にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

キップ・ハンラハン「A Thousand Nights and a Night 」

2006年04月17日 | ジャズ、音楽
ヤフオクにて入手、送料等込で1828円也。
ずっと前から気になってた音楽家、先日の菊地成孔のCDガイドブックにも載ってた。
ラテン・パーカショニストではあるが、全曲演奏せずに、プレーヤーと言うよりプロデューサー的にリーダーアルバムを作り込んでるらしい。

夜の音楽です。全部聴くと、深夜の嫌な闇を感じて、疲れます。ドン・プーレンなんかが熱いプレイしてますが、沸騰しきらずにラテンパーカッションがクールに響きます。

このアルバムのつくり・雰囲気、菊地成孔の「南米のエリザベステイラー」に似てます、というか後から作った菊池は視野に入れてたんですね。

ジャズに分類されるのだろうかな?この種の音楽の造詣がなく、わ~い大好きとはならないが夜中に聴いてしまい、どよ~んとなるにはいいかも・・・
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日本酒~小林酒造「当別酒」

2006年04月14日 | 日本酒
北の錦の小林酒造の特別純米原酒、精米歩合55%、日本酒度+3、アルコール度数約17~18%。一升瓶2500円。
当別町で作った低農薬米「初雫」を原料に使用した、加水していないので、強い旨味と濃醇な味、トロッとした飲み口でけっこう酸味があり、最後は切れる。最近は端麗辛口よりこんな濃厚うま口が好みです。

北海道の米、水にこだわる小林酒造は内地米から道産米にシフトして行くらしい。
地球温暖化により、米栽培の最適地は北上しつつあるので、北海道の米はもっとうまくなる。
そして米と寒い気候で北海道の酒ももっとうまくなる?
地球滅亡のあだ花として、北海道の酒がうまくなるのでしょうか?

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佐々木伸彦トリオ

2006年04月13日 | ジャズ、音楽

4月12日 札幌くう
佐々木伸彦(g)Trio 瀬尾高志(b) 川中健治(ds)
4月の慌ただしさの中、ライブ聴きたくなり、また前にアガルタ師匠が誉めておられたこともあり、くうに行った。

佐々木ギター、出だしから不穏です。
万人受けする「ご機嫌なジャズギター」も当然弾けるけどそんなことはしません。
奏法のことはわからんですが、スリリングで怪しげなフレーズがだんだん気持ち良くなっていきます。

アンプ使わず生音で演奏する場面も多々あり、ベース、ドラムも音量抑え気味。でも瀬尾ベースはやっぱり熱演!

アガルタ師匠もおみえになってたが、「佐々木ギターが札幌で一番好きかも」とおしゃってた。
このトリオ、要注目です。
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酒井智己「はじめてつくるパワーアンプ」

2006年04月12日 | オーディオ
以前店頭で見て、気になってた本が図書館にあったので借りてみた。
電気の理屈知らなくても1万円位でアンプが作れるという。

作るアンプの全体像がおぼろげで、この本だけでほんとに作れるかどうかわからないけど、なんかその気にさせる。

最小限のパーツ構成なので小さくて簡単でも音は良さそう。
基本的な素子は同じというし、こんな構成でいい音出るとするなら、あのアホみたいなハイエンド機器の意味がなくなりますね。
作ってみようかな・・・
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歯医者

2006年04月12日 | 日々のこと
虫歯ではないが、詰め物が減ってきたせいか、舌にあたりいずいので、高校の同級生の歯医者に行った。
今まではなんか照れ臭いのと、人間を知ってるのでいまいち胡散臭い(ごめんS君)ことがあって、掛かったことがなかったが、友人達が丁寧にやってくれるよというので、行って見た。

「ストーンズ行ったか?」なんて気楽に話しかけてくるが、元々歯医者嫌いでドキドキしてるし、友人にされるのはやっぱり照れる。

彼の経営方針は、年中無休、予約不要、9:00~21:00まで、昼休みなしという患者の利便を考慮したものである。
場所も便利(マツモトキヨシのビルの9階)、駐車場(大通り地下P)も完備、内装もおしゃれで、スタッフもなかなか対応がよろしい。
だいたい歯は休日に痛み出すことが多く、勤め人は日中は通えないので夜間診療する歯科は増えたとはいえ、ありがたい。

歯科オムニデンティックス
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村上春樹「意味が無ければスイングしない」

2006年04月11日 | ジャズ、音楽
「ステレオサウンド」誌に連載されていた音楽エッセイをまとめたもの。
ジャズは、シダー・ウォルトン、スタン・ゲッツ、ウィントン・マルサリスの3人。

おらに馴染みのないシューベルトやフランシス・プーランクについて語られても、とっかかりがないのがちょっとつらい。
文を読んで聴いてみようとまではいかなかった。

ウィントンについてはタイトルが「ウィントン・マルサリスの音楽はなぜ(どのように)退屈なのか?」
 う~ん、ウィントンの微妙さ、なかなか言い当ててますね。
それでも「キース・ジャレットの音楽の胡散臭さよりは、ウィントン・マルサリスの音楽の退屈さの方を、ずっと好ましく思っている」と言ってる。(キース嫌いなんですね)

思えば、デビュー作「風の歌を聴け」でスタン・ゲッツのことが書かれていて作品全体にもゲッツの甘い退廃的なトーンが流れてるように感じて、夜中にゲッツを流してた。
あれから30年、いまやノーベル文学賞の有力候補だなんて・・・

シューベルトの章で
「何かを生み出す喜びというのは、それ自体がひとつの報いなのである」
創作する人間ならではの言葉ですね。
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エルメート・パスコアール 「神々の祭り」

2006年04月10日 | ジャズ、音楽
ブラジルの奇才。マイルスの「ライブ・イビル」にも参加、一昨年来日し、ユニークなステージで健在ぶりを見せてくれた。観た友人が凄くよかったと言ってた。
ちなみに最近(去年?)観たウェイン・ショーターは悲しくなったそう・・・確かな耳の持ち主なので、ショーターが黄昏ているというのを知るのは辛い・・・

アマゾンで中古総計1820円でゲット。92年作。

大統領の演説にメロディつけたり、動物の鳴き声を使ったり、「ラウンドミッドナイト」やったりパスコアールワールドが展開される。面白いけど賑やかで落ち着かないフュージョンかな・・・

奇才呼ばわりされてるうちは、本物としての評価を受けていないことなんでしょうね。(あくまでおらの評価としてですよ、ブラジル音楽を評価するモノサシなんて持ち合わせてません・・)
ローランド・カークやザッパを奇才呼ばわりするのは、ほんとは好きじゃない人だとおもってます。
変わってて、面白いけど心底同調してないとき、「奇才」という表現で留保するのでしょうか。
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ラグドール~鳥来ない

2006年04月07日 | 
いつも窓辺でバードウオッチングしてるけど、春になっても
鳥来ない。
梅の木にうそ来ない、すずめもいない。
からすだけ・・・
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和田 誠 村上 春樹「Portrait in Jazz 2」

2006年04月07日 | ジャズ、音楽
和田誠が描いたジャズマンのポーレイトに村上春樹が文をよせたもの、第2集。
すぐ読めてしまう。でも、村上春樹、随所に光る部分がある。

ハンコックについては
「ゼロから何かを創り上げる音楽家ではなく、・・その時代その時代の状況を積極的にインテイクして、・・光源としての役割を果たす人ではない」

リー・モーガンについては
「最初のうちはそのスピードやコントロールの良さに惚れ惚れとするのだが腰を据えて聴き込んでいると、やがてちょっと待てよ、と言う部分が出てくる。・・・マイルズ・デイビスやクリフォード・ブラウンの音楽のように、どれだけ深く聴き込んでも滋味が薄れないというものではないのだ、残念ながら」

そしてオーネット・コールマンは
「こんな素直でユーモアに満ちたものだったんだ」

いやぁ、まったく、そのとおり!

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フランク・ザッパ「グランドワズー」

2006年04月06日 | ジャズ、音楽
甲乙付けがたいが「ホットラッツ」よりこっちの方が好きです。
より大きなバンド編成と、ストーリー性のある仕上がりのアルバム。
後半の2曲「Eat That Question」「Blessed Relief」が気に入ってます。
名のあるジャズプレイヤーよりザッパの作品のトロンボーンにしびれるのはどうしてでしょう。

昨日joefreeさんから教えていただいた、未発表音源は確かにアマゾンで予約受付していた。
なぬー、限定1000枚!3990円也!(おらのCD購入費3枚分!)
さあどうしよう・・・

コメント (2)
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