リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

年寄りは外に出るなと

2022-07-30 13:26:39 | 断片
 こんにちは。東京地方どんどん暑くなります。洗濯ものも2,3時間で乾いてしまいました。北関東は連日の雷豪雨でダムは満杯。こんな年にプールがあればいいのにね、授業じゃないやつ。
 と思って、海水浴客の楽しんでる姿を見ようと江の島のライブ映像をみたら、客がほとんどいやしない。土曜日だというのに。多少うねりがあるとはいえ、そもそも波のない江の島なのに。
 自粛なのかねえ。家でガキの相手を続けるのもそれはそれで大変。
 ちなみに小さい子の家族連れには江の島はいいですぜ。波もなく遠浅(離岸流にはお気をつけ)。海が汚いといっても鎌倉よりはましだし。無料シャワーもあるから物陰で着替えてしまえば余計な出費なし。飽きたら水族館でも行けば。
 
 さて、面白くないニュース。
「JR東“赤字路線”収支公表 100円稼ぐのに1万5000円以上かかる区間も」(テレ朝)
 ばかいってんじゃないよ。そのためにてめえの配下に黒字路線があるんじゃないか。国鉄分割で、補助金(債務返済)もトータルでいくらで決めたんだぞ。今ごろになってぶつぶついうんじゃない。
 と、だれも怒らないのが不思議。赤旗はお見限りかね。C派は一般論でなんかいってるが、ここは見ないことにしたので知らない。
 わたしゃバスでなんかどこでも行きたくない。遠いとコロナあぶないし。地方産業はさらにすたれるであろう。
 
「自民党は28日、LGBTに関する施策について議論する「性的マイノリティに関する特命委員会」(委員長=高階恵美子衆院議員)を開いた。有識者ヒアリングとして、麗澤大の八木秀次教授(憲法学)を招き、意見交換した。」(朝日)
 なにが「性的マイノリティに関する」だ。講師はウヨの八木じゃないか。「意見交換」じゃなくて、ただの党内締め付けだ。こいつの「憲法講義」なるものを聞いてみたいよ。15分で足踏み鳴らして教室を出てってやる。もっとも語学大学で誰も聞いてないのに大人げないか。
 八木という男はもう20年もウヨの最前線にいるくせに私より年下なんだよね。はしっこいんだろうね。
 
 ま、きょうは他にお役立ちニュースも(さっき見つけた)。ご存じだと意味ありませんが
「食べ合わせの通説 トマトとキュウリはNGって本当? 真相を専門家に聞いた」hint pot)
 で、わたしなどキウリなんて栄養がないと思ってきたのですが、トマトと比べると
 ○トマト(赤色)
   βカロテン  540マイクログラム
   ビタミンC  15ミリグラム
   カリウム  210ミリグラム

 ○キュウリ
   βカロテン  330マイクログラム
   ビタミンC  14ミリグラム
   カリウム  200ミリグラム
 
 で、これは100g中のはずなので昔の食品成分表(柴田書店3訂補)によると
 トマトは中1個で、キウリは2/3本以下。
 トマトを凌駕している! 
   ほんとかねえ、、、まだ信じてないけど。
 というわけで、「トマトに1個百円出すより3本100円のキュウリを食べよう」といわれてもしょうがない、、、?
(注:その後、家の現物で測ったら、トマト大200g、キュウリ普通3本売り;120gだった。それにしても同じくらいのコストパフォーマンスとはいえそう。(昔のトマトは確かに小さかったし、昔のキュウリはたしかに大きかった。今の高いトマトも小さいけどね))

 
 さて私儀、もう夏だから次回作を仕上げようと、したのはいいけど、どうにも納得いかない。「これじゃあ分からない人には役に立たんだろう」の気持ち多々。
 なので、悩んだ末、勇気をもってまた構成し直してしまいました。いったんばらばら。まだ組み上がらず。
 そうこうしているうちにも視力はどんどん落ちて、もうパソコンじゃあ作業ができない。
 出来上がれば誰でも分かるようになるかな、そこもなんとも。ともかく、ソファーでぼーっとしての閃き待ちが4週間ほど続いております。
 
 手術をして眼内レンズを取り替えればとも思いますが、そのあと眼の中がゴロゴロ刺激され続けるのも思考の邪魔だし、、、
 
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お店の紹介

2022-07-23 13:31:51 | 断片
 こんにちは。お暑うございます。東京地方、いよいよ梅雨明けで、すが、しばらくにわか雨も続くとのこと、くそ暑いよりはずいぶんと楽で歓迎ですが。
 今日は晴れで、みんみん蝉を聞きながら木の葉の照り返しを見ていると、小学生の夏休みを思い出します。子供時代は嫌いですが、庭で遊んでた季節はまだしもでした。
 
 ネットによると、「都立高の水泳授業「見学・欠席なら補講で200m泳ぐ。拒否したら評価は1」 女子生徒が「おかしい」と訴える」(gooニュース)なんちゅうのが出てました。なんでも都立高校でプールがないのは1校だけだそうで。わたしはとりわけ水泳授業が嫌いで、高校受験の前に、プールの有無を見て回りましたよ、その頃ネット情報などないので。「学校群」制度といって複数校の受験なのですが、偏差値の高い群には2校ともプールがあって、下の群は3校ともないので、安心して下の群を受験しました。なんでも自分に沿って決めないと気が済まない年齢で。今の子は可哀そうですが、ニュースの子はいい根性してますね。
 ちなみに私が泳げたのは勤めてから。勤務先の若いのと海にいってぷらぷらしてたら少しは泳げるようになりました。別にそれで何の不都合もない。学生の時、海でボートを引っくり返されて「お!」と思ったことはありますが、ビーチボール抱えてたので。
 
 ついでにいうと、最近のニュースで都会ではプールがあっても水泳授業がスイミングスクールに委託されるそうです。全国的にプールの修理時期が来て、直す金がないんだって。
 それがいいね。スイミングスクールは温水だから。プールの冷たい水は最悪だよ。浮かんで涼む分にはいいけど。
 
 つまんない話をしてますね。今日は別にトピックなし。
 
 ここんとこ朝日新聞は夕刊で、町の他称アナーキストの特集をしております。町で好き勝手に生きる若人たち特集。アナキズム宣伝は朝日新聞のような権力主義者には痛くも痒くもない、「空気抜き(ガス抜き)」のための人たちの紹介。
 わたしもアナーキストなので、ほかの人たちが何をしようが何の興味もありませんが、ただ「こんなんばっかで困っちまう」気分で。
 昔だったら対極に「政治的な」アナーキストがいたのになあ、、今じゃゼロ。これじゃアナキストたち自身が偏って引っくり返ってしまう。いいように権力に使われるだけ。今この目の前で見ているように。「きみたち大衆はそうやって好きに生きてるのがいちばんいいよ」。
 
 権力者が「国葬」といったってだれも反対しやがらないし。
 反対してる? うそつけ。
 反対は「安倍」国葬だろうが。問題は、「対象がだれであれ」。なんでおれらと同じであるはずの人間が国家様に奉られなきゃいけないんだよ。岸田は、死んだうちの父ちゃんを国葬にしてくれたのか。
 権力者や対抗権力者は国葬に反対などできない。いつかわれわれもその手を使おう、と思っているから。
 「安倍は極悪人だからダメ」とか、「疑惑ばかりで納得できない」とか。そんなものは「見解の相違」というものだ。なんの反論でもない。
 
 ありえない「防衛費2%」(現在の2倍)も通したし(世の中に、内容より先に金がつくなんて予算があるものか。そりゃ子供のクリスマスのプレゼントだ)、次は9月に国葬で、機運を盛り上げて憲法改正、まだ機運が足りなきゃ日本海をうろちょろしている中国船や韓国船にちょっかいを、内緒で、だせばよろしい。向うはいつだって相手をしてくれる。あ、これは個人の感想ね。
 あとで泣くなよ。
 
 さて、ニュースもないので、いい人の宣伝。
 朝日新聞土曜特集、田代和馬先生(33歳)という立派なお医者さん。ひなた在宅クリニック山王(東京)というところで、どんな人でも断らない医療を続けてらっしゃる。訪問診療して汚物まみれのシーツを自分一人で取り替えたりもなさる。そもそも子供のころ母子家庭で遊ぶものもないので、勉強して特待生(無料)で進学校へ行かれた、何を書いても立派に尽きるお医者さん。望むらくは、ストレスでガンにならないでほしい。今は若いからいいけれど。
 こういう人が亡くなったら、私がプーチンなら、国葬にしちゃうね。皆さんおっしゃるように、国葬にはイデオロギ-的意味があるからね。国民全体の模範だよ。わたしはモラハラ。
 関係ないけど、クリニックどこ、と思ってgoogleストリートビューみても全然わからない。大森、自信あったんだけどねえ。津波でなくとも30年も経てば変わるものは変わる。駅前の居酒屋もなくなってた。
 
 それで思いついた、お店の宣伝をしよう。店の宣伝って、この15年で2回目だね。
 東京はJR大森駅そば、柏庵 (ハクアン)。
 蕎麦割烹、というのね。
 蕎麦屋だけど蕎麦はシメだけ。和食がとてもよくできている。
 値段も「松花堂弁当1200円」とあるから、東京郊外じゃ普通。店内、がらがらと広々。しかもいつも空いてる。わたしは広いとこが好き。
 とくに飲む人にはおすすめ。だけど、飲むだけの人にはムダ。チェーン店より100円高いと思ったほうがいい。 
 駅から南へまっすぐ(?)いってアーケードに突き当たった角っこ。
 東京都大田区大森北1-29-1 大森柏庵ビル 1F


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オカルト(その16;霊の統一状態)

2022-07-16 16:14:20 | オカルト(途中から)
 こんにちは。じめじめべとべといやですねえ。昨日、一昨日など日本全国大雨のような。ニュースいわく「梅雨の終わりのような」。「ような」なんでごまかさないで「明けたというのは間違いで、まだ梅雨だ」っていえばいいのに。
 3連休の人も多いですか? この梅雨のさなか、「海の日」ってなんのはなしでしょうね。山の日はわかるけど。そういえば昔の歌に「海のはなしや山のはなしを、あなたは聞いてくれるでしょう」というのもありましたよ。ズーニーヴー。最近、「町田義人ー戦士の休息ー野生の証明」で話題になってない?
 まあいいや。それより有給だといいですね。
 
 さて、東京地方はお盆時期なので、オカルト。
 
 わたくしは雨にはとんと縁がないので、昨日茨城経由で富岡(福島)へ。googlemapを見てで復興が進んだかと思いましたが、いやいや。昼食を食べるところもない。もちろん、なんの昔の面影もない。まったいら。災いというのはそういうもの。住んでた人間がみんな消えてしまったら、そこは全く新しい土地。幸い来たのはロシア人の入植者ではなく、みんな人の好い、新しい未来を求める(若い・中年の)人たちで、新しい富岡ができていくんでしょうね。
 
 そういう意味では人が生きている場所など、その場所に生きる人生の数だけ、何十何百何千の次元でできている、といったほうがいい。全員が違った景色を見ているうえに、全員が消え去った登場人物を生きているかの如く見ている。
 この同じ景色の中で、数十年前の人物を思っている人間と、今日で会ういつもの仕事仲間を見ている人間が、何の不思議もなく生きているのだから。
 
 この事態を逆に言うと、今の自分の世界は刹那に飛び去って、次の刹那(瞬間)がやってきてまた飛び去って行く、ともいえる。人には昨日生きた人生はない。それは二度と帰ってこない過去だ。なぜか? もう、共に生きた人間がいないからだ、というわけです。
 どっちの言い方がいいかというと、自分の世界が永続的に続く、といったほうがまとなだな、
 もしかすると、昨日の彼らが明日戻ってくるかもしれない。彼らにとっても、共に生きた人間は私しかいないからだ。という理屈ね。
 
 宇宙の霊は(宇宙生命と同じに)一つだ、という真理も、人間のあさはかな知恵がイメージするような平坦な・単純な1個の世界じゃなくて、今まで生きてきたそれぞれの世界が輻輳(ふくそう)した豊かな「一つ」の世界かもしれないよ。この世でさえ複雑に輻輳してても誰も困らないんだからね。
 もしかすると、ほんとに死んだ将棋の大山名人が升田名人と将棋を指しているかもしれない。
 彼ら二人が生きていた時でさえ、二人の世界は違う二つの世界の輻輳だったんだからね。それらが物質から離れて絡み合って統一されるというのも、逆にありそうじゃないですか。
 
    などなど。ほんと、隈も教祖になればすぐ1億円くらい儲かっただろうに、惜しいことをした。

(p.s. 全く関係ありませんが、今回近辺で3種の卵料理を食べて、どれもあまりにも口に合わないので、地域の特性かと思ってわざわざ検索してしまいました。世の中「粉卵」というものがあって、これをそのまま使うと玉子とは思えないものができるようです。検索例ではここのTホテルでの評価(22年4月)が出ており、仕入れ先が悪いのか地方色なのかは不明ですが、関係者の善意に水が差されますのでご担当者は(味付けとか)ご一考ください。)
    
    
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埋草

2022-07-09 13:28:36 | 断片
 こんにちは。東京地方相当涼しい、この辺りで夏の日の消費を稼いでおきたいものです、夏は嫌い。あと2か月もある。
 こちらでは危ぶまれた七夕の夜も、天頂だけは相当晴れていました、が、夜9時ではまだ東の空。旧暦だからまだ昇ってこない。夜中まで待つのは私のような健康的な生活ではとても無理でした。空が汚れててもともと見えないんですけどね。でも、織女星くらいなら見えるかも。
 
 今日は先週に輪をかけて人ぎらい中なのでただの埋草。
 昨日は元首相の1件、オタクの気は知れない。政治家たるものとばっちりで死ぬのは不本意でしょうが、世の中の反抗形態の一種と思えばそういうものとも納得されましょうか。だから在職中勝手なことをしないようあんなにいったのに、、、そうだ、確かに親切でいった気がする。気も小さいし奥さんも大事にしてるから別に憎むほどの人間じゃないし。といって最近は親切も脅しになるからいやな世の中だね。
 関係ないけど、岸田首相が「友だち」などといってたよ。3つも年下で「友だち」などと呼んでいいのかね。野球部だろ? そういうときは「年は上ですが」と断らなきゃ。無理してんだね、それ自体で友だちなんかじゃない。
 と、まあ安部は本来嫌いじゃないけれども、これから周りのおべんちゃらを聞くたびに、どんどん嫌いになっていくだろうね、そんな奴らと「友だち」なんだからしょうがない。
 
「『金の斧 銀の斧』で、泉の精からの質問に正直に「普通の斧」と答えるが…その後の "問いかけ" にハッとさせられる」:林あらた±単行本発売中 (@hayashialata):( citrus 編集部)
 さいきんの私のPCのニュース画面は技術発達のせいか、ペットとマンガと大リーグ野球しか出てこない。これはマンガ。前見たけど今日も出てきた、、
 これ、マンガの絵はいいとして、吹き出しのリズムがいい。感心、リズムといっても人間に備わったリズムだけどね。
 この1週間ほど、朝日新聞ではAI(が作る)短歌を話題にしようとしてて。趣旨は不明だけれど俵万智とか動員してあの手この手。
 いいことです。ぜひ広めてほしい。そうすれば人間の歌というものがどういうものかわかるでしょう。うたはゲームなんかじゃない。暇つぶしの歌なら消えてしまえ。 
 AI短歌を広めれば、谷川俊太郎も顔を赤面させて人間に戻り、50年ぶりの辞世の最終詩を書けるかもしれない。中原中也賞だってまともになるかもしれない。人間ルネッサンスだね。
 これも関係ないけど、会社のPCでwebが見られるやつって、ニュース画面で人格がバレたりしないかねえ、お前のはペットばかりじゃないかって。googleは表紙が出ないからいいけどね。

 さて、地域ニュース。
 「特別展アリス― へんてこりん、へんてこりんな世界 ―」7月16日から開催。
 森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
 [平日]一般 2,100円 [土・日・祝日]一般 2,300円
 って、平日と休日で入場料が違う美術展なんて初めて見たぞ。資本主義者め。
 これは「不思議な国のアリス」。私どもの世代では一種のブームで何冊も本が出てて面白かったです。今はそんな情報もないでしょうから、まだよく知らない方は、こんなイベントをきっかけにするのもいいのでは? ちょっと世界ができますよ。夏中やるから、文庫本でも借りて読んでから行くのがいいかもしれない。
 
 最後のつけたり。主体性論あさりで「丸山眞男座談1」というのを借りてきて、お目当ての文献は以前に別の本で読んでたけど、べつの座談で高見順が ”関東大震災の処理で軍部は軍国主義に自信をもって、そこから(大正デモクラシーから)時代が変わった”、といっていました。
 そうなのだよ、武力というものは実際に使ってみると、実際以上に自己過信させてしまうのだ、自分たちと民衆と。と安部の時も教えてやったと思うが。
 まず憲法改正、その次に自民党防衛部会秘密分科会でシナリオができてるはずの危機状況発動だね。そんなのできてない? ほんと、気が小さいんだから。。
 しかしそれにしても丸山眞男という男は嫌な奴だ。何というか、いやったらしいというか。これで頭でも良けりゃ我慢もしてやるのだが。


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後段

2022-07-02 15:54:22 | 歴史への視角
 項目を変えました。
 さて本日の雑音情報。
 以下は「戦争推進者」カテゴリーのようだけれど、そうではありません。
 腹は立ってますが、順々にきちんといってきましょう。
 例のK派が調子に乗ってウクライナを賛美して「プーチンの最大の〝誤算〟は、ウクライナの軍と人民が、、、かくも勇敢に・かくも強固にロシア軍に立ち向かうとは想像だにしなかったことにある。」だのとのたまっております。「軍」だと?? Kが泣くよ。「軍」てなんだ? いったい何をもって「人民」以外に肩入れのアドバンテージがあるというのかね。つい口が滑ったって?
 まあそこまでで黙っとりゃ許してやってもいいが
 「死を賭して戦っているウクライナ人民にむかって「抗戦放棄」を〝勧告〟するなどというのは、帝国主義国で牙をぬかれて安穏としている自称「左翼」の傲慢と腐敗いがいのいったい何であるのか!」だと。
 ところでお前のおかげですでに何万もの人民が死んでおるのだが、お前は何をしたというんだね? デモだ? デモの自己満足で人間が殺されてたまるか。
 で、何をやるんだって? 口先男たちが。
 「全世界の労働者人民は、いまこそ殺戮者プーチンを怒りの炎で包囲せよ! そして台湾を焦点とする戦争勃発の危機をうち破る反戦闘争を創造せよ!」
 へ! 口先男が。文学で戦争に勝てりゃ誰も苦労はしねえや。

 もちろん問題はこのような口先のはなしではありません。
 彼らやその他の権力主義者たちが、「国家」を人間の命よりも大事にする心的構造を取り上げています。
 帝国主義者やスターリニストとそれ自体どこも変わらないにも関わらず、彼らは自分がデモに飽きるまではそう言い続けるわけです。いつまでも飽きないのは一部の職業幹部だけに過ぎません。
 「人民の命? そんなものはウクライナ国家のためなら要りはしない。」
 彼らは帝国主義者やスターリニストと同様に、人民は国家に命を捧げろというのです。
 いってない? じゃあなんなんだよ、偉そうに「俺は日本軍国主義のために死ぬのはまっぴらごめんだ」という口をふさごうと百万言を費やしているではないか。それが「自称「左翼」の傲慢と腐敗いがいのいったい何であるのか!」!! ウクライナはお前らのそんな理想の国家だったのか。
 
 わかりる?
 自分の命を保つための国家が、もちろんそんな「国家」など存在しないのだが、そのために命を失う本末転倒。もちろん国家は支配者だけのものであり、人民の命など守る義務はありません。人民だけの片思いです。
 
 さて、ここまでは戦争推進者カテゴリー。こんなことはもちろん馬鹿に言っても無駄なのです、彼らの賞賛と優越は「国家」に掌握されているからです。もちろん「革命」に掌握といってもいい。同じことです。人民が自分の幸せを作るための革命に「人民自身の」命を捧げる。なんて自己矛盾か。なに、矛盾なんかではない。彼らが欲しいのは人民の幸せなどではなく、世間に浮かんでいる賞賛と優越だけなのだから。しかも、ほんとうに命を捧げるのならまだ許せるが、言い飽きたらそれでおさらばです。
 これは馬鹿に限らない。日本への侵略者に対しては、「われわれ」アナーキストでさえ戦いたくなるし、戦うかもしれない。国家の支配はわれわれ人民の生活すべてを掌握しているからです。自分の家族や友人を殺されて黙っていられるものか。生活すべてと同時に(?)他者からの賞賛と優越も一に(いつに)ここにかかっている。おめおめと逃げ隠れしては賞賛も優越も消えてなくなる、それは馬鹿が自己反省もなく思う「国家」からの賞賛と優越ではありませんが、観念上相互交換されるものなのです。
 だからといって、他人を戦争に引きずり込んでてめえはどこも痛くもないくせにさも偉そうなラッパを吹き鳴らしてふんぞりかえっていることを許せるものではない。お前の親は、子は、戦争で死んだのか、飢えて見知らぬ土地をさまよっているのか。それを平気で、いったいそれでも自称左翼なのか。
(と、ここまでいっても馬鹿には違いは判らないような気がするので追加します。
 「戦う人民が欲しいものは家族の安全であって、国家の名誉なんかではない。家族が生きていける土地の保善であって国家領土の保持なんかではない。」ということです。
 そんなことは もちろん主体的に生きている人間であれば他国民でもわかる。
 それがわからない奴を呼ぶのに馬鹿以外の言葉があるだろうか。いいや、ない。)

 にもかかわらず、これがアナーキストが必ず闘いに敗れる構造であり、他方、アナーキズム思想が決して負けはしない、人民が手放すことのない永遠の思想であることの証左なのです。
 本当の闘いの勝敗は、支配者に自分をなぞらえ得た人間の数によって決まる。人民大衆が「我こそは支配者たらん」と思い込んだその人間の数によって決まる。
 馬鹿には矛盾ではないが、アナーキストにはたいした矛盾です。
 しかし、それが「歴史」というものなのだからしょうがない。

 あ、これは左翼初心者の子どもたちに言っとかないとね。歴史というのは歴史に敗れる人間を含めて歴史なのです。明治革命にどんな貧農が役割を果たしたか。明治末期のどんな貧農の行動が大正デモクラシーを呼んだか。もちろんすべての解放行動は破れた。そして、破れてなお歴史が進むのです。それは流れに乗って自慢げなマルキストたちには決してできやしない役割なのです。そして、主体的な人間というものは、たとえ破れようとも、自己と人民の自由を目指して闘うその側につくしかないのです。
 笑っちゃうKの著書に「逆流に抗して」なんちゅう本がありますが、おっしゃるとおり。こうして破れた、それが人民を前に進ませるのです。あるいはそのとき、多少ですが人民を前に進ませたのです、その頃は。今じゃ(今も)K派の諸君は自分たちが支配党になるつもりみたいですけどね。どこにそんな歴史認識の余地があるものか。これが笑わずに済むのかね。
 
 *********
 
 来週は七夕。「ああ今年は天の川が出るかも、、天の川は無理でも織姫彦星は出るだろ」と思ったけど、やっぱダメっぽいね。


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前段

2022-07-02 15:46:11 | 断片
 こんにちは。東京地方連日の暑さ。でも明日の後半からは梅雨入りのもよう。 もうおせえや。芯まで疲れちゃったよ。なにかとね。例によって不安神経症でしょう。
 なんでも高気圧が南に下がって空いた場所に台風が吹き込んでくるそうです。九州地方の方は水不足のようですが、いいのか悪いのか。
 かたやコロナのことを見ないふりをしている間に増え続けて3週間、でも今のはやりは熱中症、勤務時間は水分を取りにくいでしょうが、お気をつけください、どなた様もいつまでも若いわけではありません、ミネラル麦茶を魔法瓶でどうぞ、って、明日こなせばしばらくだいじょぶか。
 
 まったく関係ありませんが、近くの歩道橋の踊り場にザクロの樹が掛かっていてまだ青いザクロが生っているのですが、ふとマスク越しに昔嗅いだような匂いが。おやこれはイチジクじゃん。ザクロってイチジク科か? そういや種の入り方が似てるし、、、
 違うようですがいつか解明したい謎。
 
 癒し情報。この前テレビ見てたらCM気に入りました。聖教新聞テレビCM「なぞなぞ」篇。子供が出てきて、引っ越しする女の子と別れるシーン、舌が回らない男の子が可愛い、基本、ガキは嫌いなのですが。
 私など生まれたときから東京に26年間住んでたので、残るガキのほうに感情移入しちゃうやね、って私の義務教育中に引っ越した人は少ないけど。
 一人、小学校1年で大阪に引っ越していった小山美代子さん(なんか住所が西宮だったような)、わたしなど女の子と遊ぶほうがアットホームだったので、いかにも転校別れかな。小山さんてなんか社会学者の小山隆(1900年生まれの方)のお孫さんのような。わたしも親も知らなかったけど、時を経て小山隆の本を読んだら巻末の住所がうちのすぐ近くのその辺だったから(昔の学術本は住所まで記載されていた。ただし地番表示)。さてどうされていることやら。
 もう一方は幼稚園の柴田かほるさん。卒園後引っ越したと思うんだけど、ともかく、亡くなってしまった。 
 ところで何が聖教新聞なのかね、CMの意図が不明。

 と、ここで僕の大事なふつうのお客様は、またね。項目をかえます。
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