にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

メインクーン猫ふくも

2016年12月12日 | 

最近固形物を食べなくなっていた16歳のメインクーン猫ふく。
12/8 日々、衰えが進み飲まず食わずになり寝たきり状態。
         咥内の調子が悪いらしく、かりかり歯軋りをしだし、血交じりの赤いよだれを垂れる。
12/9 寝たきり、時々泣き声を上げる。鳴くことにもかなり体力を要している感じ。
   辛くて鳴いているように思え、楽にしてやりたくなる。
12/10 泣き声をあげることもせず、眼も開いたまま、声をかけるとかすかに眼が動く。
   前足が時折ぴくぴく動く。
   呼吸の動きも少なくなり、数秒おきに「はっ!」と口を開ける。
   徐々に呼吸の動きが低下し、やがて止まる。

12/11 大雪に覆われた庭に穴を掘る。
   地面はまだ凍っておらず、土はサクサクと掘れた。
   死骸をスーパーからもらってきたきゅうり用の段ボール箱に入れようとしたが
   死後硬直しており箱の片側を伸ばして何とか納める。
   それにしても軽い。体のエネルギーを燃やし尽くして亡くなったことがわかる。
   花は無く、餌を添えて埋める。


最期が辛そうだった。
苦しさから開放されたというほっとした気持ち。

11/2にアビシニアン猫ねおが逝き、12/10にふくが逝った。
賑やかだった3匹体制が、あっと言う間にラグドール猫おくまだけになるとは。
悲しみはあまりないが、不存在に慣れることに時間がかかりそう。

コメント (2)
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