リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

血圧的中間報告

2011-03-26 20:41:01 | その他
 さて、これは恒例トップページ変更(汚い記事の後を当たり障りのないもので埋めて、一見きれいにすること)
 先日、突然私の血圧が高くなったことを報告しましたが、その後、ストレスの減少を受けて、収縮期血圧(上の血圧)が元に近く減少しました。
 ストレスというのは人に攻撃的な体勢を作って血圧を上げるようです。
 で、どうもストレスが直接に影響するのは下の血圧(=拡張期血圧。これは相変わらず高い)のようで、私的にも、ストレスが減ったようでもいまでも怒りっぽいので、いったん生じたこの機制は、ある程度時間をおかないと身体の通常反応から消えないようです。

 というわけで、時間をおけば消えるならそれはそれで一つの結論ですが、このまま常駐するなら、また別の仮説を提示することとなります。
 数年前、ストレスと血圧の関係というアメリカの最新論文を読んだことがありますが、これがなかなか証明できない。人の心なんてわかりませんからね。それを百人ばかり連れてきて実験するのですが、分からないものを寄せ集めても分からないというのが正直な話です。
 まあ、この前も言いましたが、どっちでもいいことだから。

 なんてくだらないことをいってますが、なんせ震災ですし。
 この3週間、本なんて7,8冊しか読んでないかんじで。(普通は3週間で21冊以上)
 とにかく、いきつけの図書館が地震で閉まってしまったし。ていうか、そんな気にならなかった、ってわけですが。
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共同性への断片

2011-03-25 21:47:30 | 断片

 共同性、つまり、
「あの人も私と同じ(人間)だ」
という認識、あるいは規範は、人間にとって、人間的に生きる前提だ、と思うんですよね。
 不肖わたくし、6冊の本で、しつこく言ってきたところですね。
 これを取り去ったところには、殺戮、虐殺、放置死、その他、人間が生きることに反する事態しか生じない。

 さて、ところで、
  『放射能がなんだって?』
  『インフルエンザがどうだって?』

 私とて長生きしたので自分のことは知っておりますが、このブログで私が怒り狂ってきた種々のことどもは、そうした共同性を否定する所作なわけです。
 
「おめえよお、金町浄水場とさえほとんど関わらない東京西部の人間が偉そうにペットボトルなど買いだめしくさって。おめえがアブねえとかいうんなら、福島の人間はどうだっていうんだよお」

 クズどもが。

 勝手に死ね。おめえらだけは、人間じゃねえ。


 (同時刻の注:あらあらまあまあ、そんなに怒っちゃって。だから酔っ払いは嫌い)

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40WLED充電電球

2011-03-20 21:35:00 | その他
 こんばんは。みなさんお元気ですか?

 考えてみればインターネットは全国区。そんなにたくさんいない当ブログの読者の方々にも被災地の方がいらっしゃったかもしれません。思い浮かばず失礼いたしました。
 といっても、今はインターネットなんか見れませんよね。今日に限らず失礼なことを申し上げますが、ご容赦ください(もちろん、本当に知ってる人がいれば言いません。みなさん黙ってらっしゃるから)。また、仮にいらっしゃったとして、これからのご無事をお祈りいたします。
 
 で、まずは、田老の堤防。
「田老地区(旧田老町)の堤防は特に高く、その高さは10メートル、長さは2.4kmに及び、別名「田老万里の長城」として観光名所にもなっている。」Wikipedia。

 当ブログにて既報の通り、津波がこれを突破した、と。
 
 いや、私儀、突破ったって、ちょっと上すり抜けただけだろ、なんて思ったのも知らぬが仏。
 昨日の朝日新聞に航空写真入りで報道されてました。
 木っ端微塵。
 
 おまえばかだな、木っ端微塵という形容は破壊されただけじゃだめだよ、ばらばらの破片になって初めて使える形容だよ、
 
 ってそのとおり、ばんらばら。
 若い方は新聞なんて見ないのでしょうからいいますが、底辺3メートル以上あるコンクリートの堤防が何百メートルにも渡って吹き飛んでばらばらになり、破片は海面にいくつもの岩礁となって残っている。
 
 唖然、、、
 唖然じゃないだろ、人間が死んだんだぞ、って、いわれても、とにかくなにも残ってないし、、、
 ここまで書いただけで疲れてしまった。
 
 島の越付近の20メートル石門も吹き飛んでしまったんだろうか、、、
 
 さて、ためになるブログ。
 話題は変わりますが、地震でサッシの錠が折れ飛んだので新しい錠を東急ハンズに買いに行ったところ(地震後6時に店がしまってしまうので休日でないと買えない)、3時間持つ充電LED電球というのを売ってたので買ってしまいました。ソケットに付けとくと充電されるそうです。3900円。
 電池買うよりましかな、と。
 今後、気温のいい時期を過ぎて、夏の(冷房需要による)計画停電で、3時間ならちょうど良いかと。
 そのうち、もっと制度的に、使い勝手の良い商品が出るでしょうけどね。
 
 
 さて、以後は、趣味者の、役に立たない発言。
 
 朝日新聞に吉本隆明が、「さてこのような危急存亡の折、大事なのは社会か個人か」、みたいな話を書いていました。
 昔の思想家、もう出番はないのが悲しいですね。
 彼氏いわく、マルクスは、個人を選んだとかね。
 マルキストのおめでたさですね。
 
 思想と状況とはまったく異なるということに、気づく必要もないマルキストたち。われわれ、個人しか考えないアナーキストとは到達レベルが違うね。
 
 残念ながら、個人を貫徹するためには、社会をそう動かす必要があるんだ。
 わかるかしら、誰も彼もが勝手なことを言っている状況。「個人」一般なんてものは存在しない、ってことがどうしてわかんないかね。存在するのは、首相であり、銀行頭取であり、トヨタの社長なのだ。
 誰も彼もが同じ権力(など持たない)者なら吉本が何を言ってもいいのだが、誰も彼もが、かたや権力者で、かたやホームレスなんだぜ。いくら耄碌してたって、六本木と永田町と山谷を巡ればすぐわかんだろう。年寄りの散歩でも、ものの3時間もかからないぜ。まったく。ちったあ考えろよ。
 
 究極の時期であればこそ、アナーキストは革命時、ボルシェビキと共闘する。もちろん、その後、アナーキストは「個人としては」ボルシェビキにに負けて死ぬのだが。それがわかってたってやるしかないときはやるしかない。
 
    いいよね、思想家はおめでたくて。
 
         あ、やっぱ2つくらい話題が飛んだ。
 
 
 
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救援 断片

2011-03-17 21:25:29 | 断片
 赤ちゃんに粉ミルクやれよ。

 なにが放射能だ。
 「中高年はガンでもなんでも影響ないだろ、中高年で(原子炉)義勇隊を作れよ」
って言えば、そんなのに乗るお人好しの中高年は何万人もいるのさ。
 年寄りをばかにすんなよ。
 おじちゃんも前から3人目になってやるよ。
 なにも夢じゃない。3日の休暇と、実働1日、危険地域5時間。これで文句があるか。

 とにかく、なんでもいいから、赤ちゃんに粉ミルクやれよ。

   ねえ、斎藤さん。


 注:60歳台人口 約1千万。いってもいいな、と思うやつ 1百万、実際いける(旅費がある等)やつ 1十万。それでホントにいくやつ 1万。計5万時間=2000日/人。

 注2:新潟地震時の、斎藤さん。いや個人的な話で。

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「怒りと冷静」への断片

2011-03-16 22:29:03 | 断片
 福島への救援物資を積んだトラックが郡山で止まって
 「これ以上は放射能で危険だから行きたくない」
 などといっているそうな。
 それを聞いた被災地役場が、「これではみんな死んでしまう。なんとか国で行動してくれ」
 と、必死でお願いしているそうな。

 なんでも、テレビは、放射能被害を防ぐために洗濯はするな、窓は密閉しろ、とかいっているそうな。
 本来は、原発周辺人民向けなのだろうが、面白がるプロデューサーと見物人民にはそんな話は通じない。ほらほら、東京在住ですか、これはお前さんのことですよ。あらあらどうしよう、あたしだけは生きたいわ。
 今じゃ、東部日本は、毎年胃がん検診を受けている連中が笑止にも、よりよき放射能下生活を享受せんとしている。福島では、食うことと凍えないことが問題だというのに。

 以上のような状況に、私は悪罵しか思いつかないのだが、そういう悪罵は誰にも届かない。誰でもいえる悪罵は、放射能禍楽しみ人民と同じレベルだからね。


 私など、決して温かいなどといわれたことはないが、それでいいと思うんだ。
 決して先進前衛、人民の救世主などといわれたこともないが、それで十分と思うんだ。
 
 世界の将来は、感情の問題ではないんだ。
 冷静な理論表現だけが1年先に生きてゆく。
 
    じっと我慢。
 
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聞いてたよ、海江田

2011-03-13 21:28:50 | 断片
 夕食中、地震報道しかしないテレビから「なんとか大臣の海江田でございます」みたいなはしゃいだ声が。
 あんだよ、不見識な。
 と思ったら、計画停電のお知らせ、はいいけれど
「産業界のみなさん、および国民のみなさんにはご迷惑をおかけしますが」 だとさ。

 ふつう、政治家なら自民党だって 「国民のみなさん、および産業界のみなさん」 じゃないかね。ましてや民主党。くずの『現代の理論』。
 ま、もちろんそんなもんだけどね、民主党。

 ああ、「国民のため」はどこへ。 官僚が恋しい。

  で、どこがためになる、って、これは酔言。ま、瓦版も意義もあるだて。
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雪や津波じゃ寒い

2011-03-12 20:57:03 | その他
 いやはや。津波が田老の10メートルの防潮堤を乗り越えたって。
 ショック。

 今、隣の部屋のテレビが言っていました。

 もちろん話題は地震。わたし、普通の人。

 きのうはひどい目に会いました。会社から帰ろうったってぜんぜん交通機関が動かず、会社のイス、2ケ使って、自分のコート羽織って、オフィスで野宿。なんちゅうとバチが当たるね。そんなぜいたくな野宿。
 目の下の幹線道路の動かない車とありの大群のような徒歩帰宅の勤労者を見ながら、暖かいオフィス(ビル管に暖房止めないでと頼んだ)とトイレとふんだんな水。これは幸せではないか。

 、、、幸せじゃないよ、わたしゃ7時間眠らないと死んでしまうの。

 くそみたいに眠い中、何とか帰った翌、本日夕方、しかしてもう死ぬ一歩手前。

 田老だめかよ、10メートル、、、
 なかなかきびしい歴史のある土地なんですねえ。
 
 
 今日はためになるブログ、話題が大きすぎて、この間の世知を。

1 なにかあったら5時間でコンビニの食料品はカラ。ほんと群がるアリのよう。他人事じゃないけど。
  日ごろから、カップラーメンの確保を。

2 なにかあったら、基本はトイレ。コンビニのカウンターより、コンビニのトイレの列のほうが長い。

3 会社は日ごろから従業員の毛布の用意を。40歳越えたら、帰るより篭城したほうがぜったいいい。

(追加1) 眠くてアイテム忘れ。携帯が通じなかったのは関東地方じゃご存知の通り。で、通じる公衆電話がタダでした。受話器を上げるだけで通じます。公衆電話があればね。(ひごろ携帯を持っていないので苦労しているわたし)

(追加2) というわけで、ありがたかったのが歩いて帰れた同僚の朝の差し入れ。おにぎりやカップワンタン、その他。眠くて外出る気しないし、出たってコンビニはもうカラッポだという情報だし。やはり、眠気の次は食い気で。

  +++++

 そうだ、原発。だから前からいったでしょ、設計じゃなくて施工なの。動くはずのものが動かないなんて当たり前、(施工が悪くても安全なものを作れるはずなのにこの何十年そんな研究はしていない。)
 そんなこともクリアできないで原発を外国に売るなんて、人間じゃない、といいたいところだが、ようするに資本主義サラリーマンですな。
 それじゃだめだって、ガッテンしていただけましたでしょうか。ガッテン、ガッテン、ガッテン!

 いや、そういう明るい収約じゃなくて、寒い人たちが可哀想で。ほらまた余震が。

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加齢現象

2011-03-06 21:21:45 | 断片
 こんばんは。お久しぶりです、お元気ですか?
 私は花粉症です。

 私儀、世間の誰も「花粉症」という言葉を知らなかったときからの花粉症。
 よくモダニズム社会学者という名の文学者が、「コトバがなければ何もない」とか幸せなことを言いますが、ほんと幸せでけっこうな人たちで。
 言葉なんかなくたって人は死ぬんだぜ。

 ま、そういうことではなくて、今日も「断片=酔言」カテゴリー。
 いえ、もう3週間前から、今度はこれね、とまともな題材を据えているのですが、そこは職人気質の隈。
 「職人気質」といえば聞こえはいいですが。ようするに個人主義ですな。世間がどうだろうが気が向かなきゃなんもやらんぜ。
 そのへんがいやでも学生に知識を広めなければならない職業的研究者(大学教授)とは違うところですが、まあ、そういう気持ちの問題というよりは、周囲に生じた諸問題が頭脳容量を越えているという。

 困ったもんですね、加齢現象。
 経験的には
1 30歳で、記憶力の圧倒的減少の認知。 
  よくいるじゃないですか、司法試験10回も、って。それは努力の有無や頭のよしあしとかじゃなくて加齢現象だと信ずるところです。

2 で、40歳で体力減少。
  いえ、わたしごときボールペンしか持たない人種ではなくて、ママさんバレー部のコーチだった昔の上司もそういってました。「バレーは38でやめるべきだ。骨を折る」。

3 で、50歳になったら記憶力の喪失。
  シンプルなもんでさあ。喪失ですぜ。あなたの上司も、それを何とか努力して表に出さないようにしてるだけ。

4 で、以上書いたことはどうでもよくて、50代で、血圧の急上昇。

  困ったもんだ、どうしよう、って何もしないけれど。
  通常、120台~70の数値が、突然に150~90へ。

   その1 ストレスか
      (断片カテゴリーでお茶を濁しているのはそれなりの理由が)
   その2 加齢か
      (否定は出来ないが、何を突然、という気も)

 困ったもんだが、こういう基本的なことは、だれも研究などしやしない。
 いやそれでいいと思うんだよね。
 医者の存在意義は、本来生きるべき人、生かせたい人を救うことなんだから。なにも死にぞこないの中高年の病気の研究をすることなどない。
 いいけど、中高年の知的好奇心が満たされないので、しばらく高血圧隈のことを診察しようと考える私、事務系サラリーマンでした。
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