リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

高福祉にはゼロ負担

2010-06-29 21:53:05 | 断片
 今日はそんなに暑くないのですが体調悪く。
 ま、体調と頭脳調は違うので、暑くないことを生かして、
 ちょっと気になる朝日新聞読者の投書欄。

 いわく、「高福祉には高負担は当たり前だ。いやなら低福祉にせよ」論。
 あ~~ん???
 
 といっても首をかしげるのは、朝日新聞読者じゃ20人に1人だろうな、みんなそりゃそうだ、と思うのだろうな、と、そこで「しかたねえなあ、時間使うか」です。
 
 負担といわれて読者は自分の懐を思いますな。日本は、気持ちだけは「一億総中流」、まことに日本の貧乏人は気の良い人ばかりで。
 
 しかし、またれよ。
 サラリーマン(しか考えなくとも)が4500万人、女の給与もまぜて平均給与450万としたとき、450万以上の給与額は(4500万人の半分)×(450万ー(控えめにして最低額で)200万(ほんとは100万だね))=56,250,000,000,000円
 数えられますか???
 56兆ですねん。
 
 中程度以上の人だけが負担を背負えば、子供がそろそろ中学校で学費をどうしようかと思う30歳代のあなた、はこのブログは見てないだろうけど、の給料にはぜんぜん負担もなく、法人税にも触らずに、1年で56兆手に入るんです。ゼロ負担、高福祉。
 
 まったく投書者は何をいっているんだか、政治というものを知らない。
 世間で、あるいは歴史社会で、一般論などないのです。
 他方、一億層中流の日本じゃ、1億円収入のやつから8千万円税金を取り立てても、文句はいっても負担なんぞと実感しないほうに1票。そろそろ毛唐崇拝で怪しいですけどね。(右翼諸君も、資本主義者の犬ころのようなあさましい真似はやめて、こういう日本国風習を崇拝したことを言いたまえ)
 ま、こんなことは共産党でもいえるので、時間が惜しいですが、あいにく私は今日はちょっとヒマ。
 
 投書者も近代経済学でも習いたてで、なんか言いたかったのだろうな、と思ってみると、投書者、中川登志男。
 35歳? 大学院生?? なにを18,19の学生のような。いやしかし、いくら酒を飲んでいても馬鹿にしてはいけない。(また、ブログトップを書き直したくなる)
 と思って、でも一応ネットにかけたところ、「茅ヶ崎市議会議員立候補者」って。
 やめろやめろ。まずは、1年間外食産業正社員として働いて世間を知ってから物申せ。
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酒事

2010-06-28 21:10:52 | 断片
 こんばんは。いよいよ恐怖の勉強のできない暑い夏が来ます。なんとかストレスにしないためには、本でも読んでるしかないのですが。

 で、今日は、あいかわらず、前回の酒飲みの「断片」の当ブログトップページ消し。
 私も人が一生懸命、よかれと思って考えたものを全否定してはいけません。
 
 と、わかっててもやるのがお酒ですね。
   ウソだ、いつもそうだ、とも言われますが。
   ほんと、教師にならなくて良かった、と思います。
     人は褒めて育てよ。
     は、そのとおりと思いますが、こっちも必死なんでね。

 で、分かっててやるのがお酒なんです、って今何いったんだよ。
 火事と喧嘩は江戸の華。
 こりゃウソでね。
 江戸後期、酒が手に入る擬似都会、商品経済に深く染まった(地方小)都市ではどこでもそうだった。
 華を作るには絶望的な肉体仕事と絶望的な将来が必要なのです。
 商品経済下で(1次産業ではなく)なんとか金を手に入れてのみ生存していける、農家を追い出されたニ男、三男。
 微小なカネを貯めてどうする? わずかの金を「送って」も誰も喜びはしない郷里。
 十年、二十年もたって、父も兄も自分のことなど覚えていない郷里。
 手伝い奉公に出て行った姉も妹もどこで死んでいるのか分からない中で、じゃあ、カネをどこに使う? 
 博打でスるか酒に溺れるか、そして体はやけのやんぱち、喧嘩で死ぬのはお互い様だ。
 
   いや、暗い話を。頭(ページトップ)を変えるには暗すぎますね。
   酒と喧嘩はつきもの、ま、私もそんなもんだからごめんよ、みたいな話をしようかと思ったのですが。
   
 話題を変えて、先ほどみていた日本テレビにでていたのが山口百恵。
 私はほとんど評価をしないままおやめになっていった方ですが、その後30年、身をもって示した見識。
 すごいですね。世間にはいままで影しか現わさず。
 ほんとに尊敬的敬意に値します。歌だって20歳になったらそこそこうまいじゃないすか。(前はヘタ)
 
 それに引きかえ同番組に出ていた吉村真理、であったかのような何モノか。
   ちょっとは考えろよ。山口百恵なんかより評価していたのに。
 
 なんだかんだで、ひとの「旬」の話でもしようかと思いますが、これは次回に。
コメント (2)
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医療:朝日新聞の犯罪

2010-06-26 20:57:06 | 断片
 今日は重要なことなのでシンプルに。
 朝日新聞の医師不足問題記事。

 見出しいわく
「地域により医師の偏在が進む中,人数を増やすだけでは命を守ることはできない」

 この記事を読んで,おっしゃる通り、と思う人は9割じゃないかね。残りの1割の1%がわたしの読者だといいのだけれど。

 だから犯罪的だというのだ,朝日新聞。
 舛添以前の自民党厚生関係者(小泉を含む)が言いつづけたように、医者は足りてるんだよ。
 そうだろ,自民党、あるいは小泉。
 わたしもそう思うって、朝日新聞? そっから先だよ。医師は地域で偏在しているから足りないのではない。医師が不足しているように見えるのは国民に密着している病院医師が不足しているのだ。お前の記事でも出てくるのは医師一般ではなく病院医師だろうが。残念(か、ようやく分かってくれる読者もいた、か)だかそこまではごまかせはしまい。

 地方の医師が少ない?
 違う違う。地方の病院の医師が「更に少ない」だけなのだ。
「じゃあ都会はいい」のか?

 冗談もほどほどにしろ。東京の中心地域でお産できる病院を探すのは、一番人気の馬券を当てるくらいなものだ。当たんないやつがいるんだよ。
 東京都千代田区,港区で有名病院の実力派医師がどんな雑用で体力をすり減らしているか、きみ、月舘彩子さんとかやら。キミもインテリのはしくれなんだから、きちんと把握しなさいよ。
 そんな暮らしじゃどんな実力派だって死んでしまうよ。
 とはいえもちろん死にはしない。良心で生きている人間の他は、「開業医」となるのだ。
 
 開業医!!
 おっしゃるとおり,これこそは地域格差。
 風邪と花粉症しか治さない人々が,診療報酬の半分以上を取っているのだ。(ここ数字忘れた)
 いいかい、医療に金をかければいいんじゃないんだ。「医療に金をかける」、すなわち診療報酬をいくら上げたって,40歳で引退して,死ぬまで50年もある開業医の老後享楽費用が膨れ上がるだけなんだよ。どうしてそれをいわないんだ??? そんなこと、どんなバカだって分かるだろう? 自民党だって厚生族なら知っていることだ。政治家だって曲りなりだがキミ以上にプロなんだ。ただ、いえない。いえやしないぜ。
 
 さて、さっきの答えはいいよ。なぜそれを記事にしないか。朝日新聞の重役が止めるからだ。そんなことは知ってらあ。
 もう一人の署名記者、中村靖三郎とやら。キミも闘え。社会に貢献しようとだけ思っているみずみずしい記者をなあなあで動かしているのは,犯罪なんだってことを知りなさい。それが医師会にうらまれない手だといっても、記事を読んだ全国何百万の人民がそうなんだと思ってしまうんだよ。

 開業医をほっておいて,医師不足など直りはしない。
 開業医の仕事など,10年勤めてる看護婦ならそれ以上にできる。そんな連中に高給を払う必要などない。
 病院勤務医を遊ばせて(一方開業医の待遇を、金持に言わせれば「悪く」して)開業医にしないことが、日本の人民の生命を救うことなのだ。

    なんて、到底いえねえよな,朝日のおじさん。

    ところで若い人に教えてあげよう。こうゆう非難を受けたら
   「開業医も必要だ、ほらこうゆうときああゆうとき」とか一般論をいうんだ。たいていごまかされるさ。
    しかし、そんなものはただのウソだ.よのなかにはほっといて生ずる事象をいうものがある。開業医はそうやって成立してきたのだ。
 (あ、だんだん、長くなる。忙しい今日、、、、)

    (そういやあ、このことは共産党でさえいえないんだよね。開業医は票田以上にシンパ層だからね。
        いやはや。
        世の中、怖いもの知らずの正直おじさんが必要なんだよ)
        


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+アルファ

2010-06-23 22:29:04 | 賃金・価値・権力
 今日も自分の勉強予定日で、そこはぐうたらだから、やだな、めんどいな、なんか面白いことはないかな、と開いたinfoseek

 辛坊正記という住友銀行の傍流の人が能書きを垂れております。
 現在は、日本総研情報サービス代表取締役専務とか。

 いえ、前回,せっかく書いた話が,その後確認すると,「所得税上げろ」は共産党も同じように書いていて、さすがといえばいいんですが、それじゃあ、わざわざ読者がこちらへいらっしゃる意味もなく,わたしとて忙しい時間を割く理由もない。

 で,多少追加しとこうかと。

 で,彼氏、いわく,小泉政権を弁護して
「しかし、小泉政権時代の数字をみると、財政収支の改善を図りながら株価やGDP(国内総生産)成長率は伸びており
(←後述)、
高校卒業予定者の就職内定率は劇的に改善し、完全失業率も低下しています。
(←だからニッチ労働=低賃金社会を作ったんでしょ.否定しないよ)
よく指摘される「格差拡大」についても、格差を示す最も一般的係数であるジニ係数は、小泉内閣直前の4、5年間の伸び率と比べると鈍化しています。
(←って、自民党中曽根以降,税制改悪で急激に開いた格差が常態になったってことだろ(ps.ちょっと前回を引きずりすぎ。「税制改悪に代表される施策の効果が一段落して」、かね))
この間欧米でも格差は拡大傾向でした」
(←って、サッチャーやレーガン、ブッシュのことだろうが。いいよ、そいつらよりましだよ,日本には野党がいる(いた?)からな)

一体,こいつは何の言い訳をしてるつもりだ?


 ――具体的にどこが良かったのでしょうか。なる問いに
 
「それまでの、そして今でも多くの政治家は、「みんな幸せに」という幻想を維持するためにバラまきを続け、政府の借金を増やし続けてきたのです。この際「みんな」とは、「『今の』みんな」であって、「『将来の』みんな」には、負担をツケ回そうというものです。」
 (←で、いつの国債発行額が一番高いんだ?? 小泉が首相をしてた2000年以降に急激に伸びて,小泉がやめたらやっと止まった、っていう事実は,日本総研の統計にゃあ出てこないのかい?)(国債発行でようやく、15行上の「成長率も伸びて」おっただけじゃないか。
 
 まったく。世間の人間はなんも知らんと思っておる。みなさまも、イデオローグというやつの言は、まず全部うそだと思ってからお聞きなさるように。
 

 ま、それは、それ,実は,日本総研は、わたしはちょっとファンで、住友系のシンクタンクなんですけどね、基盤が緩いせいか、なかなか本当のことを言っちゃうので注目してきたところです。
 それが、なに、こいつ。
 、、、ってよく見たらこれ「総研」内部部門じゃないの。どこまでも傍流。
 そっか、、、 スタンドプレーはやめろよ。腐らずにきちんとまっすぐ前を向いてたら、いつか偉い人になれるよ。


     、、、あ,もう勉強時間ないや。ざんねん。
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消費税値上げ

2010-06-20 10:42:15 | 賃金・価値・権力
 こんにちは。東京地方も梅雨入り、急に暑さへの恐れ(=やる気のゼロ化)が現実化してきました。
 ま、ほとんど自分の仕事済んだからいいけど。

 何日か前は、谷垣が、消費税10%だと。バカだね、なにも民主党と違いがないのに、消費税だけが違いになっちゃうじゃないか、と思ったら、菅もこれ幸いと消費税値上げだと。
 まったくこの国の貧乏人はここまでバカにされて何もいわんのか、そこまでアホのウヨだらけか、みたいなもんですね。

 菅などは前から政府に居たから、国の歳出予算がどれだけ資本主義社会に寄与しているか知ってるわけで、かといって、自分の使うカネがなければ権力者になった意味はありませんわな。権力者というのは古代から、どれだけ人民の労働(=カネ)を自分のために使うかを楽しみに、アブナい人生を生きているわけで。
 10兆やそこらで国債は返せないけどお小遣いにはちょうどいい。

 ま、確かに歳出をこれ以上切ろうったって、以前に申し上げましたように、国の余りガネはせいぜい数兆、「余りガネ」といっても腐っても国の事業。権力者と産業(と少しの国家的夢)のしがらみでできているんだから数兆全部が切れるものではなく、切れるものは企業リストラと同じ、職員首切り・給与削減(相当補助金廃止)事業しかない。仙谷がいった「残りせいぜい2兆円切れればいいところだ」なんていうのも事情知ってれば革命的に資本主義的なことなんですよね。

 とはいえ、「資本主義的には」、足らんカネは金持からふんだくればいいのに、なんなんだろうねえ。
 日本なんて、余った労働力をニッチに使ってやっと国家が持ってんじゃないか。各種食品供給サービス業・雑貨衣料品販売業、ってやつだけどね。ニッチなんて、金持の消費金と関係ないんだぜ。小金もない大衆がささやかに遊んでるのがコンビニ菓子やユニクロのたぐいじゃないか。そんなカネまで貧乏消費者からふんだくったら、ニッチ潰れるぞ。
 どうせ金持のカネなんか不動産値上げやプール建設業者にしか寄与しないんだから、累進課税を以前のように戻せば、(法人税にさわらなくとも)所得税だけで誰も困らずにすぐ5兆くらい浮くさ。
 たんにこんじょなしだね。いいけどさ、私は。日本資本主義がどうなろうと。たんに不愉快なだけで。
 しかし、どうせ長くない権力者の座なんだから、もっと革命的にやればいいのに。世間じゃ極左政権とうわさされてるのにねえ、ヘッ(と、鼻で笑う)。
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宣伝の2

2010-06-16 22:04:46 | その他
 ご存知な人はご存知なように(HPに書いてあるので)私のアドレスはgooメールなのですが、ここんとこ仕様変更でやたら使いにくい。
 ネットを覗くと罵詈雑言の嵐でした。

 さいきんは心の狭いやつが多くて困ったものだ、と思いましたが、
 ここをメインにしている人とかも多く、携帯からだとさらに使えない状態のようで、ほんとに困っていたようです。

 こうゆうのは、常にボスが悪い。できもせんことを人気取りに約束して、あとは実働部隊が苦労するのが相場です。で、結局間に合わなのも20年来変わらない法則、かわいそうな下請け等、と思ったら

 今日自分のメールを見たら仕様変更、は、いいけど、開きゃしねえ。
 こんなにいわれていてもこのありさま。
 ボスだけのせいじゃねえよな。
 同情して損した。
 
 
 ところで、
 私のメインアドレスは仕事上ので、プライベートはこれも前はHPに載せてありました「ZENNOコム」というやつにしておりますが、これはお奨め。

 5Mしかないけど、OE経由になるんで、保存してしまえばいいし。
 小銭入れ的には十分です。

 けど、ここは広告も入らないし、広告メールもこないし、で、一体なんで儲けているんだろう。
 ただの有料メール以降の宣伝で、捨石のようなものなのかしら??

    別に私には取られて悪い情報もないんで気楽なものですが。
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ただの宣伝

2010-06-16 22:02:48 | その他
「目黒区の東急東横線自由が丘駅で13日夜、女性(83)がホームから転落した事故は、特急電車が迫る中、居合わせた男性2人が力を合わせて間一髪で女性を助け出した。目黒消防署は15日、2人に消防総監感謝状を贈った。」

男性は、竹森明さんと水野尾孝司さん。
「竹森さんはホームから必死に救助にあたる水野尾さんを目撃した。「1人では無理だ。このままでは2人とも死んでしまう」。体が自然に動いた。
 こうした行動をとったのには訳がある。2001年1月、JR山手線新大久保駅(新宿区)でホームから転落した男性を助けようとした韓国人留学生、李秀賢さん(当時26)と横浜市のカメラマン関根史郎さん(同47)が電車にはねられ、亡くなった。竹森さんは当時、通勤で同駅を利用しており、階段の上り口にある犠牲者を追悼するプレートを毎日見ていた。自由が丘駅のホーム上で新大久保駅の出来事がよぎり、飛び降りていた。」
 
 よかったね、ご両人。(誰ら?)
 
 
 ………
  これでyahoo ヒット5件か、、、
  世の中、せちがらいね。
     毎日、誰か主体的に飛び込んでるしね。
     
        それでも、私も義理がたいのさ。
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荒地の四季

2010-06-13 21:00:57 | コーヒーブレイク
 荒地1951
 懐かしい古い日本。
 心の建て直しに借りた、敗戦日本の荒地からアナーキスティックに産まれ生きる宣言を放ったはずのその詩集が、こんなに自然豊かなものだったとは!

 吉本や鮎川が、四季派――それまでの日本情緒を引き継いだ詩壇。立原道造、中原中也、萩原朔太郎が集合したその詩壇――を完全否定したと自賛するその荒地が、こんなに懐かしい日本情緒を持っていたとは!
 
 私がそこに見るものは、生まれ育った東京。産まれ生きた思春期。私の日本の情緒。
 
 詩壇荒地が否定したものは、なんだったのか。
 それは古い形式や古い内容をもつ詩、ではなく
 ただに、それまでの詩人の見ようとする時代ではなかったのか。
 
   懐かしい自然、懐かしい心、懐かしい日本。
   
   日本たる「荒地」。
   
 日本2010年。60年後、詩論を否定されつつ、詩だけが残る。


というわけで、昨日も今日も、良い気候のうえに出勤無用。
ずいぶん自分の仕事もしたので、心広々と書いてしまいました。
   詩も、上部構造なのです。 、、、ああ、散文的。
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茶飲み話

2010-06-12 22:43:41 | その他
 こんばんは。まだまだよい気候で。って思うたび、自分がどれだけ夏を恐れているかがわかります。なんせ、時間の無駄の日々。

 さて、どうでもいい話には、つまんない題で。
 今週は、菅の「最小不幸の社会」なる標語に一言書かなきゃいけないよな、と思って、しかし、私にしては出遅れな今日、誰か書いてんだろうなと検索したら社民党党首がはじめにでてきました。
 あ、そうすか。ごめんなさい。
 こんなことは社民党でも分かるようで(発言の詳細はでませんでしたが)。
 
 ま、私の趣旨は「こんなもんスローガンにはならん」、ということですが、みんな反対ならどうでもいいや。
 (といってもこっから下は独り言になってしまったので、ためになるブログ、ちょっとまとめておきます;標語は他者の行為をイメージさせなきゃならんのだよ、と一言。「最大幸福」の追加的作成は行為の目標となるが、「最小不幸」は、目の前のたった一人の不幸を見ても昼寝しとっていい、ということだ。こりゃ標語作成者のやる気がゼロといわれて当然。)
 
 そんなことよりも自分的に、菅ならもう少しましな標語が出せるはず、という幻想を持っていることに気づいて、ああ、わたし、いい人だねえ、といつものように自分に感心しました。政治家ふぜいに期待すんなよ。
 
 だいたい、国家権力の動員力は、基本的に、国家に関わって初めて生きるんだよね、あたりまえだけど。
 徴兵とか国家治安とか国家象徴保全とかね。
 そうでないことには誰も行為の将来に立てることができないから、いっても無駄。基本的に。
 
 で、何が基本でないかというと、相手が子供の場合。
 教育だね。
 教育は万能だから。やる気になれば。
 ところが、さいわい、左翼も創価学会もクリスチャンも国家権力もやる気にならん、あれはどうしたことかねえ。
 日教組がどうとかいって、うそつくなよ、誰もかれもやる気になっとらんじゃないか、って敵を含めて叱咤してもしょうがないが。
 北海道の教育勅語、じゃない、君が代礼拝がどうのというのは組合対策という話もあるが、ああゆう制度権力を使えることしか今の日本人にはできんのさ。だからどうといって、もともとガキは聞く耳もたんし。よいことか悪いことか。
 
 こうした現象は、あれがこうでこれがこうでと、社会学的に踏み込んでいくのは、宇野経済学でいうと段階論を作ることなのだけれど、どうしようかねえ、あんまし面白くないし。実も少なそうな。職業生活での資本家の攻撃にどう反撃するか、というテーマのほうが男らしいよねえ。
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はやぶさ2題

2010-06-10 20:23:09 | 断片
 あの壊れた隼が地球に帰ってくるそうな。帰ってこようとがんばって飛んでるそうな。
 でも、採取材料だけ地球にカプセルで投下して、火の玉となるそうな。
 
   どうも当初からの予定らしい。
   学生諸君、おとなの大部分はこんなもんさ。
   
 
 隼は、私の幼少のみぎり、祖父が熊本に帰るときの寝台列車だった。私も東京駅までよく見送りに行った。その頃は、頭に漢字で「隼」とあった。
 それが無くなったのが、昨年3月。
 
 それで、なんで東北新幹線にワープするんだ???
 
   愛称募集第7位。
   学生諸君、権力じじいなんてそんなもんさ。
   
   思い出すね、E電。みんなひひじじいの所業さ。

     本更新は、酔言ではあるが、覚えておくべき社会の事実である。
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かなしい歌うたい

2010-06-06 21:00:46 | 歴史への視角
 こんばんは。今日は気候もよくゆっくり休んで幸せな一日。せっかくの気候のよい日に、ただ単に休める、というのが贅沢ということで。

 なのに朝日新聞1面記載のエリート会社の宣伝は ”今日は休刊日、だからあなたも休肝日” のたぐいの余計なお世話。
 すげえ傲慢さ。エリート会社でなにも苦労したことないんだね。開高健が泣くぜ。山口瞳でもいいけど。
 なんで朝日の休刊日に休肝日を合わせなきゃいけないんだよ。こちとら、忙しいんだ。

 でも今日のブログもネタ元は朝日新聞で、前登志夫という歌人の話。(別にネタなんてどこでもいいんだけどね。わたしゃ一般の人だから、社会とはメディアでしかつながってないの)
 
 で、この、前という人が言うに
 「この世に間違って生まれてきた人間なんてないんだよ」
 
 う~~ん、、、
 そりゃそうなんだけどさ。
 そうだし、それを新聞に紹介した喜多という歌人もいいんだけどさ。
 
 みなさま、そう思うかいね。

 先の立言は正しいんだけど、わたしゃ心が狭いんで、そんなふうには思えないね。
 どうみたって生まれついて不幸のまま死んでいった人がある。
 あるいは、どうみたって早く死んじまえ、と思わざるを得ない人がいる。

 この辺だと誰でもそれなりに思い当たる普遍的な感情じゃないかね。
 さらに私は一層偏屈のうえ、破格に給料の安い派遣社員さんたちと暮らしているんで、仕事が派遣社員さん以下の高給取りには、お前、なんか仕事間違えてないかい? と思ってしまうんだよね。
 人にはいわないけどね、それ、あたりまえじゃん? わたしゃ普通の人間で社会なんかここしかないんだからさ。より一生懸命な人間が破格に給料安いなんておかしいよね。
 
 てなことは、もちろん口には出さない。だって、みんな足りない能力でがんばってるんだからさ。能力がないのに派遣社員の優秀な能力と比べるほうが悪いってことは、わたしゃ左翼だから知ってるんだよね。
 
 とゆうふうに、現実というのは理想をしゃべってもつじつまが合わなくなるものなのです。
 
 で、なんだよ、現実って、って。それはこの世が資本主義社会だから、という以外の特性が考えるなら、教えてもらいましょうか。
 答えがでないなら、あなたが左翼でないことが間違い。
 前という人も吉野の林業資本家の息子のようだけれど、誰であれ、正しいことを告げるのはよいことだ。けれども、正しいことを言えば、彼の責任が終わるというわけではない。
 
 「この世に間違って生まれてきた人間なんてないんだよ」 
 つまり、「そう思うなら歌なんて歌ってていいのかよ。人が不幸のまんま死んじまったのは間違いでなければなんなんだね」、ということですね。
 
 でもそれでいいんですよ、本人が自覚している限り。どうも前という人はある程度まではそれを自覚していたようです。
 なぜだよおかしいじゃないかよ、って。まあわかるけど、こうゆうことは本当に生きていってみないとわからない。とくに、程度問題のその程度になるとね。   
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原子力安全・保安院

2010-06-04 21:37:43 | その他
 こんばんは。昨日に引き続き疲れてはおりますが、仕事上の懸案事項がなくなって。
 勤務仕事の過去の諸懸案に比べて非常にささいなことでも、懸案になると、やっぱり懸案事項なんですね。

 ま、そういうわけで、ちょっと気軽く、本日もネタでお世話になっている朝日新聞系で短く。
 
 原子力安全・保安院を、原子力の開発役所から分離して監査位置につかせるように民主党が進めているそうな。
 えらい、民主党。 はじめて褒めましたが。

 そんなもん、推進と監視が一緒の組織なんてなんの役にも立つものか。
 それが分離して安全な原子力設備へ前進すれば、私の夢の原子力エネルギー活用地球体に一歩踏み出せるかも。

 という話は自民党政権時代もあって、自民党員の甘利明という男が、「推進・監視は一緒の組織のほうがブレーキを利かせられる」とかいって反対したそうな。

 この男、どんなスポーツ選手か俳優か知らないが、無知で許せると思ったら大間違いだ。政治家として発言したらみな同じ、嘘であればウソつきとののしられて当然。ざけんなよ、バカ。
 読者のサラリーマンの方々、おんなじ組織で商品開発の推進・監視があって、公共的にブレーキなんかつくもんでっか?  と、とつぜん関西弁。
 ウソをつけ。監視なんざ、「消費者に文句いわれないように」、の一点だけだよ。あとは組織の論理、組織目的の遂行に丸め込まれておしまいだよ。世間知らずの甘利のだんな。それともただのガキかよ。

 組織政策を潰せる監査は組織外にしかできやしない。
 それは組織内者にとっては理不尽な監査でしかないが、それでも組織外の論理が通るのは、発言が組織外からだからなのだ。

 と、ここまでは若者の次元で。
 
 甘利という男も、「情報もない組織外の監査なんて、口先でごまかせるさあ」、という自信から言ってるのならそれはそれだけどね。もちろん、そういうごまかしを許さないシステムを構築してから分離しなければならないが、って、やりゃしないんだよね。素人政治家なんざ、気づきもしないさ。
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また総理辞任

2010-06-02 22:28:16 | 断片
 こんばんは。
 今日は疲労はありますが.ブログネタでお世話になっている朝日新聞さんが、鳩山の辞任で巨大なスペースとってますので、手短かに。

 まずは、1年も首相役、持ちましておめでとうございます。
 自民党潰しの大役、見事に果たしまして。
  初めからできないと誰でも知っているはずの諸政策に手を上げて汚れ役を引き受けたこと、私は忘れませんよ。その間、小沢という人が自民党を潰して。よかったよかった。私は自民党潰しに感謝しております。別に他の党なら政権党としていいというわけではなく、単純に自民党への感情の問題ですが。
  
という話がわからない人間がいるということ自体信じられない。
世代かもしれないね。
今80~85歳と50歳~65歳までは誰でも分かっているはずのことなんだけどねえ。嘘をつかれ慣れてね。

 これで国家公務員の意義が世間に知れるかなあ、人民は言いたい放題悪口いいやがって。
 私は国家公務員でもなく、かえって国家公務員のどうしようもなさを知っているほうですが、しかし、わが国が平常状態を保っているのは国家公務員のおかげだ、というシンプルな事実を悪口でごまかすのは最低だ。
 そんなのは「大本営発表」と同じ精神構造の傍観者版に過ぎない。
 わたしは嘘つきが死ぬほど嫌いだ。
 
 よくボスがこんなで、国家が持ってると思いませんか? だけど、今までも持ってきたし、これからも持っていくさ。わたしゃアナーキストだけど、そんなことに嘘をついてもしようがない。ちょっと民主党に壊されたけど、それが官僚機構というものさ。
 文句あるなら小泉みたいにテンパって生きろよ。いや、権力者と官僚は、本来そういう関係だと思うんだよね。平常ではなく変革をリードするのが政治家さ。鳩山もちゃらちゃらしてないで防衛省官僚に理想をぶつけてみたらよかったのさ。ちゃんと沖縄から米軍を追ん出してくれたと思うな。自衛隊の巨肥大化つきだけど。
 
 ま、そういうわけで、最後のまともなタマの菅直人さんがでるようで。
 これがつぶれたらどうするのかなあ、あとは皆無。他人事でありますけどね。
 どのくらい他人事かというと、実は私儀、なんとか小沢さんに首相につかせたいと思っております。
 あんな必死で権力を欲しがって。やるきあんだから3日くらい総理やらせてもいいじゃん。最短の総理職更新でギネスに載らせたり。
 ま、そんな程度の話ですが。
 
 あははのはの他人事。カテゴリー「断片」=酔言でした。 
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