リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

アルミ缶・古紙持ち去り禁止条例に反対するイベント

2010-11-28 10:18:00 | その他
 おはようございます。昨日の翌日の今日は休日で、早々に、ご存知、トップテーマ変更。
 ほんと、人の悪口をいうのは嫌いなんだよね。酒を呑まなきゃいわないんだけど。呑むし。

 世の中、山谷なんとか、というサイトがありまして。下記
http://san-ya.at.webry.info/
 釜ヶ崎か山谷というあの山谷。正式名称はあるんですが、標題コピーを拒否してるんで広めてあげませんが、
そこで、こんなことが

『10月1日、墨田区では空き缶・新聞の持ち去りに20万円以内の罰金を課す条例が
施行されました。現在、資源回収の時間に合わせ、墨田区の職員が「持ち去り防止」パトロールを行い、回収をしている仲間たちの顔写真をとり、名前を尋ね、名簿を作り、「警察に突き出す」とオドシをかけています。しかし、仲間たちはアルミ缶・古紙を集め続け生活をつないでいます。
私たちは
1. この条例がアルミ缶・古紙を集めて暮らしをたてている野宿者の生存をおびやかすものである点
2. 野宿者の仕事を犯罪とすることで、社会的な排除を引き起こすおそれが強い点
などから、この条例に反対しています。』

墨田区というのは、隅田川の山谷の向こう岸です。主催者によるとなんでも、

『「ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法」に基づいて国が策定した基本方針に、国・地方公共団体は「常用雇用による自立が直ちには困難なホームレスに対して、雑誌回収やアルミ缶回収等の都市雑業的な職種の開拓や情報収集・提供を行うべき」と明記されている(第3-2(1)キ)。
  墨田区は本来負うべき責務を実行しないばかりか、野宿者の自立を困難にしている。』  
そうです。まあ、いろんな自治体があるもので。

『今後、この条例に反対する連続企画として、以下の二つを予定しています。多くの方のご参加を呼びかけます!!
●11/27(土曜日) ブックフェア(古本市)&トークイベント(失礼、終わっちゃった)
●12/12(戸曜日) 集会&ライブ【渋さ知らズオーケストラ】
隅田公園山谷堀広場にて
1:00 開場
2:00 集会・ライブ 』

 そこでたくさんのいろんな人が反対署名しておりまして、ああ、こんなにいろんな人が(今でも)いるんだ、と感心したところ。私は運動はしませんので、代わりにちょこっと宣伝をしておきます。
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酔言3件

2010-11-27 21:59:02 | 断片
 こんばんは。今日は何もしてないのに、もう10時、、、なのでブログは「断片」、「酔いどれグチ」カテゴリー。
 コーヒーと酒の違いは、読んでためになるかならないか、で。

その1 みた? テレビ、東京12チャンくらい。ペンギンの赤ちゃんが、「ペンペン!」って呼ばれると、ピィ、ピィ、とかいって、タレント(男)にゴロンして。かっわい。あぶなく油を揚げているのを忘れるところだった。幸か不幸かすぐ終わっちゃって。
 大きくなってもパパ、いるといいね。(白クマんときはいなくなっちゃって悲惨だった、、、)

その2 忘れた。いえ、どうせお客さんのためになるとか考えてないし。

その3 なんでも民主党が苦境だとか。何が悪いのか知らないけど、仙石とかいうのやめろって。全共闘だったって、48年生まれのフロントじゃ別に普通の人だね、これが「自衛隊は暴力装置」っていったからどうってのかな。
 そりゃ、まずいのはわかるさ。本当のことだって言っていいときと悪いときがある。いわゆる知的な遅れのある人を例に取れば想像のつくことだ。想像のできない人はここに来ないで欲しいが。
 だからって、ぎゃあぎゃあ喚いて官房長官やめろだのなんだのって、群れに乗って、てめえでできないことを喚くのは、過激派の空語とおんなじ構造じゃないかね。ほんと、てめえでやってみろってんだ。どうせできないからやらんでいいのだが。
 そういうのを焚きつけるマスメディアも腐り切ってるし、ってゆうか、焚きつけるマスメディアが腐ってるから人民が腐ってるように見える、というのが現象的事実だね。人民はネットにしか出ないしね。本質的事実は、焚きつけりゃ人民が面白がって読んだり見たりしてくれるからだけどね。で、政権は、そんなガキのうそ泣きにウロウロうろたえるアホばかりで(菅はさすがにがんばる気があるようで。しかしかわいくないね)、ほんと、どうもならん国だね。ロボットの国家官僚以外頼るものもないんじゃ、くやしいかぎりだ。まあ、安心し切って喚き散らしてる諸君は、そんな気概もないんだろうね。
 いや、別に民主党には他に駒がいないから言ってるだけだけどね。もう少し自民党関係者には冷や飯食わせないとね。かわいい子には旅させよ、、、うそ。共産党にやらせたら、理論との乖離で壊滅的打撃かも、、、

 とにかく、勝手なことを言うのは気分がいいやね。今だって、私なんか、北朝鮮なんかつぶしちゃえ、がんばれ韓国。がんばれUSA。と呟くだけで気持ちがいい。何だお前、左翼じゃないのかって、残念でした。私なんかこんな気持ちを確保してることに安心するんですよね。わしゃ、そこらのインテリじゃないぜ、普通の日本人だぜ、、、ってゆうか。
 でも、このブログにいらっしゃる方はご存知のように、それは口に出してはいけない。
 初めて来た方はわからないかもね。
 本当のことを思うことと、本当の気持ちでもそれを口に出すこととは全然違うのですよ。口に出せば、権力者はこれ幸いとそれを商品ネタにする。
 お客さん、先立つものがなくっちゃ。兵器ですよ、兵器。いくらでも作りますぜ。戦闘機1機100億? 悪いですね、いまあっちこっちから発注で。150億はもらわないと(と、書いて、ちょっと待てよ、100億、十分高いぞ。どうせそんなカタログどおりの戦闘なんてありゃしねえよ)。潜水艦? いまどき通常潜水艦はないですぜ。原子力の水爆ミサイル、それでこそ抑止力でさあ。 あと、もちろん使う人は確保してくれんだよね。 
 もち、フリーターは徴兵だね。
 その挙句は、幾万の兵士の死亡。韓国2人や4人の美しい弔辞の問題ではない。
 ゴミくずのように腐るにまかされる死。
 
 という操縦されるだけの人民の苦渋の選択をわきまえず、どうせ大衆など喜ばせておけば、と考えている朝日新聞、毎日新聞、その他いうにも及ばない雑多なマスコ管理職は、死刑だな。

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お茶飲み話2件

2010-11-25 21:24:40 | コーヒーブレイク
 こんばんは。今日はコーヒーブレイク。

 コーヒーブレイクといえば書くのは、水曜日(じゃない火曜)の休みは東京地方、晴れてどんなに紅葉が輝いていた、とか、そんな話だと思うのですが、突然たくさんになった読者の方のコーヒーブレイクって違うんだよな、って、ほんとわたしは気が小さくて。

その1 この前話題にしたクリスマスキャロル、最後いいんですよね、なんでいいと涙が出るのかな、涙が出ると心が洗われるし。
 よのなか、ホリエモンとかのヨタ話(金で買えないものはない)を含めて、涙が出ない話はみんな嘘だと思ったほうがいい。へえ、そうか、そうかなあ、考えてみよう、なんて話はみんな嘘だ。
 っておまえの話で涙は出ないって?
 私の既刊本を読んでくださいな、まずは。

その2 資本論で単語確認しているのですが、そのからみでネット見たら、世間でまだ「資本論を読みたいのですがどの訳がいいですか?」なんて殊勝なお話が。で、その答えが、どこそこの訳が新しいからいいとか、なんとか。

 バカあいっちゃあいけない。本なんて感動してなんぼ。資本論は、長谷部文雄訳しかない(私のは角川文庫。青木文庫にもあるけど旧漢字で読めない)。なんであんなつまんないものを向坂訳なんかで読めるものか。わたしには読めません。
 最近このブログを見つけたようなインテリチックな人は、原本(底本)によって中身が違うんじゃないか、とかって言うかもしれませんが、うそ。ただのうそ。なんにも変わりゃあしません。
 底本問題っていうのはね、その筋の人の正当性争いなの。
 自分の言いたいことを、ほら、マルクスだってそういってる、っていいたいための証明基礎だけ。そういう意識のない人がどれを読んでもおんなじなの。
 でも、わたしにはそういう意識があるからって、意識があるんなら、マルクスごときで止まっていないで先に進めよ。もうマルクスはいらないんだよ。現に存在し終わってるんだから。マルクスの言ったことを確認するために生きるなんざ、人生の究極的無駄さ。
 
 なお、資本論で勉強しよう、なんちゅうのもヨタもいいとこ。あれは論理や感性を楽しむもの。今も読んだけど厚いだけで無駄なとこだらけ。
 資本論の内容を勉強したい人は岩波全書の宇野弘蔵「経済原論」をお読みになるように。
 ほんの200ページの小冊子、批判したければ若者でもできるからね。その批判が(あれば)マルクスに通じるかどうかを資本論で確かめたらいい。
 
  ま、そんなこんなで。
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よしなしごと

2010-11-20 22:06:00 | 断片
 こんばんは。今日は帰りがけ新宿駅で途中下車しましたら、いつにも増して子供たちが。
 子供って29歳までの人間たちですが。
 東口街路で通奏低音のそこはかとない食べ物の匂いに交じって押し寄せる子供たちを見ると、、、
    、、、関係ないや、って気がしますね。
 私の進行方向へ時々立ちはだかる命知らずをよける私の身のこなしに我ながら惚れ惚れしました。
 お互い様の喧嘩好き。

 さて、このように世間はクリスマス。じゃないか。クリスマスでもないのになんで浮わついた人々がいっぱい。
 ま、とにかくクリスマスも近く、昨夜、愛読書クリスマスキャロルを30年ぶりに読んだところ。

 まだ前のほうなんですが(英語版で遅い)、気づいたことには、悪スクルージをクリスマスパーティに誘う善意の甥っ子が、「くだらん」と叫ぶ吝嗇スクルージを諌めて言うのに、
『そんなことは神様の教えにそむきますから言ってはダメです(趣旨)』
 はあ、これが有名な、キリスト教の世界維持道徳か、と。

 なんでも昔、有名な日本人がアメリカへ行ったとき、「日本人には宗教なんかない」といったら、それを聞いたアメリカ人が、「なんだって! それじゃどうやって道徳が保ってられるんだ!」といったとか。

 もちろん、日本では昔、「神様」の替わりに「世間様」といっていただけで、どこにでも道徳なんてあるのですが、上記のくだらない諌めに、大神様を持ち出さなきゃいけないイギリス人に改めて感心したところです。

 昨今びっくりしたことには、日本で小学生に人殺しは悪いことだと教えないのは、日教組ではなく、文部省公認の社会科モデル授業だ、ということです。自分で考える授業なんだそうで。
 さらに昨今知ったことでは、ここで「あほんだら!」と叫ぶのは、きょうび、50歳以上に限るそうですな。

 まあ、なんとでもいわっしゃい。

 で、さてこういうのはイデオロギーですからどこでも同じ。ディケンズはマルクスの時代ですが、昨今のキリスト教も没落しかかっている都市部イギリスは今後どうすんでしょうね。これからのイギリス社会調査が面白い。
 アメリカは田舎が大きすぎて結果が綺麗に出そうもないですけどね(都市部は、もともと一体化してないし)。

   あ、ところで、わたしは、6歳から12歳までは下放すべきだと思ってますので。
   農家や工場で働かせていただくのが、性格のみならず本人の頭の発展にも大変よろしい。
   学校の場なんて異常も異常。生活のセの字も知らず、何の役にも立ちゃしない。知識は中学3年間で充分。
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誤訳の席巻

2010-11-13 21:52:23 | 歴史への視角
 こんばんは。気候もよく、勤務仕事もそんな大変でなく、にもかかわらず、あんまよくないお日和で。いや、それでは贅沢も度を過ぎますでしょうか。

【前段】
 さて、唐突ですが、一人の労働者には、労働者である自分と、市民である自分というものがいるそうです。
 「もっと仕事減らしてくれなきゃ体が持たない。人を増員してくれ」と言ってる労働者A、あるいはそう思うけど口には出せずひたすらがんばっている労働者Aと
 「なに、日航? 飛行機高すぎ。パイロットも客室乗務員も整理当然」といっている市民である自分Aですな。

 こうゆう分裂が労働者的に問題なのだ、という話が昔から評論家的にあって、ま、分裂は現象であってそんなものが問題なわけじゃないけど、分裂がなければそれは組合運動的にやりやすいのは確かなのです。
 分裂していない労働者というのは、「小市民」部分のない労働者のことです。
 「小市民」とは、市民である自営業・資本家業に対して、雇用労働者なのだけれど、ヒマな時間とカネがある人間のことです。小市民でないというのは、一日、通勤時間もなく朝から晩まで働いて、付き合う社会は地域的職業労働者の間のみ、というところですね。数十年前の資本主義諸国の労働者にはたくさんいたところです。たとえば日本炭鉱労働者。こうしたところの労働者の本体(本隊)は、ほんとに鉄鎖と地域的共感、それに少々の寝具・衣服しか持っていない。 
 こういう労働者は、資本家に屈従するか、資本家と戦うかのどちらかしかないし、その他の選択肢がない中で闘えば、闘争は労働評論家が満足するものとなる。「万国の労働者よ、団結せよ!」と言われれば、よしがんばるぞ、みたいなことにもなる。それはシンプルで分かりやすいが、先進資本主義国ではそうはならない。そのことを分裂と呼ばれても、個人としては進展なのだ。問題は「分裂」なる現象ではなくて、その基盤の社会進行の変え方なのだ、って話で、まだ続いていくんですけどね。これは実は前段。もともと長い話だし。
 応用理論作成中ですが、先達が言いたい放題の序論ばかりで放りなげた仕事が無秩序に散乱してるんで困ります。
 で、今日はこれは本題ではありません。下記【本題】の調べに、3時間以上使ったので、毒食わば、で文にしとこうというわけです。 
 

【本題】  
 で、上記の分裂していない労働者とは、「共産党宣言」にある「鉄鎖しか持たない」労働者だ、と書こうとして、ちょっと参考にウィキペディアを見てみると
 
「プロレタリアはこの革命において鉄鎖のほかに失う何ものをも持たない。彼らが獲得するものは世界である。万国の労働者、団結せよ」、、、

 、、、あ~~ん??
 なんだよ、「この革命において」って??
 
 単に、「労働者は鉄鎖のほかに失うものは何もない」でしょ!
(「共産党宣言」大内兵衛・向坂逸郎監修(相原茂ほか訳)『マルクス・エンゲルス選集5:共産党宣言』新潮社。(と思われる。なにしろ他の訳がネットに上がってなくて)
www.hum.u-tokai.ac.jp/journal/no73/06isamber.pdf )

 そういえば、学生のみぎりの出来事を思い出しました。
 頃は1973年、その頃は日本共産党といえば有名なものでしたが、その党の方針で、マルクス・エンゲルスの出版物の訳語を変えたのです。大月書店版、てやつ。
 ずっと以前ここでも話題にしましたが、「プロレタリア独裁」は響きが悪くて一般人が引くから、「プロレタリアートの執権」へ(もうすでに、その訳語さえ党綱領から外した)。それと同じく、テレビも住居も持っている一般人向けに、共産党宣言訳に「この革命によって」を書き入れたのでした。といって新旧絶版のようですので、証拠があるわけではありません。その頃、左翼の間で嘲笑の話題になったできごと、ということです。なにしろ、ちょっと前に長嶋選手が『社会主義になると野球ができなくなる』と心配した時代。その後宮本顕治共産党書記長が長嶋と対談してそんなことはありませんと否定してた気さえします。

 ま、この組織はそんなものなんでそこまではいいんですが、ネットで調べているうちに某、相対的に大きな新左翼過激派までこの訳を広めていることが分かったのでびっくりぎょうてん。はあ、政治屋の大衆路線というのはそういうものなのか、みたいなもんで。おかしいね、昔、一緒に嘲笑したでしょ? まあ、今はそんな人は引退したんでしょうね。
 とにかく今ではネット業界はこの訳ばかりです。呆れたったら。
 
 原文は下記。
 
”Mogen die herrschenden Klassen vor einer kommunistischen Revolution zittern. Die Proletarier haben nichts in ihr zu verlieren als ihre Ketten. Sie haben eine Welt zu gewinnen.”
(ウムラウトなし)

USAのウィキペディアによると
"Let the ruling classes tremble at a Communist revolution. The proletarians have nothing to lose but their chains. They have a world to win."

 まあ、ドイツ語原文に"in ihr"というのがあって、これが「彼女(彼ら)の中に」という意味で、「彼女(彼ら)」が"einer kommunistischen Revolution"か"Die Proletarier"で訳が違う、ということなんでしょ。私のドイツ語は独学なんで、いまいちですが。

 英訳では、きれいさっぱり落としております。
 じゃあ、落としたら悪いかっていうとそうではなく、この英訳は、エンゲルス監修の英訳と同じですから(私は日本語訳は今は持ってないけど、英語訳は持っている)、どうでもいいマルクスの口癖を消しただけ、というのが普通。だいたい、一つのセンテンス内で同じ代名詞を違う対象に使ってごらんなさい。語学教師から罵倒されますよ(ihre Kettenのihreは、流行の訳でもDie Proletarier。それとも、共産党革命なり某セクト革命には鉄鎖が必須とでもいうのかしら)。

 『そんな文法論議が問題なのではない、実質はこの訳でいいではないか。労働者はこの革命において失うものがないだろう』、という話が出ますかね、
 それを嘲笑の題材にしたんですよ、40年前。
 労働者が「この革命」で失うものがあろうがなかろうがどうでもいい、問題は、革命の手前の、「この蜂起的運動」(=革命ではなく、革命運動)へ参加することで失うものがあるか、なんですよ。この党宣言のテーマは、資本家を革命に慄ませるべき蜂起運動へのアジテーションの話なのですよ。わかりますか? そのために、『万国の労働者よ、団結せよ!』なのです。
 
 わかんないやね、平和な若い人には。
 
 「共産党宣言」は全ての国において、論文ではなく、運動のアジテーターの役割(組織化、オルグの武器)を果たしてきたんですよ。
 きみ、そこの、きみ、世界はこうなんだ、さあ、一緒に運動しよう。親が? 妻が? 家が? カネが? (政府・支配者の弾圧で私の人生の未来の全てが消える) 何を言ってるんだい。無産階級が失う何を持っているというんだい? そうだ、そのきみの鎖を解き放ちたまえ!
 それはマルクスの時代からそうだった。マルクスだって「この革命」が今日来るなんて思ってたわけではない。まずは、この蜂起に(革命「運動」に)人を動員することが問題だったのだ。それは日本の60年でも70年でもそうだったし、日本共産党のその頃の幹部たちもそうやって偉くなってきたのだ。
 のに、なんだって? 運動をすっとばして、「この革命」って、そんなもんいつ来るんだよ?
 そう、関係者は分かるように、「この革命」は、選挙票の大多数的獲得によって明日来る。つらい革命運動に人をだまくらかして誘う必要などない。そう仮定すべき議会主義によってのみ必要な言葉なのです。先に述べた事情はその頃の共産党幹部は百も承知、知っててウソをつくから嘲笑したわけです。補訳したいんだったら、「革命『運動』において」、だよ。
 
 もういいや、くだんない。大衆主義は結構ですけどね、そのぶん、偉そうなことを言わなければね。
 
   、、、それにしても、知識の行方って、いったい
   
   
   (なお、注。エンゲルスが監修していない議会主義者が翻訳したフランス語版は怪しい)
 
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3件

2010-11-06 21:38:45 | その他
 こんばんは。朝が明けるのもいよいよ遅く。暮れ近しですねえ。

 さて、本日は投げやり風な「3件」。

1 まずは、隈HPを”FC2”会社にお願いしました。
  どこでもよかったのですが、ここはなんか有名なもので。よらば大樹。
  yahooジオシティーズは、昔、娘が批難していたので対象外。
  
  9年前からあるビルダーV6の作品は、多少(エラーで)危ない感じですが、多分見られるかと思われます。 ちょっと幅広になって読みづらくいやなところですが。
     これを潮に、スタイルを変えようかとも思ったのですが、時間がかかるんでねえ、、、
     
2 今日の朝日新聞夕刊は、三菱金属、って有名じゃないのかなあ、三菱マテリアルの女子社員が学部卒でがんばって、みたいな話で感心して読んでたら、すぐその脇に愛想尽かしの中西進先生の和歌解釈が。
 今日は勤務は休みで、少し攻撃性が余っているので読んでみると

「泊瀬女の造る木綿花み吉野の滝の水沫に咲きにけらずや」万葉集、笠朝臣金村

(隈直訳:泊瀬川で木綿糸を作っている女の作った木綿の製品は花のようにみえるものだが、この吉野の滝の飛沫はそんな形をしているぞお)
        
 訳はどうでもいいのですが、この手の直訳をして見せた後、先生
  ※飛沫が花のようにみえ、また神聖な注連縄の木綿のように見えたのでしょう※ とかって。
 そうじゃないだろ。笠センセも怒るぜ。
「あの」泊瀬女が作る白い優しい花のように、だろ。あの、が「自分が知っているあの」か「その当時評判のあの」かは別として。 文頭にある「泊瀬女」を無視して、なんの解釈か。

 ほんと、こうなると主義だよね。インポとかじゃなくて女への恨みだよね。わざとこうゆう偏見を流す人間を大朝日の看板にしてよいのかねえ。
 先生は現代国語の参考書作ってればいいんだよ。
 あきれたもものき。

3 で、時節柄、尖閣ビデオ。
  なんて言ったって別に政府批判なんてしないよ。 自分でできないことを批判するのは嫌いなんだ。
  私にとって悪いのは政治家たる人間じゃない。資本主義体制なんだよね。政治家なんてたかだかな口先男さ。でもそれが商売だからね。生きるためにしょうがない人間をいじめるのは嫌いさ。

  でさ、わけのわかんない人々が、政府は弱腰だとか覚悟がないとか言うじゃないか。昨昼もラーメン屋のテレビで言ってたぜ。
  言うのはいいさ。民族派とか国家主義者とかならさ、自分の主義で言ったらいいさ。
  でもさ、返す同じ口で、「中国との仲が緊張する」とかさ、いうなよ、このバカ、みたいなものさ。
  
  弱腰がいやならレアメタル輸出禁止くらいでガタガタいうなよ。中国と国交断絶をよしとしないで政府の悪口をどの口でいうんだ? ブラウスも、シャツも、ズボンも、野菜も、豚肉も、鶏肉も、全部輸出禁止で困んねえよ、という覚悟がなくて、どうして政府が批判できるんだ??? 政府だって好きでへえこらしてるわけじゃねえよ。物欲の女子供(のような食い意地の張った男)がうるさいからしょうがなくて、それらを代表して低姿勢なんじゃねえか。
  (注:私は政府関係者じゃありません)
  
  はあい、ご存知のように、口先男も口先女も大イッ嫌いさ。女にはちょっと寛容だけどね。

   ともかく、せめて食料は自給にしたら? わたしゃ労働者は万国同じ階級だ、だなんて思ってないから。
   
       なんてことは、次回配本の隈理論「応用編」で述べます、が、今回配本もまだできてないんじゃ、宣伝にならないね。
       早くできないかなあ、、、
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HP一時休館のお知らせ

2010-11-03 17:35:10 | その他
 今日(休みの日)突然私のHPが見れなくなってて。

「なんでも2001年からサービスを開始していたインフォシークの無料ホームページサービス「iswebライト」が2010年10月31日をもってサービスを終了するというのだ」そうです。(どちらか様のブログより。ありがとうございます)

 とゆうわけで、わたくしのHPが閉鎖しております。
 冷たいね。一言のお知らせもなく。

 というのはこちらの気持ちだけで、8年前の違うメールアドレスにお知らせしたんでしょ。でも長い間、ありがとうなんていいたくないね。儲け主義で勝手に切るのになんでお礼なんか。 
 HPなくなったらinfoseekなんかと付き合いしないし。
 私のHPは、だいたい9年前gooで作ったもんだし。
 
 って、こんじょ悪いね。ほんと、中には今までの感謝の言を書いているiswebユーザーもいて。人間の出来が違うね。
 ま、infoseekも身売りした複数の無料HPを引き受けて来たんだから偉いさ。ああ、えらいえらい。えらいよー
 
  、、、こんじょ悪る
  
  
 いずれにせよ、身売り先とか身の振り方を考えなければいけませんので、HPしばらく休館します。
    こんなの時間の無駄だ。今日も1時間半は使ってしまった。
  
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