KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

キリンビール、総攻撃!

2007年12月11日 05時17分39秒 | マーケティング・サービス
さまざまなスーパーマーケットやディスカウント酒屋でキリンが攻撃をしかけています。

他社のビールより明らかに安い値段がついていて、販売奨励金の額が増加しているのだろうと想像できます。

やはりビール系飲料NO1という肩書きを切望しているのでしょう。
少なくなってきているビール系商品のシェアをとるのは経営的に必要であり、今後の戦略に影響してきます。


「安いから買う」という顧客を取り込んでいく戦略なのかもしれませんが、スーパードライだけで、キリンより2倍程度の販売数があることに対して値段を安くする戦がどれだけその後の販売数に影響してくるのか不明です。
日経ビジネス記事参照

単なる一時的なシェア争いに終わる可能性があります。

どうしたらスーパードライを購入する層を切り崩すか。

僕はスーパードライの牙城を切り崩すものはビールではないと思います。
それはビール風飲料です。

徹底的にスーパードライと同じ味を第三のビールで再現する。
それがスーパードライを崩す秘訣です。

(理由)
・味が似ている。
・税金が安い。(価格が安い)
・スーパードライを飲んでいると、途中で第三のビールを飲んでいる気がするときがある。(ドライのキレが、ビールのコクを薄める味になっている)=ビールでなくても良い。
・定年くらいの人が主なスーパードライの愛飲者である。
・物価上昇でさまざまな商品が上昇してきて、代替品があれば変更するキモチが消費者に発生してきている。
・代替品に変わることにより、ビール飲料の総量がアップし、ビールのシェア自体も上昇する。
・健康志向商品にできれば、さらに良い。

「ザ・ゴールド」という中途半端な商品を出さないで、しっかりしたマーケティングを行い、どこに需要があるのかを考えるべきです。(しっかりとしたマーケティングをした結果、出したのかもしれませんが。笑)





コメント
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