リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

お調子者

2008-12-11 22:29:44 | コーヒーブレイク
 人間、興奮すると頭も早く動くものです。早く動くとは神経組織が活発になることなので、運動作業や記憶をつなげることなどには大変よろしい。興奮するとは、喜ぶとか怒るとか、そんなときですね。

 もっとも頭は早く動けばいいというものではなくて、喜ばしいときなどは、その喜びの先にある将来状況イメージが頭のほとんどを占めてしまいます。そうすると、それ以上の神経継策作業は中断。仮に間違っても気づくことができません。必然的に、結果はペケ。

 こうゆうのをお調子者と呼びます。世の中この種の人間がおりまして、ほんとは多分人間の1割くらいなのかなあ。私がそうなので世の中全員ではないかと思われよくわかりません。

 私の場合、「タスクができたといっても間違えてるから信用するな」と周りに触れ回って、誰も信じないようにしてもらってます。できたできたと喜んでそのうち白けてくると見直し、誤りを2,3個発見しますので、そこで周りもようやく「できたな」と思う。

 で、竜王戦第6局。ひいきの渡辺竜王が羽生を負かしまして3連敗後の3連勝。7番勝負なので何日か後の第7局で勝ったほうが次回竜王です。私の予想に反して健闘する渡辺君。羽生も頭がおじさん化してきたような。
 でも、私が渡辺君ならもう喜んで勝った気になって、それでアウトだなあ、って話で。
 勝負事は、試験でもなんでも、精神の問題ですよ。舞い上がれば頭は早く動くけど、それではまっすぐ進めばいいときしか勝てない。

  がんばってね。


      (このくずトラックバックどうしようかなあー 普通のがもっとたくさんあれば、速攻消シなんですが ↓)
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