こんにちは。東京地方、ひとしきり寒かったですが、今日だけは中休み。しかし2月ってこんな寒かったかなあ、と思って統計を見ると、最低気温に引っ張られて午前中がずっと寒いのがいけないようです。10分間だけ温かく最高気温が出たってねえ。
さて、本日はなんにしよ。堅いことはいわないで、まずはオリンピックですね。違う? そんなのはヒマ人のテーマ? よくわかんないね、家に居るもんだから。無視して女子フィキュア。日本もハンデがなければ褒められるレベルで安心しました(ハンデって、、、)、が、なんといっても素直にメドベージェワ。すばらしい。衣装も。日本の衣装は手作りといえば聞こえがいい自前だって? 日本女子が画面に映るようになったこの40年間の疑問が解けた。国家に、勝つ気がないんだね。まあそれもポリシーで結構だが。今までの恥ずかしい衣装は日本人のデザイナーがどうしようもないからだと思っていた。恐れ多くもお母様の作品とは。どうしようもないのは選手の懐具合だったんだ。カネなしには勝負などできない。
なんの話か。メドちゃん、アンナカレーニナを演ずるところがいいね。これはロシア産角兵衛獅子くんにはとてもできない。
ついで、女子カーリング。準決勝、飲み屋で見てました。知り合いの解説を聞きながら見てると応援したくなるのはいいけど、2回分(2エンド分)も見ると腹が痛くなりそう。試合長すぎだよね。誰が好んで長々と見てるんだろうか。
試合はあれで韓国負けたら可哀想過ぎだからしょうがないね。
それはそうと太宰に似てる藤澤氏。北東北って、本州の左、真ん中、右で顔が違うよね。ってゆうかそれぞれ先祖が一緒、っていうか(注:藤澤氏は北海道出身、ではあります)。よほど悲惨な生存史があったのではないだろうか。
それをいうなら韓国は半島全部一緒だけど。
さて、ニュース。
前回一口感想した二枚舌の河野太郎、朝日新聞でも不思議に思ったのか、記事にしてました。太郎は大臣になるとき周りの自民党幹部から、「権力が欲しかったら自説は口に出すな」っていわれたんだとさ。それで首相になるまでは自説は封印したんだと。洋平の息子が嘆かわしい話だけど、洋平の息子だからまずかったんだとさ。異端で迫害された親父を見てたから、あんな目には会いたくない、と。涙が出るほど情け無い話じゃないか。そんなやつが大臣かよ。紙粘土製のお飾りだね。
つぎ。非正規雇用の手当て拡充。「内藤裕之裁判長は年末年始勤務、住居、扶養の3つの手当について、正社員と契約社員で支給する目的や要件に違いはなく、格差があったと判断。計約304万円の支払いを命じた。同種訴訟では、昨年9月の東京地裁判決が年末年始勤務手当の8割、住居手当の6割を損額と算定し、支払いを命じていた。今回の大阪地裁判決は対象の手当が増えた上、違法なら全額を支払うべきと判断を拡大」したそうです(産経)。この前より前進で、まずはよかったですね。
というわけでこの前は少数派組合の宣伝に移ったところ、今回のニュースは、さらに少し明るいので、逆にしらっぽく。
資本家は別に平等なら平等でいいんだよね。恐慌と一緒。みんなが一緒なら怖くない。恐慌が資本家階級にとって怖いのは、国家権力者がそら見たことかと資本家の自由を束縛することだけだ。隣の社と同じ条件ならそれはそれでよい。
というわけで、「平等」尊重は資本主義社会においては国家権力の肩入れ先です。正規並み非正規は正社員と同等になる。ただし、もちろん、他方で正社員も2分化する。それでこそ隈理論。別にそれは私のせいではなく、理論が正しいというからだけですが。
2分化というのは、今厚労省の「データ不備」とかでもめてる裁量労働労働者とその他大勢との2分化ね。サラリーマンは2通り居る。意思決定する管理職+その手先の非組合員(の企画要員)と、プロレタリア諸君との2通り。資本家は別に安きゃあ正規だっていいのさ。正規だって一月分給料を前払いすりゃ首にしていいんだから。すぐに手先の非組合員の裁量労働者は請負の外注に変化するしね。管理職用には就職時にエリートを採るから別に中途採用でもよい。ということは、フツー人はやめたきゃ勝手にやめろ、ということでもある。賃金も年齢にかかわらずフラット化する。最低ラインに平たく一直線。
ま、そういうものだ、というだけですが。
ところで4つ前パラグラフ中の資本家階級にとってなにが怖いか。資本家は儲けのことしか考えないから本当は分からないので怖くはないが、恐慌の反資本主義的意義は、資本家を助けるには国家権力がしゃしゃり出なければならない、というところにあります。資本家は破産しないために国家の言うことを聞かなければならない。このときに国家権力は資本主義体制を揺るがすどんな種でも、制度の確立として、社会に埋めることができるのでございますよ。
具体的には、まだ言わない。右翼が聞いてるからね。あ、次回(=今回)作品にも書いておりません。次々回用です。
さて、本日の一口知識。また後進国知識化作業より。松田素二という人のケニア調査によりますと(「都市を飼い慣らす」)、よく後進国で見られる警察やらの公的オフィサーの賄賂習慣は、別に人格や性癖の問題じゃないのだって。後進国の(農村から離脱した者が住む)都会では、そうした人間的な付き合いを生活基盤としなければ即飢え死にするんだって。「1枚のシャツとズボン以外何も持っていない人間が、本日都市に来ました。さてこの人間はあと一ヶ月なにをしたら生存できるしょう。なお、彼には何の技術もありません」という問題の解法のようです。センター試験地理よりは難しいですな。彼はいろんな人間の感情だけを当てにして生きていくのですが、感情には当然消費物資が伴わなければ現実には意味がない。そのひとつの答えは人間の情実への訴えであり、これを物質化した賄賂だ、と。これは都市全域の「住民」全員に当てはまる問題なのだから、当然、社会全体の規準となる。
そんな文章はどこ探しても書いちゃあありませんけどね。ためになりました。
さて、本日はなんにしよ。堅いことはいわないで、まずはオリンピックですね。違う? そんなのはヒマ人のテーマ? よくわかんないね、家に居るもんだから。無視して女子フィキュア。日本もハンデがなければ褒められるレベルで安心しました(ハンデって、、、)、が、なんといっても素直にメドベージェワ。すばらしい。衣装も。日本の衣装は手作りといえば聞こえがいい自前だって? 日本女子が画面に映るようになったこの40年間の疑問が解けた。国家に、勝つ気がないんだね。まあそれもポリシーで結構だが。今までの恥ずかしい衣装は日本人のデザイナーがどうしようもないからだと思っていた。恐れ多くもお母様の作品とは。どうしようもないのは選手の懐具合だったんだ。カネなしには勝負などできない。
なんの話か。メドちゃん、アンナカレーニナを演ずるところがいいね。これはロシア産角兵衛獅子くんにはとてもできない。
ついで、女子カーリング。準決勝、飲み屋で見てました。知り合いの解説を聞きながら見てると応援したくなるのはいいけど、2回分(2エンド分)も見ると腹が痛くなりそう。試合長すぎだよね。誰が好んで長々と見てるんだろうか。
試合はあれで韓国負けたら可哀想過ぎだからしょうがないね。
それはそうと太宰に似てる藤澤氏。北東北って、本州の左、真ん中、右で顔が違うよね。ってゆうかそれぞれ先祖が一緒、っていうか(注:藤澤氏は北海道出身、ではあります)。よほど悲惨な生存史があったのではないだろうか。
それをいうなら韓国は半島全部一緒だけど。
さて、ニュース。
前回一口感想した二枚舌の河野太郎、朝日新聞でも不思議に思ったのか、記事にしてました。太郎は大臣になるとき周りの自民党幹部から、「権力が欲しかったら自説は口に出すな」っていわれたんだとさ。それで首相になるまでは自説は封印したんだと。洋平の息子が嘆かわしい話だけど、洋平の息子だからまずかったんだとさ。異端で迫害された親父を見てたから、あんな目には会いたくない、と。涙が出るほど情け無い話じゃないか。そんなやつが大臣かよ。紙粘土製のお飾りだね。
つぎ。非正規雇用の手当て拡充。「内藤裕之裁判長は年末年始勤務、住居、扶養の3つの手当について、正社員と契約社員で支給する目的や要件に違いはなく、格差があったと判断。計約304万円の支払いを命じた。同種訴訟では、昨年9月の東京地裁判決が年末年始勤務手当の8割、住居手当の6割を損額と算定し、支払いを命じていた。今回の大阪地裁判決は対象の手当が増えた上、違法なら全額を支払うべきと判断を拡大」したそうです(産経)。この前より前進で、まずはよかったですね。
というわけでこの前は少数派組合の宣伝に移ったところ、今回のニュースは、さらに少し明るいので、逆にしらっぽく。
資本家は別に平等なら平等でいいんだよね。恐慌と一緒。みんなが一緒なら怖くない。恐慌が資本家階級にとって怖いのは、国家権力者がそら見たことかと資本家の自由を束縛することだけだ。隣の社と同じ条件ならそれはそれでよい。
というわけで、「平等」尊重は資本主義社会においては国家権力の肩入れ先です。正規並み非正規は正社員と同等になる。ただし、もちろん、他方で正社員も2分化する。それでこそ隈理論。別にそれは私のせいではなく、理論が正しいというからだけですが。
2分化というのは、今厚労省の「データ不備」とかでもめてる裁量労働労働者とその他大勢との2分化ね。サラリーマンは2通り居る。意思決定する管理職+その手先の非組合員(の企画要員)と、プロレタリア諸君との2通り。資本家は別に安きゃあ正規だっていいのさ。正規だって一月分給料を前払いすりゃ首にしていいんだから。すぐに手先の非組合員の裁量労働者は請負の外注に変化するしね。管理職用には就職時にエリートを採るから別に中途採用でもよい。ということは、フツー人はやめたきゃ勝手にやめろ、ということでもある。賃金も年齢にかかわらずフラット化する。最低ラインに平たく一直線。
ま、そういうものだ、というだけですが。
ところで4つ前パラグラフ中の資本家階級にとってなにが怖いか。資本家は儲けのことしか考えないから本当は分からないので怖くはないが、恐慌の反資本主義的意義は、資本家を助けるには国家権力がしゃしゃり出なければならない、というところにあります。資本家は破産しないために国家の言うことを聞かなければならない。このときに国家権力は資本主義体制を揺るがすどんな種でも、制度の確立として、社会に埋めることができるのでございますよ。
具体的には、まだ言わない。右翼が聞いてるからね。あ、次回(=今回)作品にも書いておりません。次々回用です。
さて、本日の一口知識。また後進国知識化作業より。松田素二という人のケニア調査によりますと(「都市を飼い慣らす」)、よく後進国で見られる警察やらの公的オフィサーの賄賂習慣は、別に人格や性癖の問題じゃないのだって。後進国の(農村から離脱した者が住む)都会では、そうした人間的な付き合いを生活基盤としなければ即飢え死にするんだって。「1枚のシャツとズボン以外何も持っていない人間が、本日都市に来ました。さてこの人間はあと一ヶ月なにをしたら生存できるしょう。なお、彼には何の技術もありません」という問題の解法のようです。センター試験地理よりは難しいですな。彼はいろんな人間の感情だけを当てにして生きていくのですが、感情には当然消費物資が伴わなければ現実には意味がない。そのひとつの答えは人間の情実への訴えであり、これを物質化した賄賂だ、と。これは都市全域の「住民」全員に当てはまる問題なのだから、当然、社会全体の規準となる。
そんな文章はどこ探しても書いちゃあありませんけどね。ためになりました。