の1試合目で敗れたアメリカと、金メダルをかけて再び対戦ということになった。

野球とソフトボール。よく似た競技として比較される中でどうしてもソフトボールのほうがマイナーなイメージがあるが、この試合をテレビ観戦しただけでも、NPB選手で構成された野球日本代表に比べての「泥臭さ」というのを感じて、なかなか面白いものである。オーストラリア戦で結局完投勝利をつかんだエース上野投手は、昼間のアメリカ戦でも投げており、一日で300球以上を超える投球数。それでいて最後まで球威が衰えないのだからすごい。扱うボールが違うので比較することはできないが、野球の日本代表がやれ先発投手の球数がいくつだの、このタイミングで継投に持っていかなければだので頭を悩ませているのを見ると、億単位の年俸をもらっている大の男が雁首揃えて何をやっとんねんという気持ちもする。

さすがに3試合連続の登板というのはないだろうが、上野投手のこの好投とサヨナラ勝ちを好材料に、何とかアメリカに勝利、悲願の金メダルを獲得できるよう応援したい。

(ソフトボールの国内のリーグ戦なんかもあるのだろうが、どこでやっているのだろうか。機会があれば球場めぐりの一環で訪れてみたいものである・・・)

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