まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

週末観戦記・2(西武対オリックス)

2006年07月03日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

P1010440 前日千葉での熱戦を見て夜遅くなり、通常なら日曜日はゆっくりしようということになるのだが、やはりということでインボイス西武ドームに出向く。

このドーム、完全な「屋内」というよりは、夏の日よけ用に屋根をかぶせたように思う。暑いのは暑いが、森の中を抜けてくる風が心地よい。

この日はオリックスグループの後援デーのようで、グループ社員向けに指定席の招待券を配って観戦の受付を行ったり、バックスクリーンでオリックスグループのCMが流れたり、ネッピー・リプシーもやってきたりとバックアップ体制は整っているようだ。

P1010446 試合は西武・ギッセル、オリックスが本柳。序盤から点の取り合いで、オリックスが1回、北川のタイムリーで先制したものの、その裏すぐに西武・片岡の2ラン、2回には「おかわり」中村のHRで3対1。しかしその後は本柳も踏ん張り、5回に3対3の同点に追いつくと「今日は勝てるかもしれませんよ!」と応援団のリードにも熱がこもる。

ところが・・・・。

7回裏に本柳から交代した加藤があっという間に満塁と攻め立てられ、さらに交代した菊地原が暴投、これで1失点。さらに2点タイムリーを打たれ6対3。さらに8回にはエラーあり、「敬遠」のボールを後ろにそらせての失点あり、一発ありタイムリーありと一気に5点を取られ、終わってみれば11対3という大敗。こういうミスがからんでの負け方というのは、ファンの怒りを買う。外野席からはヤジが飛ぶし、元々「お義理」で来ていたようなオリックス本社の人たちは早々に球場から立ち去る。

P1010449 「チームはけが人が多いし、監督の頭も悪いです!皆さんの応援だけが頼りです」と、試合終了後の応援団のあいさつだったが、チーム状態はまさにその通り。気がつけば、4位の日本ハムを追いかけるどころか、逆に楽天に追い上げられている状態。もし入れ替わって最下位なんてことになったら(まあ楽天もプロなのだからいずれは力をつけてそうなるのだろうが)、世の失笑と旧近鉄原理主義ファンからの「ざまあみろ」の声を聞くことになるのだろう。7月中旬に行われる直接対決の行方が見ものだ。

終わってみれば夏の暑さだけが残ったような気がした。

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