障害者の方々の就労支援が目的の洋菓子専門店「ラポート」

昨日、東京駅で聴覚障害の方が店員をしている洋菓子専門店「ラポート」をみました。東日本キヨスク株式会社（ＪＲ東日本グループ）が運営している会社です。

聴覚障害者が接客できるようにタッチパネルが設置してあり、こまらないようになっています。

「接客にこまらないのかなぁ」と思いましたが、今までキヨスクでモノを買った時に店員さんと話をした経験が、ほとんどありません。

会話する必要がないのです。

駅でモノを買うときにもっとも重要なのは、迅速に処理をしてもらうことです。

商品をとってお金を渡す。この処理が迅速かつ正確に取り扱ってもらえれば、十分です。

このような就労機会の提供の試みは、とてもすばらしいことだと思います。

さまざまな業種でアイデアを出していけば、まだまだ就労機会の提供がはかれると思います。

以下、リクナビの求人資料からの抜粋です。

聴覚障害者のみで洋菓子店を運営しています。

東京駅及び有楽町駅構内で営業している洋菓子専門店「ラポート」は、障害者の方々の就労支援が目的です。 スタッフ全員が聴覚障害者ですが、「対面販売は難しいのでは」という当初の不安は、本人の努力と周囲のサポートによって解消されました。音声案内つきタッチパネルや筆談機を利用し、お客様とのコミュニケーションはスムーズです。トラブルや非常時にも対応できる仕組みを導入するなどバリアフリーの実現で障害者の方が安心して働ける環境になっています。「ラポート」の成功は、障害者雇用の拡大という使命を通じて、当社が今後も社会に貢献する大きなステップなのです。