潮目が変わった

2020年05月06日 13時53分51秒 | 国を憂う
昨日政府は「緊急事態宣言」を5/31まで延長した。 その発表会見での安倍さんの姿勢、その内容を読み解き、さらに世の中の反応を読む中で「国政の潮目が変わった」と感じた。 ついに「安倍さんの終りが始まった」という感想だ。
批判が増してる心のこもらない言葉、会見姿勢、人が書いた文章の棒読み、 何も変って無かった。 彼にはああしかできないのだろう。 人を心から思いやったこともなければ、真剣に(土下座してまで)お願いした経験が皆無の人ではあそこまでが限界でしょう。あれ以上を望むのが酷というものです。
これまで「力」で周りをねじ伏せ、我が意を通してきた彼だが、もっとも苦手な(自分の能力を超えた、対処不可能な)現実にさらされてる。
「神はよくしたものだ」と思う。 「人生プラスもあればマイナスもある。全部合計したらゼロだ。」というのが僕の人生観。 安倍さんにも「これまでのプラスを全て帳消しにするマイナスの時期」を神は与えたのだ。 どうやっていいか見えず、やったことがどれもこれも批判される。 周りが魑魅魍魎で、理解できず、本心は「投げ出したい」のではないだろうか。

・ 行政の長 相対評価
 東京の小池さん、大阪の吉村さん、北海道の鈴木さん、宮城の村井さん 等々評価上げてる知事さんが多くいらっしゃる。同じ行政の長としてその資質の差がこうも顕著化したのでは立っていられないでしょうね。 (自分ではそんなふうに思ってないか)
 僕は戦国時代の「下剋上」を見てるような気がしてます。
・ 安倍さんタイプは一度落ちたら戻らないだろう
 力で求心力を生んできた人だ、「力」があるうちは表向きだけでも、忖度してでも「殿!」と呼ばせることはできたでしょう。 一度「力」に陰りが見えてくると、偽子分達も「さてどう動くか。いつ動くか。」と想いをめぐらし、戦々恐々とし始めてるのでは。そろそろ動きだすやからも出て来るだろう。 その後は「蟻の一穴」、もう止まらんのが常です。
・ 今何に固執してるのか
 できるものなら「職を投げ出したい」気分でいらっしゃるだろうが、何か固執してることがあるんだろうな と推測するんです。 コロナを乗り越えた首相としての「名誉」(正義感)、7年半の実績(?)に汚点を残したくない「見栄」、 いろいろ個人的なことがあるんだろうけど、僕は「五輪」だと推測してます。
 全世界に「東京五輪を成功させた首相」としての最後の「歴史的名声」を残したいんだろうと思います。コロナへの初期対応に遅れをとったのも「4月の習近平、7月の五輪を成功させたい」の想いがあったからでしょう。そしてどうにか作り込んだ「五輪延期」です。「これをオレがやらんで誰がやる」の気概じゃないでしょうか。
 そして、安倍さんが五輪に固執してるうちはまともな「コロナ対策」の期待はできず、そのあげく「五輪中止」になるのがオチではないでしょうか。
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2 コメント

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五輪は中止でいいよ! (でん)
2020-05-07 11:34:22
いまこそ、全力で医療に取り組んでほしい!強力なリーダーシップを発揮してほしい!いくらでも我慢するから、日本の底力を発揮してほしい!
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中止しかないでしょう ()
2020-05-07 20:35:21
でんさん まだ五輪できると思ってることにビックリですよね。橋元大臣は「ワクチンができないと難しい」と語ったIOCのお偉いさんに「ワクチンが問題ではないでしょう」と意見したそうですよ。勉強たりんですね。
開催したところで、参加できない国、人も出ますよね。それで五輪と言えるのかってこともあるでしょう。
いさぎよく止めて、追加の3000億円は医療充実、検査の充実に使うべきですよね。
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