にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

アーチー・シェップ「A SEA OF FACES」

2007年03月28日 | ジャズ、音楽
新カートリッジが嬉しくて、LP聴きまくりキャンペーン(?)で久々に登場したアルバム。
いまやヴィーナスレコードからバラード集を数枚リリースし、昔日の闘士の面影が全く見られないシェップ。
というかシェップは元々闘士なんかじゃなくて、ウケ狙いのエンターティナーですよね。これは全然悪いことではなく、フリースタイルで演奏してても、きちんとプロの仕事としてやってような気がします。
(でも、バラードばっかりというのはどうもなあ・・)

1975年8月録音のイタリアのブラックセイントレーベル、けっこう面白いレーベルでしたね。
デイブ・バレル(p)キャメロン・ブラウン(b)ビーバー・ハリス(ds)等。

何と言っても1曲でA面全部をおさめる「hipnosis」がいい。
同じフレーズをしつこく繰り返し、うねるようなどろどろ加減がたまりません。
フリーキーだけどやってる事は割りと単純なせいか、当時付き合ってた彼女も何故かこのくどい音楽を気に入ってました。(お~青春の思い出・・元気かなあ)


コメント
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