ここ数日、スタン・ゲッツの初期作をヘビロテで聴いている。
24歳にして、円熟完成されている。(ジャンキーとしてもムショにぶち込まれる寸前。)
LP普及前の短時間録音だけど、それ故凝縮度が半端ない。
曲のメロディとアドリブがシームレスにつながり、全部が周到に作曲されたような演奏。
古くてナロウな録音さえも、主人公にスポットが当たるための効果に思えます。
何回聴いても飽きません。
村上春樹の初期三部作を読むときのBGMには本作がピッタリだと思う・・
と言うか作者が言ってたような・・
村上春樹はだいたい読んでおります。
近作の「騎士団長殺し」はコロナで隔離された時用に読まずにとってあります。
ワクチン打ち終わったら読みましょうか・・
ちょっと重くなった近頃の村上春樹より軽妙で浮世離れした初期のほうが好きです。
ゲッツ聴きながら、「風の歌を聴け」を読む夏の午後・・いいかも。
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