にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

キャストロン

2010年06月28日 | オーディオ
第3回ジャズオーディオ鑑賞会で試聴できた鋳鉄製エンクロージャースピーカー「キャストロン」。
とてもいい音だったので記事を別立てにしました。

旭川のマンホールの蓋を作ってる鋳物屋さんが、その技術を使って開発したスピーカー。
鉄の箱というイメージとは裏腹に艶と透明感のある中高音、量感がありながらしまった低音、はっきり言ってJBL4348よりこっちの方が好きだなあ。

16㎝2ウェイで1本12万円となかなかのお値段ですが、関井さんが本物と太鼓判を押していたので、間違いのないものでしょう。
我が家にはもうこれ以上スピーカーは持ち込めそうにないけど、魅力的ですね~

片チャンネルだけでも100㎏はあるバカ重いスピーカーを旭川から運んだメーカーの臼井社長は「音楽好きの自分が聴きたいスピーカーを作っただけだ」と言ってました。
これからのオーディオは大手メーカーのサラリーマンによる商品ではなく、こういった志のある人達による作品を楽しむ方向になるのかな。
産業としての規模は小さくなるだろうが、趣味としての豊饒な世界が案外拓けるのかもしれない。
コメント
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