にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

サリフ・ケイタ「AMEN」

2006年05月12日 | ジャズ、音楽
先日の東京ザヴィヌルバッハの時に、ジョー・ザヴィヌルにちょいと注目と発言した手前、ザヴィヌルについてネットをのぞいたら、ヤフオクでこのアルバムに遭遇。安かったのでゲット、総額908円也。

「黄金の声」を持つマリ共和国出身のスーパー・スター、サリフ・ケイタ、ザヴィヌルがプロデュースした92年作品。
おらもついにアフリカ進出!

ザヴィヌルばかりじゃないです、買ってから判ったのですがウェイン・ショーター、カルロス・サンタナも参加。
(このメンバーなら積極的に買い?)

ウェザーリポート解散後の初共演ではあるが、ショーターは1曲のみの参加で、まぎれもなくショーターですが、たいしたことなかった。後からかぶせたのかな、サンタナどこにいるかまだちゃんと聴いてません。

ザヴィヌルサウンドとサリフ・ケイタの唄がとてもよくマッチして、まとまりの良い作品。
作品全体がザヴィヌル(欧米人)からみたアフリカ音楽色が強い、まさにウェザーリポートの延長線上の音。
聴いてもザヴィヌルサウンドの1バリエーションの域にとどまるかな。
サリフの”素”の部分は別のアルバム?

この作品を肯定的に評価した上での話ですが、アフリカ系音楽の、どうもこの「ワールドミュージック」的なバックコーラスが、なんか胡散臭く聴こえてしょうがない。(NHKのドキュメンタリー番組のバックで流れてそうなやつ)
人間がひねてきたせいかな。けっこう好きだったはずの沖縄ものも、最近鼻につく。
”泣きなさぁい~、笑いなさぁ~い”と聴くと腹が立つ。

アフリカや南の島には「悪い奴はいませんよ~、楽園ですよ~」
「けっ!不良だらけの都会の退廃と官能だぜ!癒しなんて糞食らえ!」なんでしょうか?

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