長年ジャズを聴き、周辺のブラックミュージックも”ほどほど”好きだと思い込んでいるが
アレサ・フランクリンは1枚も無いし、マービン・ゲイも「What's Going On」1枚で済ませていた。
amazon見たら、10円!(送料350円)だったので、ついポッチ。
「What's Going On」のような社会性は一切ない潔い(?)性愛唄集。
これはこれでいい。
ただメインシステム(カスタムDAC~金田式プリアンプ~アダムF7)で聴くと、分析的過ぎて
夜の店に日光が入ってしまった時のようなチープさを感じてあまり楽しめない。
サブシステム(DVDプレーヤー~中華デジタルアンプ~フォステクスFE103スパイラルホーン)で聴くと
丁度良い具合に作品の意図した世界が広がる。
こういうのは夜中にせいぜい中音量で、薄暗い部屋でちびちびやりながら、できれば女性を・・・
先日、キャビン大阪屋のオーディオフェアーを30分だけのぞいた。
クリプトンのスピーカーが、バイオリンのボディを感じさせ、密閉型ながらオーケストラのスケール、各楽器の分離
が素晴らしかった。見た目、地味な2ウェイだけど現代のスピーカーの力を感じた。
但し・・音源が試聴スペシャル。(メーカーのデモですからねえ。)
いいオーディオでいい音を追求しだすと、どうしてもスペシャル音源にいってしまうのは分かるのだが、
スペシャル音源は中身的に”クソ”なものが多い(おらの偏見、私見)。
そーゆーの音質が悪くても聴けますかあ?
”音質”故に聞きたいというのも”あり”ですけどお・・・
趣味だから人それぞれですが、おらはオーディオはあくまで”好きな音楽”を聴く為の道具であり、
道具を楽しむために音楽を聞くことは控えたい。
マーヴィン・ゲイを楽しめないメインシステムは少し危険領域に入っているかもしれない。
機器のクオリティを向上させるより、音源にあった表現が大事・・
こっちの方が難しいか?