リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

「行為の集成」読者の皆様へ

2012-11-29 20:48:21 | 「行為の集成」
 こんばんは。本日、万能書店(デジタルパブリッシングサービス)様から「行為の集成」売上報告が届きました。
 既報の通り、なぜか、以上に、著者売上単価もいただき、皆様にはありがたいことという以外に言葉がございません。(税務署に知れても何一つ怖くない金額なのが残念かもしれませんが)
 最近は、次回配本のため本ブログに手抜きが見られるところでございますが、皆様には笑って許してくださることと存じます。
 ともかくも、遅ればせながら、ありがとうございました。


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戦友的、本

2011-08-28 21:30:06 | 「行為の集成」
 こんばんは、ごぶさたです。
 いつのまにか外は秋の虫の音。
 ここのところ9月も暑かったので天候異変のような気も。まだ8月ですよね。

 今日のニュースは、アメリカ人がまたアルカイーダをテロったとのこと。(反米石原慎太郎が気に入らないので、在日米軍が都知事室にミサイルをぶちこんで殲滅したようなもので。金大中事件なんてかわいいものです)
 一般人なら「彼らは歴史から何一つ学んでいない」 とでもいうところですが、ま、ただの資本主義の本性ですね。
 もちろん正しくはアメリカ人ではなく「アメリカ軍の」テロなのですが、自称民主主義国なのだから、合衆国人は全て罪を感ずるべきですな。
 
 古来、昭和天皇をテロしても誰かが後継するし、東条英機をテロしても次にだれかがその位置につく。
 歴史の真理ですな。 
 もちろんアメリカ人は、一時的に軍事好転が図れればいいだけだからテロも彼らには意味はあるのだけれど、それは一時的な好転にすぎない。
 死ぬ気のある人々が存在する間は、つまりその環境がある限りは、ひたすら人が殺されていくだけだ。つまり自立的共同性が環境にない限り、あるいはそれをアメリカ人がさらに壊し続ける限り、民衆が無意味に殺され続ける。
 
 アメリカ人は、タコばかりだねえ。
 
 
 さて、本日は、それよりも個人的に、例の私の著書。行為の集成。
 もう今日で一般人の相手はやめます。出版社とかね。
 本は著者の手を離れて自立しました、と規定します。
 
 ああ、さっぱりした。
 冗談、ポイ、さ。
 
 夏休みで一般人のようにゆったりしたとき、ふと「行為の集成」の失敗原稿再使用裏紙を引っくり返してみたりすると、いやこれが心が狭くってひとの悪口ばかり。ありゃありゃ、みたいなもんで。
 そんな著者的姿勢だけで、こりゃ今の幸せな人々にはウケやしないな、と思ったりしたところです。
 
 ま、ね。この本は、科学的内容以外は、今の人向けではないから。
 30年前、40年前の本。
 えーー、そんな古ぼけた本を、って思うのが間違いね。
 これは同時に20年後の本。
 
 わたしは幸せな人の友達でなくていい。不幸せな人の、隣人でいたい。そのための本を書ければそれでいい。
   ほんと、気を持続させるには、そういう戦友(という著書)が必要だし、そういう戦友のためにはそういう(人の悪口を言う)気が必要なのね。
     ではこれからがんばってください、僕の戦友。
 
 
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「行為の集成」ご案内の追加

2011-08-13 10:29:26 | 「行為の集成」
こんにちは。

 一時が万事に少し慣れて、って慣れませんが少し冷静に、わたくしの新刊、「行為の集成」、2週間経っても万能書店に「詳細」欄の出ない今日この頃
 ふらりと寄られたお客さま用に、「詳細」を載せておきます。もっともただのキャプションですが。

《行為の集成》

“行為者が働き生きる日常をトータルに把握するための因果連関の学としての社会学では、行為論といっても、シンボリック相互作用論や現象学派のような、小さく区切られる社会的交渉の場での行為の因果連関ではなく、全体社会という社会システムの中での因果連関を扱わなければなりません。
 本書は、個人行為が全体社会のメカニズムとなる一方、諸行為が全体社会を変更していく過程を明らかにし、それにより、私たちが社会事象に相対したときに、私たち自身の行為の創意、選択により全体社会を変更することを可能とさせる理論提示です。“


 隈のホームページの「本の紹介」ページに、もう少し詳しくご案内しております。
 理論が苦痛でない方はぜひ、とりあえず万能書店サイトから、お求めくださいませ。
  (一時が万事ですので、書店流通はまだまだ、に決まってますが)

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改めまして「行為の集成」Web発売

2011-07-31 09:17:42 | 「行為の集成」
 こんにちは。

 いろいろありましたが、隈の「行為の集成」、万能書店にて発売開始されました。
 みなさまよろしくお願いいたします。


     (ほんとか、って、今現在買い物カゴに入りますから。なんて気の弱い書き方になっちゃうと、皆様も買う気減るでしょ。
      わたし気が弱くてね、ほんと疲れちゃうんだよね。
      内容紹介もまだ出ないし。この会社、合わない。

      とまあ、またぐちで。そのへんはそのへんとしまして、よろしくどうぞ。)


(P.S. 隈のホームページ(ブックマーク参照)に「行為の集成」の内容を上げておきましたのでご覧ください)
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P.S.「行為の集成」、、、

2011-07-29 20:41:33 | 「行為の集成」
 こんばんは。みなさまお元気で。
 天候不順の折、お体を大切に
 
 で、P.S.ですが。
 昨晩は頭にきていたので詳細をみませんでしたが、まだ購入リンクが繋がってなかったようで。なんともはや。
 で、出版社名が今現在と昨晩とで実は変わっているのですが気づかれましたでしょうか。なんともはや。

 というわけで、結論として、本著のネット注文も、まだできません。
 はあ、まだリンクゼロで(、、、って怒り出しそうですが、いやいや今晩はおとなしく)
 関係者としてお詫び申し上げます。

     (なんで200円の値段の差のことで怒って、隈君らしくないね、と思っていただけた方、
      ありがとうございます。(私は普段とてもおとなしい。)
      あまり近しくない方には、著者の酔言の下品さの理由の片鱗をお察しいただけると幸いです。
      これからも末永くお付き合いくださいませ。)
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「行為の集成」万能書店にアップ!

2011-07-28 21:25:57 | 「行為の集成」
 こんばんわあ。

 以下、削除します、ここはね。2021.1.18.
 もう10年経つからね、おいとくだけでも不愉快だし。
 ところで、わたしは昔、新刊取次情報というものを把握できる仕事をしてたのですよ、トーハンはもちろん。知らないかもしれないから、会社に教えてあげよう。
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応用理論の必要性

2010-12-19 17:57:19 | 「行為の集成」
 こんばんは。もういくつ寝るとお正月。お正月といえば凧揚げですね。
 違う? なにそれ、って?
   悲しい時代じゃ。

 で凧揚げです。

 伊藤利朗/小村宏次「凧の科学」、小学館、1979.
 とゆう本がありまして、眺めてはなはだ感心したところです。
 凧についての科学って、その頃は何も解明されていなくて、唯一、NASAがスペースシャトルのたぐいの滑空研究でカイトを研究した成果だけであったそうな。その成果がカイトダコ。30年前、誰がやっても空高く揚がるのでびっくりしたあれ。
 で、大の理科系大人が二人して日本の凧一般の研究をしましたよ、という本です。
 で、その成果は、走って揚げずにすむタコ。
 そんなものが何の成果だって? いえいえ。
 車イスの人でも凧揚げができるようになったのですよ。
 著者の一人の伊藤という方は電機会社の社員だそうですが、なんでも20年後の退職後、バイオカイトというのを商品化してもらったそうで、これは走らずとも高く揚がるため、日本の車イスの子どもたちや欧米の車イスの大人たちが凧揚げを楽しむことができるようになったとのことです。

 まあ本の大方の内容は理科系過ぎてよく分からないところですが、驚いた知識としてはタコを何百メートルも揚げるには太い糸だと無理なんだそうです。そりゃロープじゃ重たいだろうって、重さじゃなくて、太さの影響なんだそうで。
 普通の大きさの凧なら、凧糸では太すぎて、何百メートルも揚げるには60番の木綿糸以下でないと無理なんですって。風の空気抵抗で糸が垂れて制御できないそうで。

 さて、本題は、その未知の科学世界へ取り組んだ人の苦労話で。
 
 彼らにあったのは流体力学の基礎理論(空気の流れの中のタコなので流体力学)だけのようなもので、これは直接に具体的タコの世界には当てはまらない。そこでああだこうだ、と策を練り上げながら実験を重ね集成し、ようやく確からしい「凧の科学」を構成するわけです。
 
 とゆうふうに、基礎理論というものは大きな武器ではあるけれど、いまだ現実への適用には2歩も3歩もある。
 凧の作成に費やされる知識は、技術としての知識です。
 この知識を、研究者ではなく一般の人が引き出すに直近の理論が必要だ、ということです。

 たとえば、(詳細は覚えないことにしているのでその本の引用ではありませんが)凧の糸は凧1平方メートルについて直径0.3ミリだと500メートルまでの高さに上がる(と仮定します)。
 という知識は技術知識です。これについて、グライダー作成に応用することはできない。
 しかし、地上で平面が受ける風力は、これに地上とつなぐ弦が受ける風力に大きく影響される(ということを数字でいうこと)は応用理論であり、それはグライダー作成にも(必要なら)応用することができる。
 まあ、これは程度問題ですけどね。
 技術としての知識とは、要するに、その知識をもってある具体物を行為により変化させる、と観念したときの、その一瞬前までの応用理論のことではあります。
 しかし、この程度問題というのが、人間の実用生活においては巨大な位置を占める。基礎と応用の差についても同じで。
 
 私のそのうち出版される(自分的には校正は終わったという認識ですが)基礎理論では、いまだ実用にはちょっと遠い。こういうのは理論家本人は相当見通せるにしても、本を読んだだけでは分からない、んでしょうから。
 筆者の応用理論が待たれるところです。
     って、基礎理論もまだですが。
     
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自費出版の2

2010-08-07 16:36:56 | 「行為の集成」
 さて、の2で。
 
 この間集めたけど使わなかった自費出版の情報です。何かのご参考に。


F社:ここは悪名高い共同出版方式を取るところなので、注意。
   1年契約で、2年目の費用の高さも、注意。
   高い費用を出させて、印税の安さにも、注意。
       (上記はHPに載っていることなので、悪質というわけではない。
        読んだ人が契約する前に気づけばね。)
        
V社:印刷するだけならいいけれど、流通させるつもりなら、見積もりには反映していないので注意。プラスアルファがすごく高いですぞ。こうゆう宣伝の仕方は嫌いだ。
  他社と見積り合わせして比較したほうがよろしい。
 
P社:シンプルに費用がかかることがわかる。品格を感ずる。が、なにしろ高い。
  デザインが得意なようなので、そういう人はよいかも。2年契約だし。

R社:普通の人感覚で気持ちのよい宣伝。流通の場合、一般にここが一番安いことになるが、本当か?
  1年契約なので、2年目も含めて見積りを取ってください。

近代文藝社:これは名前を出しますよ。そのかわり何も言いません、ヒマがあればアクションしてみてください。おもしろいから。
  お金の使い道のない人で一般書を出すなら、こういう大樹もよいかもね。とにかく書店には届くようだから。

 と、さっきから1年、2年とこだわっていますが、1年なんてすぐに経ってしまいます。その間、著者のアクションなんて知れてるからね。アトは待つだけ。それじゃ時も飛んでゆくさ。
 じゃあどうしろ、って、悪いことは言わないから自費出版なんて止めて、
 (1)売れる本志望の人は、出版社に企画を売り込む。
 (2)小説系の人は雑誌賞佳作以上を狙う。見込みがあるとそれなりに取り扱ってくれるようです。そんなのも取れないようじゃ物書きはやめたほうがよい。

 本の内容に自信のある人は、私のように何年も時を待つのがよろし。
 出版社なら毎年(なり毎出版時、目録や巻末やで)こんなのありますよ、と宣伝を続けて、やっと10年で初版2000部売れる、こんなに時間かけちゃ損しなかったくらい、良心の満足だけが儲け、みたいなことができるようですが、結局、自費出版では継続的に諸書店に働きかけるなんてことはできないのです。

 なら、その辺の印刷屋さんに依頼して、自分で掃ける分だけとにかく安く作ってみんなに配るだけでもおんなじかも。


  てなわけで、今回も万能書店さん。今回は流通付き無期限(!)とのことですが、さてどうでしょう。

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自費出版

2010-08-07 16:29:32 | 「行為の集成」
 こんにちは。連週の暑さに出勤意欲も萎えるきょうこのごろ。
 うそつけ、いつもだろうといわれますが、過ぎたことは覚えていません。 おとしよりをいじめないように。

 次回出版作品原稿が出版会社さんへ持ち込まれましたので、そろそろこのブログも宣伝体制をとろうかと思いまして、新しいカテゴリーを作りました。
「行為の集成」です。

    行為の集成                
       (副題)行為論的社会学基礎理論

 とゆうのが本の名前。
 今回はこれまでとは違って内容に物語が組んでませんので、くろうとさん用ではありますが、その分わかりやすいという、これじゃなんで今まで物語を入れてきたかよく分からないという矛盾が、、、
 
 ま、そういうことで「行為の集成」 第一回目は『自費出版』。
 
 前回『パリの爆薬』刊行後、わたしのお得意先の万能書店が方針転換で跳びあがるほどの値上げをしたので、シンプルにここはやめて商業出版を画策したのですが、これも不首尾に終わり、(すぐあきらめる潔さ。ってゆうか、われわれのようなサラリーマンでつまんないテーマで長くて(厚くて=売値が高くて)、かつ、売れろ、なんてたしかに無理) 自費出版をあたってみました。もうおじさんで多少の貯えもできましたんで。
 しかしなんだかわかりゃしないね。どこが良いやら悪いやら。分かるのは高いということだけ。
 どうしようかなあ、と思って万能書店も見てみると、おやおや、つい最近また方針が戻って、そこそこの値段で出版するとのこと。
 ま、それも縁かな、とまたここにしました。
 
 万能書店は、もともとの縁は、昼休み、会社に落ちていた日経新聞の情報欄(2001年2月)。そこに「オンデマンド出版、10万円で発売」とあるのを見つけたんですね。ちょうど『変革の機制』の原稿を抱えてどうしようかと思っていたところで、これはこれは私のためにすいませんと、即断即決。結局12万円で出来上がりでした。
 今回はそこまで安くはないですが、縁というのは大事にしないといけません。わたしは自分の夢というものを持ったことはないですが、世間で「夢は実現しようという意志さえあれば実現する」というのは、目の前を通る縁を逃がさないからだと思うんですよね。100点満点で30点の大したことない縁でも、3回つかめば90点ですからね。
 
 とゆうのは前段。
 長くなりましたので、次へ。
 
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