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にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

日本酒~「北海道の地酒 千歳鶴 純米」

2006年12月21日 | 日本酒
札幌唯一の蔵元。道内最大手の酒造メーカーで、みそやワインも作ってる。工業的に大量生産してきたイメージがあるが、道産米を使ったり、商品開発(ジンギスカンにあう酒、ロック用の酒)、ミュージアム(定例ライブやってる、偉い!)を開設して頑張ってる。

生協で1000円弱で購入。
北海道の酒米「吟風」を100%使用、精米歩合60%。
ちょっと深みに欠けるが酸味のある辛口なので、食事のお伴にはいいです。
日常のお酒としてはこれで充分ですね。たまには地元のお酒も飲まないと!

『 千歳鶴の仕込み水は中硬水。地下約150メートルから汲み上げる水は、おそらく200年ほど前の雪解け水だという。
 地価の高い札幌の街中で今でも頑固に酒造りをしているのは、「鉄やマンガンが少なく、カリウムやカルシウムが適度にあるここの水が最高だから」と、千歳鶴の佐藤杜氏は胸をはる。』という記事がどっかにありました。
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日本酒~大信州

2006年12月11日 | 日本酒
長野の酒。仕込み、搾り方、原料、季節毎に多彩なヴァリエーションの商品を出している意欲的な蔵元で、マニアには堪らないでしょうが、おらには少々めんどくさい。

精米歩合60%の山田錦を使った厳選純米酒とラベルにあるが、純米吟醸の表示もある。
燗にも適してるとのことで購入。

まずは冷で、米の味がしっかり、辛口やや酸味、いい意味で水っぽくひける。きちんと作った純米吟醸であることはわかるが、何か物足りなさを感じる・・

あまり純米吟醸を燗して飲みませんよね?
でも燗してみると、口内に香りと同時にふわっと酒本体もひろがり、すきっと切れる。とろっとしたボディがないので、あんまり濃い料理には向かないけど、抜けのよさと、何と言っても酔い心地がいいです。飲んだ途端にぽぉっと暖かくなり、食後にはもう醒めてる感じがいいです。
味の区別がつかないおらですが、アルコール添加した酒、本醸造でさえ具合悪くなるので純米酒でなければだめなんです。
極めて酒に弱い男の日本酒感想文、あまり当てにしないで下さい。

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日本酒~梵Gold

2006年11月20日 | 日本酒
蔵元は福井県鯖江市の加藤吉平商店。
精米歩合50%の山田錦を使い、マイナス10℃で熟成させた純米大吟醸酒。無濾過なのでうっすらと山吹色をしている。

蔵元は和食ばかりでなくチーズやバターにも合うと言ってるが、おらには甘くて、お食事酒にはなりません。
甘口のデザートワインみたいですね。夜な夜なちびちびやるにはいいです。甘いけどスッとひけるのがいいです。ああもう半分飲んでしまった。

きっと試飲したら、甘くて敬遠したに違いないが、買って飲み始めたらがばがば飲まさるお酒。
ワインでもフルボディのタンニンの渋さばかりでなく、アウスレーゼやアイスヴァインなんかの甘味を楽しむ方向もあるわけですから、梵の行き方もありなのでしょう。

蔵元は精米歩合15%の吟醸酒を作ったり、壜・ラベルのデザインも凝り、ロックの飲み方を勧めたり、海外に広めようとしたり、いろいろ工夫努力をしているようです。


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日本酒~雪しずく

2006年10月27日 | 日本酒
長男に車を届けた時に、豪雪うどんと一緒に買った。
豪雪うどんはつるっとした食感でなかなか美味でした。

倶知安の二世古酒造の特別純米酒、精米率55%。
倶知安はニセコや羊蹄山の水に恵まれ、また有名な豪雪地であることが酒造りに適しているのでしょうか?

常温で飲むと酸味が強く、すっきり切れがいいが、味わいがほとんどない。
冷やしてみたら、味が変わった。とろっとした口当たりになり、水がいいのかすっと切れる。
料理にまけない酒だが、やはり酸味が・・・個性的な酒ではある。

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日本酒~石鎚「無濾過純米、槽しぼり」

2006年09月14日 | 日本酒
愛媛のお酒、石鎚(いしづち)4合で1300円位。

近所の酒屋「裕多加」で買った。
いろんな土地の酒を飲みたいので、常に知らない銘柄にチャレンジするのですが、品揃えが豊富過ぎていつも迷ってしまう。
で、結局決め手は値段の安さ(出ましたビンボ症!)。
この店に並んでいるというだけで基準クリアしてるし、試飲したって味の違いと値段は関係ないもんね。
例えば久保田の万寿と百寿、どっちもおいしいもんね。違いだってあまり・・・


酒は搾り方でも味が変わるのですね。
槽(ふな)しぼりとは
『伝統的な日本酒の製法では、酒袋に入れたモロミを「槽(ふね)」または「酒槽(さかぶね)」と呼ばれる木製の細長い箱に入れ、上から圧力をかけて搾る。槽は古来、木製だったが、ステンレスやコンクリート製のものもある。最近は自動モロミ圧搾機が多く使われ、酒槽はますます貴重なものとなっています』だそうです。

どろりとした口当たりで味も濃く重い、喉を過ぎるとすっと消える。
口に入れた途端にふわーっと消えるよそ行きっぽい大吟醸もいいけど、近頃は、酒ってのは米のエキスだぞ~というこだわりの純米酒が地に足が着いた感じで良い。
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日本酒~発芽玄米酒「むすひ」

2006年08月25日 | 日本酒
西野を通った時、五人娘の文字が目に入り、「まほろば」という店に入ってみた。
自然食品の専門店で体に優しいこだわりの商品が並ぶ。

勿論おらもできるなら、安心、安全、健康的なものを食したい。
でも、このお店がどうこうではないのですが、「けっ!夜食にカップめん食って、ビデオ見ながらスナック菓子とコーラじゃ、どうせチクロやサッカリン食って育った人間じゃい!」と攻撃的なすさんだ気持ちが湧いてくるのは何故でしょうか?

なんてこと考えながら、冷蔵庫に日本酒が並んでいるのを見ると、健康志向なんかより快楽嗜好が頭をもたげてきまして、嫁にねだって、この酒を購入。

五人娘が主銘柄の寺田本家が、精米せずに玄米で作った酒。(製造工程は寺田本家のホームページを)
五人娘は昨年浜中の宿で飲んだ。口当たりがよく、うまみの強い酒だったと記憶している。

日本酒では無いのですね、ラベルには雑酒と表示されている。
火入れしていないので、酵母が生きており発酵し続けており、発泡している。
きつめの炭酸と酸味、複雑な味。ブルーチーズのような風味も感じる。

普段飲んでる日本酒は米の雑味を如何に取り除くか、磨きに磨いて米の中心部のみを使うことで純米だ吟醸だと騒いでいるが、この酒は全く逆、不思議な味わいです。

能書きには「健康云々」とあるが、おらやっぱり普通の酒の洗練度をとる。 
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日本酒~しそ焼酎「鍛高譚」

2006年08月17日 | 日本酒
今回は日本酒ではないです。焼酎です。「たんたかたん」と読みます。

友人のすすめで購入。
釧路の隣町、白糠町でとれる紫蘇を原料とした焼酎。旭川の合同酒精が商品化。
札幌ならそこらへんのスーパーで売ってます。800円位。

ほのかにしその香り・味がする、さっぱりした飲み味。
甲種と乙種を混合しており、これで味わいとすっきり感のバランスを取っているのでしょうか。

嫁はあまり好きではないという、紫蘇そのものがいまいちとのこと。(これじゃ、しょうがない)

冷たい方がいいかな、ロック・水割りで料理にも合うし、カクテル風にしてもいける。
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日本酒~「英勲」

2006年07月22日 | 日本酒
奈良の梅酒の次は、京都伏見のお酒。
ラベルの猫の絵で購入(子供か!)
伏見というと、日本酒をだめにした大手メーカーのマイナスイメージがあるが、飲まずして偏見を持ってはいけない。

精米率60%の純米生酒。
口に含んでる間は濃醇で米の風味、とろみがあり、味わい豊か。飲み込んだ直後のキレの良さは格別。ほんとに何事もなかったような、すっきりした後口。
う~ん、これはいいかも!辛口好みの嫁も、「これはおいしいお酒ね!」と絶賛。

齊藤酒造は明治28年の創業というから、京都においては古い蔵元ではないだろうが、懐が深いぞ京都伏見!
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日本酒~梅乃宿「鶯梅」

2006年06月30日 | 日本酒
日本酒ではありません。奈良県葛城市の日本酒の蔵元が精米歩合50%以下の日本酒をベースに漬け込んだ梅酒。
どっかのCMではないけど、さらりとした味わい。
ほとんど日本酒の味はしません。口当たりが良いのでガバガバ飲むと、しばらく後から酔いが回る、カクテルのようなやばい酔い心地。

我が家も毎年、梅の実が成り梅酒や梅干を作っていたが、梅の木が衰え花も半分しか咲かなく、実もほんの僅かしか成らなくなってしまった。
僅かの実でも、今年は日本酒ベースで漬けてみようかな。
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日本酒~小林酒造「当別酒」

2006年04月14日 | 日本酒
北の錦の小林酒造の特別純米原酒、精米歩合55%、日本酒度+3、アルコール度数約17~18%。一升瓶2500円。
当別町で作った低農薬米「初雫」を原料に使用した、加水していないので、強い旨味と濃醇な味、トロッとした飲み口でけっこう酸味があり、最後は切れる。最近は端麗辛口よりこんな濃厚うま口が好みです。

北海道の米、水にこだわる小林酒造は内地米から道産米にシフトして行くらしい。
地球温暖化により、米栽培の最適地は北上しつつあるので、北海道の米はもっとうまくなる。
そして米と寒い気候で北海道の酒ももっとうまくなる?
地球滅亡のあだ花として、北海道の酒がうまくなるのでしょうか?

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