他人の病気の話なんて、つまらないと思いますが、おら自身の備忘録も兼ねておりますのでお付き合いを・・
3/16 足の痛みは120%(痛みに攻撃される感じ)から100%(常に痛い)くらいに減る。
ちょうどピエール瀧のニュースがいっぱい流れ、自分も痛み止めジャンキーになった気持ち。
レントゲン撮影の為車椅子で移動、すっかり要介護状態、導尿管も外してもらえない。
食事もまだ、点滴生活、空腹感はなし。
聴力もダウンというか、変な付帯音が聞こえる。
嫁の声が、「音声を変えた人」のように聞こえる、音楽も楽しめない。
3時間で痛みで目が覚め、小刻みに寝ることに慣れたのか、夜の長さをなんとか克服しだす。
(人間は何にでも慣れるのか?)
3/17 医師にも、看護師にも足の具合しか聞かれない、けっこう腸取ったのに・・・
日中はごまかしがきくようになったので、導尿管を外してもらう。
抜かれるときの、微妙な感じ。
尿の締りもいまひとつの感。
首、肩、背中が凝りだす、というか痛いくらい。足も痛ければ・・・
嫁に百均の背中押し棒を買ってきてもらう。
3/18 食事開始、五分粥から。空腹感はあまりないが、”味”に飢えている。
薄味の病院食をじっくり味わう、うれしい~攻撃的痛みは無くなるが、足はまだ・・
起きていれば、肩首背中が、寝ると足が痛い。
夜は痛み止め点滴、3時間で目が覚め、小刻み睡眠、合計6時間確保できれば・・・
3/20 NHKの「美と若さの新常識SP ストレッチで めざせ美スタイル」という番組で”筋幕はがし”
というのを知る。
自分の背中をつねりまわすと、痛みが激減。結局”こわばり”だったのか。
これで背中ピキッとやることも無くなるかも。
耳は回復、音楽を聞くと、やっぱ元気出る。
点滴チューブが外れたので、経口の痛み止めに。
3/21 食事は七分粥に。
腹は順調、足はまだ・・
睡眠導入剤で、眠りを確保することに。
それでも3時間で一度目が覚める、でもその後の睡眠が長めに。
3/22 食事は粥半分に。前日まで丼一杯だったのが、半分しかない。
「看守さ~ん、メシがぁ~」と言う思いが・・病院だった。
びっこをひくが歩ける、階段もなんとか。
そうやって歩いていると看護師さんから「大丈夫ですかぁ~」と声をかけられる。
ベッドにいても、定期的に声をかけられる。
業務ですから当然だが、日頃そんな声を掛けられる経験がないので、「惚れてまうやろ~」状態。
優しくされたくて弱い患者を演じる・・看護慣れするとこうなるのか、そろそろ退院の潮時か?
3/23 足の痛みは、ほんとに少しずつしかよくなっていない。
腹の方は順調、病理検査の結果がまだなので、判明するであろう月曜日に退院することに自分で決めた。
3/24 最後になってようやく、音楽・読書三昧を楽しむ。
3/25 病理の結果は、セーフ、ガンではなかった。
腸に対する今後の治療は不要とのこと。
夜になると足の痛みが増し、睡眠導入剤と痛み止めは欠かせないが、家に帰れる。
猫に会える。