「光害」が問題視されてる

2023年05月01日 20時29分17秒 | つれづれなるままに
撮り溜まってる(4月上旬辺りから)TV録画を1本消化した。NHKのドキュメンタリー番組で「夜空を取り戻す」とかいう番組だった。フランスの放送局が作った番組だったなか。
要は 今世界中の都市で夜間の照明が強くなり、星空の観測に支障が出てるという話です。僕は実体験としてこの事実は解ってる。大和で見る夜空と白州でのそれがあまりにも違うのを知ってるからね。都会の夜間照明が夜空を照らし、星を見えずらくしてるってことですよ。
さらに宇宙ステーションから撮った地球表面の映像で夜部分を写したものをよく見ますが、先進国の都市部が異常に明るく、特徴のある構造物、都市の輪郭、海岸線の形状等からそこがどの都市かを推測するのをちょっとした楽しみにもしてる。
それ位明るいのが現状ですが、それが「光害」と言われるほどに「深刻な事態」を生んでるとまでは考えて来なかった。こういう光害が無い所にと場所を選んで作った天文台が使えなくなり、移転せざるを得ないケースも出てるとか。
この程度なら「大変だね」で済みますが、もっと深刻なようで、自然界にいろいろ影響がでてるとか。ウミガメが砂浜が明かる過ぎて産卵に上がって来れなくなってるとか、産まれた子ガメが海に向かえないとか。植物では光に当たる時間が長すぎて、花が早く咲くようになってるんだそうで、共存共栄してきた昆虫類のと関係が不安定になってるらしいです。
人間にも何らかの影響が有るだろうと、フランスの医者グループが「長時間光を受ける」「光を感じない時間が短くなってる」ことの影響を人体実験で確かめ出してるらしい。こんな研究これまでだれもやってこなかった。今始めたばかりですよ。 何か悪い影響あるだろうな。
ほんとにこういう問題は全く考えて来なかったな。有るよな、悪い影響が。「体内時計」なんて機能が備わってて、健康につながる体のリズムを生んでるらしいが、そこが狂うだろうな。一方で夜な夜な煌々とネオン点けて、「快楽会場」を宣伝してるけど、あれは体には悪いし、電気を無駄に使ってるとも言える。そう考えると、矛盾したことやってるんだよな。
ここまでは考え過ぎか? 僕って「悲観論者」だから、単純に「悪い方」を大きく考えるクセあるけど。 でもだ、やはり人類は滅亡への道を進んでるんだよ。
そうだった、これも書いておかないと。 こういう現実を真剣に捉え、社会的な対策を打ち出してる自治体、政府、民間団体が存在し、すでに活動始めてる国もあるようですよ。
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