取引先の新年会の帰りに酒気帯びで寄った大阪屋。
酒の勢いで4枚も買っちまった。(全部中古盤ですけど・・)
ヨーロッパ最高ドラムのロマーノがリーダーのボサノバボーカル作品らしい。
で、聴いてみたらロマノ自身がメインボーカルで、あれれ~太鼓は一切叩いてませ~ん。
ジャケットの写真の遊び人風のスキンヘッド親爺が、ちょいと洒落で唄ってる感じ。
最高のバック陣、音質も良好、”味のある唄”ということでしょうか、ヘタでもないけど上手くもない・・・
ネット見たら、こんな記事が
「ロマーニが声帯ガンに冒されたものの奇跡的回復し、声の出るありがたみから歌を歌おうとしたことです。
これを解説に書かないと、ロマーノがドラマーとしての知名度から悪ノリして、歌まで歌うのかと誤解される恐れがあります。」
おっと、確かに誤解した・・・
エピソードを知ったことで、深く味わうべきなのか?
こういった裏話もジャズの楽しみのひとつであり、本作の価値も違ってくるかもしれないが、
知らずに聴いた正直な印象も間違ってないし・・・
うむむ、ボーカル作品としては”並”(副業感たっぷり)だけど、エピソードを知ることで重みの増した作品。