KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

顧客目線でモノを考えると・・。

2008年11月07日 20時11分03秒 | サービスコンサルタント

宴会の幹事をやることになりました。(年に1~2回くらい幹事を引き受けています。)

参加者の人数を大まかに確定し、お店を選びます。

「ぐるなび」とか「ホットペッパー」のような便利なサイトがあるので、いくつかの候補を挙げて電話をかけて空き状況を確認します。

最初にかけたのは、介護や自社で野菜を育てている居酒屋チェーンです。
お店にかけたのですが、電話が転送されて予約センターにつながりました。

「店が開店前なので、空き状況が確認できません。ご希望を伺いのちほどご連絡いたします」との回答でした。
かなり事務的な対応です。

折り返しの電話というのは、いつ電話がくるかわからないのでいつも気にしていないといけないのです。

今の時間は3時半。

居酒屋なら開店準備で人がいてもよさそうなものです。
もしかしたら、仕込みの人だけで店員さんがいないのかもしれません。

僕は「営業時間に電話して確認します」と言って電話を切りました。

「お客様が来るまえに気を利かせて電話しているのに」と思い、他の店に電話をしました。

ここはすぐに電話に出て、宴会の予約ができるか確認でき、僕はこの店に予約を入れて、宴会を行う場所を確定しました。


ここで思うのは、「即答」できないことで、お客様が他店に流れてしまうということです。

店の負担にならない時間帯を考えて電話をしたが、片方は予約ができるかの確認ができず、もう一方は即答で回答できるのです。
この手の業務に時間をかけたくありませんので、即答できる方で予約をします。
味やサービスは、ちゃんとしている居酒屋チェーンでしたら、たいして変わりません。


予約センターにつながった居酒屋チェーンはシステムがきちんとできていて、店員さんが店に入る時間が遅くなっているのでしょう。
しかし、少なくとも14時以降(ちょっと早い?)には、電話応対と宴会予約に精通している人を店に配備するべきです。

もちろん、電話を待っているだけではなく、なんらかの他の業務をしながらでも良いと思います。


ちょっとした経費削減が、大きな利益を失うことになるのかもしれません。(今回の宴会総額は10万円くらい)

これ以外にも、こういうこと(経費節減と思って実行していることが、実は利益を損なっていること)があるような気がします。




コメント
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