和田誠が描いたジャズマンのポーレイトに村上春樹が文をよせたもの、第2集。
すぐ読めてしまう。でも、村上春樹、随所に光る部分がある。
ハンコックについては
「ゼロから何かを創り上げる音楽家ではなく、・・その時代その時代の状況を積極的にインテイクして、・・光源としての役割を果たす人ではない」
リー・モーガンについては
「最初のうちはそのスピードやコントロールの良さに惚れ惚れとするのだが腰を据えて聴き込んでいると、やがてちょっと待てよ、と言う部分が出てくる。・・・マイルズ・デイビスやクリフォード・ブラウンの音楽のように、どれだけ深く聴き込んでも滋味が薄れないというものではないのだ、残念ながら」
そしてオーネット・コールマンは
「こんな素直でユーモアに満ちたものだったんだ」
いやぁ、まったく、そのとおり!
すぐ読めてしまう。でも、村上春樹、随所に光る部分がある。
ハンコックについては
「ゼロから何かを創り上げる音楽家ではなく、・・その時代その時代の状況を積極的にインテイクして、・・光源としての役割を果たす人ではない」
リー・モーガンについては
「最初のうちはそのスピードやコントロールの良さに惚れ惚れとするのだが腰を据えて聴き込んでいると、やがてちょっと待てよ、と言う部分が出てくる。・・・マイルズ・デイビスやクリフォード・ブラウンの音楽のように、どれだけ深く聴き込んでも滋味が薄れないというものではないのだ、残念ながら」
そしてオーネット・コールマンは
「こんな素直でユーモアに満ちたものだったんだ」
いやぁ、まったく、そのとおり!