リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

宣伝2、3件

2019-05-26 10:07:49 | 断片
 こんにちは。暑いのは日中だけだからいいとして、昨夜は夜中3箇所も蚊に刺されて、ごそごそ起きて電気蚊取りをつけました。困ったもんだ。
 昨日はお客さんでお休み。そもそも感想記事は多いけどあまり役に立つのがなくて、今日も取っておいたメモをボツ。さらにボツ。
 
 役には立たないけど、yahoo巻頭写真「「ANA、超大型機2号機は「笑顔のウミガメ」」というのがあって。かっこいい! 熱海に行くとき乗りたい! (注、飛んでません)
 ホノルル便だってさあ。ま、どこ行きだっていいが、1号機2号機、よくできてます。

 「18年前、東京のJR新大久保駅で線路に落ちた人を助けようとして亡くなった韓国人留学生の母、辛潤賛(シン・ユンチャン)さん(69)。息子の遺志を継ぎ、日韓の架け橋になってきた。二人三脚で歩いてきた夫を3月に亡くし、24日に東京で開かれるしのぶ会に出席する。」(朝日新聞)。ご本人は李秀賢さんといいます。9年前、自由が丘駅で転落者を助けた日本人が、この時の出来事を覚えていて「ホーム上で新大久保駅の出来事がよぎり、飛び降りていた」との旨、ここで書いたことがあります。そっかあ、と思ってネット検索したら、「事故の翌年、明仁天皇は死亡した韓国人留学生の両親を招待して慰労した」とのこと。しっかりしてたよね、前の天皇。
 つい最近も、別の東南アジアの人も、日本で助けようとして亡くなって。まあそれぞれ、宣伝するべき人が宣伝してくれるでしょう。
  
 「楢葉で「やぶそば」再開」というのが赤旗日曜版にあって。昨日(土曜日)見ました。東京新聞記者がフォローしてた件の宣伝引き受けみたいだけれど。(日曜版てずっと前に出るみたいだね、原始的に配ってるからかね。)
 私の宣伝引き受けは富岡町なんで、そういえば、とホームページを見たけど、現況どうなってるか、なんにもわからない。さんざんリンクのないクリックをしたり、yahooに戻ったりで、たどり着いたのがやっと1枚のPDF。ふつうなら罵倒するところ。人手不足と解釈はしますが、広報は大事だよ、担当の方、というより予算配分の責任者の方。県外の人々に知らせるのに、ほかにどうやって知らせるんですか? なにもありませんよ。カネがないんじゃなくて、カネを作り助力を得るのも広報でしょう、予算配分しなさい。それもこれも他人が知らなきゃどうにもならない。別に寄付が増えるとはいわないが、ある瞬間に力が集約される先は、「知っている」人や場所(に限られるん)だよ。ほら私でさえこんなに宣伝してるじゃないか。
 と、最低限お伝えしないとね。すべて、親の心子知らずだけどね。うらまれたりするんだよね。まあ世の中昔から今まで、そういうものだからしょうがない。
 でさ、それにしても、と検索を続けたら出てきたのが、「写真家「星野藍」が見た福島県浪江町と富岡町の現在」。やっと想像がつきました。普通の写真だけど、ふつうでいいのさ、写真なんて。それもなきゃ、復興しているのか廃墟のままなのか、人が生活しているのかブルドーザーだけなのか、全く分からない。「全く」だよ。ざる蕎麦屋さんでもいいけれど、たとえば、ホームページから「切れない」リンクで生きてる富岡の人たちの記載のあるページへつなげる、とか、そもそもそれもないなら作るとか、それも人手がなければ手のありそうな職業の人に呼びかけるとか。
 
 ま、うらまれるだけだからやめよう。
 本の紹介。
 N,アイゼンバーグ「ホワイト・トラッシュ」。ひどいねえ、アメリカ人の貧乏人差別。差別大好きのイギリス野郎もかくや、というところ。だからさ、長くそこに住んでないと外人の感覚はわかんないのよ。黒人差別は被差別者が奴隷だったせいかとも思ったりしたけど、違うというのがよくわかった。たんにアメリカ人すべてがクズなんだね。日本人なんて一部のウヨを除けばかわいいものさ。というわけで、社会科学系にはお勧め。でも本を読み慣れてない人は買わないほうがいいかな、厚過ぎだから。
 というわけで「アメリカンドリーム」の由来も知れる。
 どこでも立身出世するやつはいるのだけれど、わざわざアメリカが際立つのは、第1に、下層と上層の生活の際立った差。カネやら住居やら社交界やらのことね。で、同じ際立った差でもこれが貴族社会だと、貴族の生活を得ることはできないが、貴族制度がなければできる、と。しかもみんなしがらみのない馬の骨だから何をするにも自由。
 際立った差もなく、しがらみだらけの日本では、「アメリカンドリーム」はない。 じゃあないからカネ持ちは不幸なのか、といったらそれは別の話。アメリカの億万長者は、ホリエモンやユニクロのボスのように、ネットウヨの賞賛を浴びることはできない。仲間がいないから。みんなが他人。「やつら」のような努力もできないものとは、そもそも「できがちがう」のだから。できるのは個人プレー。
 別のニュース。(CNN)「米ジョージア州アトランタのモアハウスカレッジで19日、卒業式のスピーチに登場した億万長者の投資家ロバート・スミス氏(引用者注、黒人)が、卒業生約400人の学生ローンは自分が全額返済すると申し出て、拍手喝采を浴びた。同カレッジは伝統的に黒人学生が通っている。・・・ スミス氏は、・・・同カレッジの学生ローン負担を取り除くため、助成金を創設すると発表。「今後も全クラスに同じ機会を提供しよう。全員がアメリカンドリームのチャンスをつかめるように」と語った 」
 これは世界全国一緒。「俺と同じやつには援助しよう」ってやつだ。同じく「俺がこんだけ頑張ったのに生活保護のやつは頑張っていないからクズだ」ってやつだ。
 どうにかしてくれよ、ふんぞり返ってるやつらを。
 ま、わるいこととはいわないさ。それで一人でも(400人でも)助かるんだから。
 
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毎度の感想集

2019-05-18 10:32:06 | 断片
 こんにちは。日本でいちばんいい季節ですね。ただ昔を思い出すに、勤労者的にはもう休日は6月がないので、毎日いい温度の下でも、しばらく働くことしかない、という矛盾した状況が。もっともよくしたもので、東京地方はもう梅雨の走りで遊ぶ気にはならない。こうして「いちばんいい」と呼ぶ季節享受者は、読書・執筆関係者だけということになる。それも申し訳ないことで。
 
 というわけで、早いですね、もう土曜。少しづつだけ、勉強も進んではいるのが救い。
 今日も感想列挙なのだけど引用だらけで長い。役に立たない感想は少し減らさないとね。
 
1 yahooの巻頭写真。『シロザケ稚魚、元気に西別川から大海原へ』
「水草のバイカモの間を元気よく泳ぐシロザケの稚魚=北海道標茶町で、貝塚太一撮影」(毎日新聞)。勢いよく希望を持って子供たちが海原へ。がんばれよ、と思います。そう思えるということは、私も幸せな人生だったですよね(過去形)。
 
2 『極端な糖質制限、寿命に影響か=動物実験が示唆-東北大』
「糖質制限食は炭水化物によるカロリーが全体の2割程度と、人間が1日3食とも主食を取らない状態に相当する厳しい制限とした。その結果、糖質制限食を食べたマウスの寿命は標準的な餌のグループと比べ8~9週短いなど、他の2グループと比べ短かった。飼育開始から約1年後に記憶力を測ったところ、標準的な餌のグループの半分程度に低下していた。
 糖質制限をしたマウスの腸内では悪玉菌が増える一方、善玉菌は減少しており、老化に影響を与えた可能性がある。人間も短期の糖質制限で腸内細菌のバランスが崩れることが分かっており、都築准教授は「人間でも十分に起こり得る」と推測する。」(時事通信)
 長いけど削れなくて。いい研究結果でしたね。人間、医学者の「理屈どおり(=単純な反応適用修辞)」にはいきやしません、医学者は博士でも科学者じゃないし。もっとも糖質制限は痩せはします、これは経験値。
 
3 トロロイモで手がかゆくなる人いますか? 蓚酸カルシウム結晶が刺さるとのこと。「そんなときはお酢で洗え」なんてしたり顔の情報見飽きたでしょ。お酢で洗ったってぜんぜん直りゃしないし。
 さて、検査技師の試験で 「人間ドック受診時の尿沈渣です。 矢印で示した成分を判定して下さい。尿定性検査:pH6.0 蛋白(1+) 糖(1+) 潜血(1+)
加温で不溶、酢酸・水酸化カリウムで不溶、塩酸で可溶」
というのがあって、答えの解説。
「顕微鏡下では・・・赤血球と紛らわしいことがあるので注意を払う必要がある。蓚酸カルシウム結晶は、塩酸で徐々に溶解するが酸・アルカリには不溶であり、赤血球は酢酸の添加により壊れるので鑑別が可能である。」http://www.chiringi.or.jp/k_library/survey/h15survey_ippan/15aaa/15004a.HTM
 要はお酢(=酢酸)洗いはムダとのこと。ほんと世の中ウソばかり。
 他方、検査技師は化学科学者だからね。

4 「衆院議院運営委員会の手塚仁雄・野党筆頭理事(立憲民主党)は17日午前、国会内で菅原一秀・与党筆頭理事(自民党)と会談し、北方領土問題を巡る「戦争」発言で、日本維新の会を除名になった丸山穂高衆院議員(無所属)の辞職勧告決議案について、与野党による共同提出を呼びかけた。」(毎日)
 てやんでえと思うのは左翼では私だけでしょうか。クズの丸山じゃなくて立憲。自称他称のリベラルも病んでますねえ、まあ歴史的に普通の庶民的反応ですが。
 自分の意見を言ったぐらいで人民の代議員を辞めさせられてたまるか。もちろん、その選んだ人民はクズには違いないのだが。しかしそういう問題ではない。クズでも人民は人民だ。
 ということがわかりますか?
 いまどきのガキっちょは周囲の四面楚歌に耐えるのは難しい? しかし政治家も社会科学者も、それは同じことだよ。耐えられない社会科学者はただの社会科教育者。
 まあ、負けるんじゃないよ、というだけだね。
 (ところで、手塚仁雄はなんで宮前小ー八幡中だ? 家系の触れ込みが違うな)
 
5 (削除)

6 前回、トランプの馬鹿話の説明がすっとんでしまいました。
 中国に高関税かけてアメリカの労働者が自分の製品を作れるようにする、だと。口先男が。 もともと、てめえんとこの労働者が作ったら高すぎで他国に売れないから製造業から手を引いたのに、やめてやっぱり自分とこで作る、ってただの夢物語。アメリカ製造業など復活しっこない。夢が実現するのは世界革命前の一瞬。一瞬とは10年くらいだけどね。他の新興国と賃金水準が一緒になる、その手前の10年間。いまさら輸入したって結局高いものを買わされるようになる、その一瞬。じゃあ国内産業ができてよいじゃないか、って、市場がないから儲けが少ない=端からつぶれ、あるいは労働者の首を切る=資本家も労働者もいや気がさすわけさ。
 今やる、って、生活労働者は馬鹿ではない。なぜ物価が高くて中国産の安い物が買えないのかはすぐわかる。関税なるものがかかって中国産のくせに高くて手が出ないんだ。これは関税という国家による中間搾取。まあそのまんまなんだから分かるも何もないが。けっきょく持ちゃしないチキンレース。しばらく頑張れれば、中南米製品に切り替えていけないわけじゃなかろうが、「しばらく」が長いぞ。米資本家・人民にそんな根性あるか? 
 中国もアメリカから手を引けばいい。中国は根性ありそうだし。中国はふんぞりかえらずウィンウィンでアジアで生産を続ければよいだけだ。日本も手を組んで沖縄から米軍を追い出そうぜ。
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残りの記事

2019-05-11 10:44:51 | 断片
 こんにちは。夕暮れにはもう夏の虫。ビーーって鳴くうるさいだけのやつ、ずっとオケラかと思ってましたが、今回ネットで確かめたら、どうもクビキリギスだね。なんて分かるから便利になりました。
 というわけで、今日は2つ目。こちらは普通のテーマ、といってもここんとこお気づきでしょうか、アタマを次回作の節別のあらすじ作成に使っているので、ブログは断片カテゴリーばかり。ま、感想集ですね。
 
 前記事の話題はリゾットなんですが、この連休ではテレビが中華街特集も多く 番組ではお粥の謝甜記にいつも人が並んでて。先月チューリップ見に行ったときも並んでましたが、ある番組によるとお粥は早く食べられるんで回転率がいいんだって。のどがヤケドするぜ。食道がんに注意。
 昔はさ、おかゆといえば安記か謝甜記の2択だったのに、今は中華街、あっちもこっちもありますねえ。代わりに安記はラーメンさえなくなっちゃったもよう。極細麺で、今よく自家レシピにある(塩味というより)中華スープ味のさっぱりラーメンだった気がしますが。

 この頃は即席ラーメンもしっかり麺が多くそれなりにおいしいですが、私は昔風のふにゃふにゃの即席麺も食べやすいので捨てがたいです(サッポロ一番とか)。特にストレスで傷んでいるときはふにゃふにゃを一押し。
 というわけで、近所のドラッグにあった明星食品評判屋の袋麺重ねだし味噌味、5袋で200円を買ってみました。1個40円。やったね。しかし食えんのか? と思ったら、なんじゃこりゃ。「食べられるなにか」としか言いようのない味。すげえまずい。これ「味噌」って言うなよ。しかもまだ4個もあるぜ。
 というわけで味噌小さじ山盛り1杯を追加すると食えました。好き嫌いはお好みですが、お気をつけください。
 
 ニュースは交通事故とトランプ話ばかり。私が口を出す余地もありませんね。「保育の質低下」問題以前。気をつけてても交差点に(身をかばう)ポールもガードレールもなしじゃ、外に出るな、と言う以外なし。神奈川県も246(という幹線)でさえそんな箇所が多い。でも道路交通のプロはプロなりの対策を知っていることに1票。なんたってプロだもんね、上司や政治家がクズなだけでしょ。と、これは本人へのいやみ。
 
 目に付いたのがMSNのニュース解説。藤田和恵氏という記者が、月収4万円という自称起業家31歳にインタビューしてて、
「(話の主人公の)シンヤさんも名ばかり事業主ではないのか――。私の指摘に対し、彼はこう反論した。『(労働者を守る)労働基準法はもう古いと思います。人材が流動化する時代、それでは価格競争に勝てません。事故に遭ったとしても自己責任。それに、例えばアフィリエイトで稼げるようになれば、働かなくても収入を得られるわけですから、それは有給休暇と同じなんじゃないですか。交通費は、テレビ会議などを増やすことで節約できます。
 “前へならえ”って、(戦前の)兵隊教育をマッカーサーが残したものだって、知ってますか。これは工場労働者や、上司に従順な会社員をつくるにはいいんですが、個人事業主という新しい働き方が増えていく、これからの時代には合わないと思います』。
 長くなりました。前々から言っていることを証明したくて。今60歳で年金納付経歴もないフリーター諸君は、こんなことを85年の派遣法成立時にあちこちの公共メディアで平気で自己宣伝してたのさあ。「じゃあ俺は知らねえから勝手にしろ」と思うでしょ、おかげでそれ以降の人間はみんな最低賃金だよ。ばかやろう。しかも、今は反・反日教育まで受けて。なんでもしてろや。
 
 さて、今日は2つめなのでもうおしまい。
 朝日新聞の名言コラムに、鴻上尚史の言葉が載ってまして感心したのでご紹介。
『「自分は、10年先から戻ってきたと思う」』のがいいんだって。『本当は76歳なのに、奇跡が起こったか、タイムマシンの魔法か、とにかく10年、時間が戻って今、66歳になった、と考えるのです』。これはいいんじゃないかね。「本当はずっと上」主義。40歳でも本当は80歳。「あと40年はおまけの時間だから何をやってもよい。」って意味ですが。死んでももう80歳なんだからしょうがないや。おまけおまけ。その代わり若返ったことに感謝して、やりたいことをやんなきゃね。人間、周りへの感謝が大事。てめえだけ偉くなれりゃいいと思ったら大間違いだ。

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ふっくらリゾットの作り方

2019-05-11 10:42:47 | その他
 こんにちは。今日のこのページは、まれにある隈お料理教室。
 記事はこれ一つだけですので、常連の皆さまは次のページへどうぞ。

 さて、皆様におかれましては、リゾットは西洋お粥と認識してらっしゃることでしょうがそれは違います。してねえ? そうかねえ。俺らだけか。
 では言い直しまして、リゾットは西洋おじやと認識してらっしゃることでしょうがそれは違います。してねえったら? ほんとかよ。
 おかゆって、米を煮て作るあのドローっとして臭い、病人が食べるやつだよ?
 おじやは、冷ご飯を鍋の残りに入れて食べる、鍋のだし汁とまっさらな米の粒の調和を味わう美味いやつ。
 で、リゾットはどっちでもないはずなんだよね。
 にもかかわらず、世間ではリゾットがどろどろで、あるいはせっかくのおじやがチーズ重湯になっている。これではいけない。そこで隈の登場。
 どろどろのリゾットやくたくたの重湯にしないための料理法。
 ずいぶん偉そうじゃないか、って苦労したから。ただし、ネットのhttps://mi-journey.jp/foodie/52916/(だれが著作者か不明。柬理美宏様かしら?)に原理を教わりました。
 例を、きのこのリゾットにします。

 リゾットの原理:米を油でコーティングし水をシャットアウト、その後は油にくるまれてふっくら丸々と加熱される。
 このため
1 米は水で洗わないし、コーティングが崩れないように「触れない」
2 このため手順は
 ・米と玉ねぎを鍋でそのままオリーブオイル(ケチしないこと)(と味付けに少量のバター)で炒め(ここで上記のレシピとはさようなら)、というか油をよくからめて2分以内(米量による)。からまったら火を止め大事に別の容器に空ける。それ以後、お米は自分で煮えているでしょう。
  
 ・次に鍋にオリーブオイルを入れ直し(スープに余計な味がつくのでバターは入れない)、シイタケ・ブナシメジを炒め、大量の水を入れる。水は一回きりしか入れないので注意。(私は見て分かるので量っていないが、米半合で500CC以上ほどか? 普通のレシピは水少なすぎ)
  この過程が○○リゾットの「○○」で入れ替わる
  
 ・水がお湯になったら、適宜薄味をつける。ブイヨン、塩、コショウ、酒、その他お好み。ブイヨンは水量の1/3分を越えないように。500ccの場合150cc分。味がついたらとっておいた米を加え混ぜる。このときのみ米に触る。あとは最後まで混ぜない。
 蓋をして、ごく弱火で15分。
 蓋は必須。たまに様子を見に覗き見するだけ。蓋ナシで水がどんどん蒸発してしまってはいけない。火が強くて15分持たないようなら早めに上からお湯を足し、混ぜない。
 15分前後で覗き見して、まだ少しスープが多いか? というときに適宜溶けるチーズを加え、かき混ぜる(どうせ皆さまはけちだから最後に粉チーズを沢山は振れないでしょうから、ここで安い溶けるスライスチーズで味をつけておく)。チーズが混ざったら、火を止め、蓋をして、別の料理に取り掛かる。
 
 ・もう食べようと思ったときに、蓋を開け味見、まだ米が固かったら水を加えて、米に触らないように煮るが、適当なところであきらめること。米は固くても人間死なない。水が多すぎたら蓋を開けて「ごく弱火」から「弱火」に変えれば、水などすぐなくなってしまうので平気、というか、だからその前の過程は蓋なしでは無理。温めた後、器に入れ粉チーズをできるだけ多く振って出す。
 
 これでふっくら米粒の、お粥でも重湯でもないリゾットたるリゾットの出来上がりです。

 といってもイタリア国のリゾットがそうだとは言っていません。西洋の農民はどこでも粉食のお粥で生きてきたのだから、お粥や重湯がイタリア国の「本来」かもね。「マンマの麦粥がいちばん」という話は読んだことがあります。
 
 なおこのブログはお料理ブログではありません。他のページにはいらっしゃらないように。

 (後日の重要な注:世の中にはブロッコリーを入れるリゾットレシピが多々ありまして、これは要注意。せっかく触らないように作ったリゾット、ブロッコリーが入ってると15分の間お箸で混ぜてるのと意味同じですぜ。と、本日大失敗。ふっくらなんかなりゃしない。ただのおじや。
 ブロッコリーを入れる場合は、全部が出来てから乗っけるレシピをご覧ください。
 と同じ意味で、一緒に調理するのはせいぜいキノコや薄い玉ねぎまでにしましょう。他はできてから加える、ということで。)






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いちばん役に立たない話

2019-05-04 11:31:38 | 断片
 こんにちは。ここんとこは暑かったり寒かったり、忙しかったりなんだったり、ですが、私には匂いが季節を確定します。この時期の風は、ちょうど春闘時期の匂いですな。個人的すぎか。
 みなさまは大連休ですか? デパート関係は時期変更指令でしょうね。日曜日、新宿伊勢丹内を通りましたが、店員さんがたくさん。マンツーマンでもまだ余る。再雇用と思われる方々は月給制なんでしょうね(給料同じなら出勤しろという)。
 
 さて、連休なのでニュースもなく。もっとも、世の中は天皇交代ですね。アナキストたるもの、ことさら無視すべきでしょうが、ここに来る方は誰もそう思っちゃいないでしょうから話題にするのもいいか。
 それにしても天皇というのも支配者の道具の最たるものですね。なんともブラック職業。ニュース読んでると、アベ以下ウヨクどもには、「何勝手なこと言ってんだよ、『天皇様』じゃねえのかよ」としか思えない。相手が昭和天皇くらいならざまあみろでもいいですが、勤勉な平成天皇には同情するな。本人も「ざけんじゃねえよ、俺だって人間だぞ」と思っていることでしょう。
 つきましては、「共同通信社が1、2両日実施した全国緊急電話世論調査によると」「男性に限られている皇位継承を巡り、女性天皇を認めることに賛成が79.6%、反対が13.3%となった」。ほう、とちょっと驚き。なんでも努力すれば実るものだね。なんでもじゃないが、元天皇夫婦の努力の話。あの奥さんのほうは、仲間もいないのに良くできた闘士だよ。左翼には関係なかろうが、民主的で大変よろしい。もちろんわたしゃ左翼だから、「民主的」がいいのではなく、その結果「仲間的感覚が広くつながりつつ女の地位が高まりつつあること」に貢献したのが良い。それを評論家が「民主的」と呼ぶのは言語概念不明。何が民主か説明できないしょ。雰囲気だけのコトバ。 
 他方、BBCによると「日本の寂しい天皇制反対派 改元に沸く国内で縮小」「4月末、小規模の集団が東京のはずれに集まった。」だと。「東京のはずれ」って、なにそれ。昭和記念公園にもスケジュールで、「何が昭和だ」って行っただけじゃん。ためにする公平を装った評価だね。しかもこれはごく一部の「反天皇制運動連絡会」だけだし。
 中央の日比谷公園ならよいのか?  『5.1改憲・天皇即位反対!非正規差別撤廃!闘うメーデーの復権を 労働者行動 集会(鈴木裕子さん「女性と労働者と天皇制を考える」)(日比谷図書文化館)& デモ』。っつうのもあったぜ。この鈴木さんというのはすでに経歴が落ちてるけど早稲田の人で、もう40年以上頑張っててえらい。ちょっとリゴリスティックすぎるけど、まあそういう人は今の時代、貴重です。
 
  とまあ書いてても役に立たないので、本日ゆいいつ役に立つ情報。
  (MONEY PLUS)というサイトで 明石順平弁護士という人が「総務省の家計調査の世帯消費動向指数を見れば」「ジェットコースター並みに落ちている。」と書いてあるのでへえ、と思ってみたら、ほんとに十数年で消費が一割五分も下がっている。「うそ、医療費も交通費も学費も全部上がった。こんなの節約できないし」って、そのとおりで、でもそれを上回って節約可能な衣食住(と娯楽費)の消費額率が下がった結果、全体で16%ほど減かな。そりゃ人間の消費景気は悪くなるわさ。儲かってるのは企業と資本家ばかり。あ、ポイントは、「公共料金の値上げの一方で、庶民の消費はどんどん切り詰められている」ね。
 
  でさ、またくだらない話に戻ると、資本家ってさ、資産何兆円レベルはおいて、1000億なんてざらなんだね。私は100億ならわかるけど1000億なんてもう知らない額。でも日本人で兆を超えればクズだけど、1000億ならまともなのもいるかも。
  で、本題。
  こんなのが本題というのも連休ですが、アルセーヌルパンとか怪盗キッドとかって商売、カネかかるんだよね、絶対。宝石盗むくらいじゃおっつかないよ。手下に賃金払わなきゃいけないしアジトだってあっちこっちに持ってなきゃいけないし、美術品の複製も作らなきゃいけないし、奇岩城も再建しなきゃいけない。他方、盗むったって、めったに何十億円も盗めるもんじゃないしょ。せっかく盗んでも宝石や名画じゃ保管しておくだけ。まあルブランの時代は産業予備軍が多くて人件費は安かっただろうけどね。
 というわけで、大怪盗にはパトロンが必要です。
 わたしは金なんか欲しくなかったけど、年収何十億もあったら全額を体力優秀な高校生に投資して大怪盗に養成したいな。ルパン5世。で、大怪盗になったら、月一で成果を報告してもらって、それを小説にして売るの。実録だよ、飛ぶように売れると思うな。また儲かっちゃうじゃないか。

 ばかいってんじゃない? 
 いや、金持ちなんて相当そういうものじゃないかね。大きな夢があって、だけどカネのない若人は、金持ちに直訴すれば、絶対投資してくると思うぞ。面白いからね、おかげで資本家本人が買えなかった夢が買えるんだから。みんなが羨む(うらやむ)夢と、他人を巻き込む度胸さえ持っていれば、カネのないことなんか悲観することじゃありません。
 
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