リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

誰も知らない画家が知られていく

2016-11-26 10:40:36 | その他
 こんにちは。おとといは雪でびっくり。11月に積もったのは東京地方じゃあ史上初めてだそうです。買い物へいって帰りましたが、それがちょうどスキー宿へ帰った感じ。なんだ、この寒さは、って、北極の氷が融けたんだそうです。
 融けるくらいに温かいのになぜ寒波? って思うでしょ?
 ネットで適切な説明によれば、冷蔵庫の扉を開けて寒いのと一緒の状況だそうです。その解説者に感心。というか、わけわからんまま終わらせた解説者に反感。 ま、悪文家としては他人事じゃありません。
 ともかく、1ヶ月ずれている気候、かぐら(新潟県)はもう滑れるようです。
 
 今日あたり、ようやく体調も元に近く戻りました。これは記憶力のなさのおかげのような。長生きすると知らんでもいいことも分かるようになります。
 で、ニュースはなんかあったかしら。福島で地震、原発の使用済み核燃料プールの冷却設備が一時停止した、んだそうで。冷却停止、、、爆発、、、
 いいのかね、簡単に言って。いいんだろうね、そんなの「よくある」から。あぶねえあぶねえ。
 こんな原発セット買うなよ、インド。
 
 自衛隊、いよいよ自動小銃に実弾込めて南ザイールへ。まずは、死亡恩給の高い人からどうぞ。
 そもそもの派遣は、これまた、野田のせい。
 理由の如何を問わず、支配権力というものはそういうものです。
 「いや、あれは、云々」という言い訳がネットで散見されますが、こういうのを見るたびに高校の社会科では何を教えているのか、、と思います。
 一点が突破されれば、あとは全面展開あるのみ。
 社会党(系のセクト)にしては珍しく正しい現実把握だったのにね。もっとも、本人たちにはただの「スタンス」の話だったのですが、実は世間というのがそういうものだからスタンスが正しく存在しうる。
 生じてしまった現実に対しては、元々の理屈など全く意味をなさない。これはなんでも一緒。プロの政治家なら誰だって知っているはず。TPPも自衛隊軍隊化も、みんな野田のせいです。共産党も政権なんぞ狙って足をすくわれないように。
 ともかく、リベラル以左で、昔、派遣賛成だった人々は、「そんなのほっておいて帰って来い」運動をすべきですね。敵であれ味方であれ、誰かが死んでからじゃあ遅い。あ、それから、責任のない私どもを巻き込まないように。自分の責任は自分で取るくせをつけないと、またやらかすからね。どうせ、つい先日の選挙でもやらかしたんだろうから。
 
 さて、体調復帰の一因には旅行してきたこともありまして、本日の役に立つブログは、埋もれていた絵の紹介。
 徳島に大塚国際美術館という美術館がありまして、簡単に言うと古今東西の複製絵画の美術館。複製ったって、あの巨大なるミケランジェロの「最後の審判」も、ダビンチの「最後の晩餐」もありますぜ。タッチは見えないのですが、絵は遠くから見るもの、なんて習った人たちにはなんの問題もない美術館で、おすすめです。場所も遠いですが。
 で、テーマは、そのルネッサンス以降ピカソまでのマジで山のようにある世界中の名画に囲まれて、ポツンと飾られた、誰も知らない画家の絵。
 『エデンの園』ヒュー・ゴールドウィン・リヴィエール。
 ネット情報にいわく
 「この美術館で一番気に入った絵」「一番気になった絵」「一番好きな絵」「なぜだか忘れられない」。
 おお、そうか、てなもんで。
 私も気になって、帰ってからわざわざ調べたのですから、ともかく「一番気になった絵」です。
 「晩秋の雨上がりの公園を手を取りあって歩むふたり(http://ameblo.jp/ako-diary2013/entry-11947491012.html)」の絵。ジャーマンな女性の顔がポイント。題と名前で検索されると、上記の趣旨がわかります。
 まあ、みなさん、それぞれ絵が好きな人たちで、自分の知らない絵が出てきて驚いた、というのもあるんでしょうが、ほんと日本人好みというものなんでしょう。絵がうまいとか、そんな理由じゃなくて人気の出る絵というものがあるようです。そう、美とかじゃないんだよね。まことに絵というのは情報の伝達方式です。
 というわけで私も皆様と同じく1票いれようかと思いました。
 
 さて、来週からまたバイトです。
 もう体がなまってしまって動くかどうか危ういですが。
 自分の仕事は再々構成も無事に終わるはずで、ちょっと一安心な時期で。
 てゆうか、文を分かりやすくしないといけないのですが、これが消耗な仕事で、隙間作業でないと虚しい。ま、ちょうどいいタイミングかな、というわけです。
 なので、このブログの更新も(疲れて)土曜とは限らなくなりますので悪しからず。
 
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本日はお休みです

2016-11-19 15:07:44 | 断片
 こんにちは。寒くなってきました。本日は神経性疾患につき、ブログはお休みです。神経がか細いうえに老化によるホルモン分泌不良。こんなに適切な診断がついているのにネットには適切な治療法が書いていない。役に立たねえ。

 ひどい話。今朝のどこかのTVニュースによると、運転技術を自賛する人間の割合は、年寄りになるほど増えるんだそうな。現役世代は20%以下しか自賛しないのに、75歳以上は50%以上。ま、それは許そう、どうせ呆けてやがるし。
 で、レポーターが自賛する年寄りを見つけて(84歳?)同乗させてもらうと、シートベルトもつけられないわ、センターラインはふらふら越えるわ、ガードレールにはぶつかりそうになるわ。後ろから別の車が動画してるのだが、これが恐すぎ。
 要するにそういうことなんだよ。年寄りからは有無を言わさず一律免許を取り上げるしかない。
 
 納得のいく話。都知事が観光ボランティアの制服はダサイので見直す、とのこと。ほんと、ださ。村祭りのハッピ。そもそもあんなのに誰が決めたんだ。信じられねえよ。

 家人より。右翼はなんで天皇の言うことを聞かないのかしら。
 ほんとに本人たちの口から言い訳を聞きたいものだ。
 もちろんわたしは理由を知っているが。他人の幸せなど生まれてこの方考えたこともない人間たちだから右翼になったんだ、という通歴史的真理。自分の都合ばかり。人間失格者たち。同じ天を載く人間たちとは思えない。
 でも、それを本人たちの口からぜひ聞きたいものです。
 
 というわけで、なにか神経メモリーを一切クリアできる情報で上書きをかける必要があるのですが、仕事も最後の章の再々構成がなかなか込み入ってて、手をつけると悪化するしかないし。
 
P.S. 翌日、ちょっと回復。普通に近く歩けるくらい。
   お酒は、これで酔うとつらいなあ、と思いましたが、軽く酔った瞬間、楽になりました。
   お風呂は、42度で気持ちが良い。
   気持ちが良いと、懸案の最後の章もぜんぜん困難ではありません。
   まだ食事とか、ふらふらして食べますが、なんとかなりそう。用事が多いけど。
   要するにセロトニン系のホルモンをどう出すかの問題で、バラエティで笑える人はともかく笑ってみるのがよいでしょう。わたしゃ面白いことが少ないので困りますが。

   ということを対応力の良い若人にお知らせしてもしょうがないですが、まずは、ホルモンをどう出すかが先決、と覚えていただくとよいかと。ついでに、神経疾患は頭を悪くする、という知識もあったほうが。
   また、親御さんには60歳を過ぎたらどんなことでも笑って受け流すようにお伝えいただくとよいかと。
   人間生きてりゃ十分。真剣な対応は若人にまかせるべきでしょう。



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選挙結果はよいことだらけ

2016-11-12 11:00:31 | 断片
 こんにちは。昨日は寒かったです。これは自分のせいなのか、と、とても考える今日この頃。筋肉が落ちると発熱量がおちるという健康神話が。体がなまるというよりも、それ以下なのではないか、と疑心暗鬼。動いてるのは頭の中ばかりでは体もストをするんじゃないか、と。

 ま、ともかく、他にはないんで本日はトランプ。
 大統領の資質はなくとも、資本家と中層労働者の支持を受け大統領へ。まあ、理屈どおりでべつに文句もない、けれど、ほんと、アメリカ人はくずだ、というだけ。これも認識どおりで文句はないが、どうしたんだよ、アメリカの女は。アメリカの女はみんな資本家か? これをクズといわずに何という?
 アメリカ・ファースト。正しい。
 アベは輪をかけたクズだ。ニホン・ファーストというべきだろうが。なんだTPPっちゅうのは。貿易政策にわざわざ時分で枷をはめて、誰のための政治だ。もちろん資本家のためで理屈どおりではあるが。枷じゃなくて自由貿易だ? 愚か者が。個別に是々非々で得を取るのが本当のトランプだ、いや商売人だ。
 もちろん一番誰が悪いって、野田が悪い。TPPの野田。国民以外のみんなに、いい顔したかった野田。何の理念も他人にいえないのはぜんぜんトランプごとではない。エコノミック野田。
 もっとも、こうゆうイヤミがすでに解説抜きには通じなくなってしまったのがかなしい。
 
 アメリカは出て行け。アベはニホンを金で売るなよ。
 核のカサが欲しかったら水爆の5、6発も買って、丈夫そうな中国山地地中とか潜水艦に積んどくとかしたらいい。アメリカのカサはよくて日本の「自前」は悪いなんちゅうのはまるで二枚舌の政治家だ。まるでトランプやアベ。売ってくれなきゃ作るのが良い。どうせほっといたってトランプが赤ボタンを推すであろう。
 自立、自立。これで子どものような日本の子どもたちも、自分で何とかする、という人間に当然のスタンスを身に付けるであろう。
 沖縄も基地押し付けがなくなって、基地が欲しければ来るのはニホン国防軍。独立夢想派以外は、ウチナンチュウの悪口をいわなくなるし、めでたしめでたし。
 世の中良いことだらけではないか。
 
 などなど。じっさい、トランプが負けたらアメリカ人民はあと4年、ムダな夢を見てなきゃならず困ったものだと思っておりましたので、時間つぶしの幻想が壊れていくだけでもよいことです。トランプで仕事が来る、だ? やって来たのはプロシア兵だ。知らないよね。
 アメリカ以外の女性にはガラスの天井を破るのはそれはそれでよいことだったですが、女性首長なんてもうどこにもいるしね。だいたいアメリカ女性が選んだんだからそれはしょうがない。
 
 ところで、こうした主張はだいたい馬鹿なネットウヨではなく、正統派の右翼がするものですが、これを「民族自決」というは歴史家の歴史知らず。「国民自決」と呼ぶべきですな。なにしろ「歴史家」なんていうものはニホン共産党員で、共産党はフジヤマ・ニホンは占領下だ、日本民族は独立して民主主義の世の中を、っちゅうわけで。歴史家っていつの時代だ、って今でもそうでしょ。ときどきウヨの歴史風随想家がいて目立つだけで。
 おお考えてみれば、これでミンミン革命などと二度といわなくなるに違いない。
 ぜひアメリカは出て行け。
 
 おめえはそれでも国家否定のアナーキストか、って。アナーキストでなくたっていいさ。なんと呼ばれようが次の日本革命が一国革命という、国家を挙げた革命となるのは歴史の必然だからね。
 
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どうでもいい話

2016-11-05 12:08:30 | 断片
 こんにちは。秋ですね。日陰を選んで歩く日々から2週間でジャンパーに。アワダチソウも枯れ立ち木、花粉症もあと少し。
 今日のテレビは、ポケモン会社が「運転中はポケGさせないようになんとかする」とかいってました。なんとかできんなら初めからしろよ、と思いますでしょ? わざとですよね、絶対。面白すぎて危険だと囃(はや)させたかったんですよね。池に突っ込ませたりね。宣伝効果大。こいつらのせいで若い人が2人死んだ、というわけです。そんなのばっかですね。初めからわかっているのに消費者や人民のせいにする。
 
 ここんとこケチつけたい話題がぼろぼろあったのですが、こういうのはこちらの感受性の問題か、今週はあんまりなく。次回本、再々構成がなかなか難しくて。なにしろメモリーが少ないんで、節レベル(章は3つ)の全部をあれこれ触れという課題はほんとに大変。こういうのはアルコールで頭をやられた私だけでしょうか。60代の教授連というのはだいじょぶなんですかね。歳でも私立ならそこそこ週に6コマ、7コマあんでしょ? 大変すぎる。既に知ってることを学生に教えるくらいしかできない、と踏んでますが、いかがでしょうか?
 
 ま、いいや。で、赤旗を見ましたら、マイナンバー「厳重な管理が法律で義務づけられているはずのマイナンバー(個人番号)が来年5月、本人の頭越しに役所から勤務先に通知されることが、税理士事務所が行った自治体への調査で明らかになりました。しかも、マイナンバー付きの書類を普通郵便で送る予定の自治体もあり、漏えいや紛失の危険が大です」だそうな。指摘しても政府は変える気はない、とのこと。笑っちゃうね。
 もう取得しました? わたしは済み。たいそうな注意を払ってるかのごときさんざん手間ばかりかかる交付事務。で、出しちゃったらこんなもの。
 初めっから会社の従業員に処理させるつもりなんだから、ただのサル芝居だったのは明らか。そんな猿芝居にのって、「厳格な処理」を要求するほうもするほうだし。ただの目くらましなのに。
 初めから明らかのことが多すぎるやね。自分では覚えてもいない番号を会社の誰でも知っていることは保険証以上。採用・給料事務に不可欠なんだから、会社のどのロッカー開いても書いてある書類はあるさ。
 これで失業保険も年金番号もくっつくし、これからは保険証の代わりに身分証明書扱い。そうなりゃ何を失くそうが近隣のヤクザに聞けばみんな教えてくれる、というわけ。ヤクザも新しい仕事がたくさん作れそうです。
 しかしさ、こんなニュースも商業新聞にとっては当たり前のことなんだね。記者の心のどこにも引っかからないって変すぎさ。
 
 さて、どうでもいい話。ここんとこ、日本酒がまずくて往生(普段はレッド)。自称他称の「銘酒」ってやつだね、なんだありゃ。酒も呑めないやつらが選ぶもんだから、盃で呑んで、「さあ美味でしょう」ってあほか。コップで呑んで美味しいのが日本酒だよ。他にすることもない有閑貴族の毒にも薬にもならない井戸端ワインじゃねえぞ。酒は呑みながら談論を風発させ、あるいは豆腐やかまぼこの切れ端を御膳料理に変えるもんだ。こんな味が濃くっちゃあ、お冷のほうがまだましだ。しかも、名のあった酒蔵もみんな真似しくさるし。どこもかしこもニホンシュソムリエ様の御支配下。
 うるせえなあ、パック酒飲めよ、ってありゃ酒じゃない。ああ昭和は良かった。
 ゆいいつに近く新潟・宮城に残っているのはまことに日本酒の良心です。

 どうでもいいことついでに、本日の新聞、「恋人よ」の歌の解説に、木田高介の名前が。おおジャックスじゃん、と検索したら、「休みの国」が(高橋照幸氏(+ジャックス)が)今年2月に亡くなられたとのこと。また昭和が消えてゆく。

 p.s.「休みの国」なんて知らないよねえ。ついつい出てしまう 「ね、あれ。知ってるよね」 スタンス。小反省しつつ、で、紹介。

      『追放の歌』

   誰もいない でこぼこ道を歩いてく
   からの水筒も こんなに重いと思うのに
   俺の背中にこだまする 人々のあの歌が
   喜びの歌じゃない 追放のあの歌
   きのうは俺もいっしょに歌ってた

   こんなに暗く長い道の真ん中で
   あけてしまった缶詰をまたながめ
   救われたと信じても 煙草の煙が教えてる
   休みの国はまだ遠い 静けさなんてないんだと
   まだ聞こえてる遠い追放の歌


 その他、上記が気になる人にはすべてよし、の歌の数々。
   (「人生は野菜スープ」様より拾い)


 p.s.2
   yahooの「夜のワラ・ゴジラ」がすごい、、、
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