リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

趣向で

2017-04-29 13:31:04 | 断片
 こんにちは。モンシロチョウが優雅に飛んで、1年で一番いい季節ですね。チューリップがいつの間にか終わりそうなのがちょっとさみしい。 
 本日からゴールデンウィークですね。去年はアルバイト中だったのでとてもうれしかったですが、今年はもう辞めたのであんまし関係なし。
   
 というわけで4月から勤務なしの1ヶ月、とても役に立った時間でした。勤めててストレス解消用の本で時間がつぶれるのとでは3倍は有益。時間も長く過ぎます。
 なのに、自民党などは70歳定年制だそうです。今までの仕事を続けさせる、だと。ばっかだねえ、自民党に限らず子どもなんだね。65過ぎたおやじなんて使い物にならねえよ。少なくとも事務じゃあね。
 65過ぎの営業マンも知ってるけど、とても信用できない。65過ぎの生命保険のおばちゃんは、すでにお互い世間話待遇。
 自分でも自分が40歳くらいまでは、定年まじかの部長とか、「えれえ忘れっぽいな」 ぐらいの認識しかできなかったけど、実はただのバカ。人間のアタマは50過ぎたら信じちゃだめさ。
 それでも若い衆にばれないのは、年季。昔取った杵柄。A4の報告書なんか、たしかに5秒で読めると思うぞ。95%は的確に押さえて。
 だけどさ、95%なの。自分が過去に知っている全部が95%。
 しかし世間ちゅうのは4半期で変わるのさ、変わるったって5%くらいだけど。その5%が年寄りには分かんないんだよね。まず、分かんないってことが分かんない。始末の悪いことに、これは1時間考えても分かんない。それで判断されちゃうんだからたまんないわ。
 ましてや、記憶力はゼロ。
 判断するまでに整える若いもんの実質仕事なんて、彼らには絶対に任せられない。
 元都知事石原とか10年前のことを聞かれてるけど、聞いてるほうがバカ。覚えてっこないじゃん。その頃75歳だよ。決裁なんか右から左へこなしただけ。こなすくらいはできるから、体力さえあるやつなら、若いもんから見ればちゃんとやってるように「見える」だけ。
 力説しちゃったね。ばかばかしいんだもの。老害は一掃するのがよろしい。役員とかも辞めさせたらいいし。彼らにイノベーションなんてできやしないさ。
 というように定年は60歳ですよ。あとは、雑草の漉き込みとかモッコ運びとか、そんな仕事をさせるのがよろしい。
 そもそも50歳過ぎたやつに高給を払うのがいけない。どうせ高級クラブとゴルフと貯金にしか遣わないのだから。その分若人にあげてどんどん消費物資に使ってもらうのがよい。
 
 話はうってかわって、チラシでペンタックスの宣伝を見て、おおペンタックスの顔じゃん、と感慨にふけった翌日、リコーが不振で、「個人向けカメラは縮小」 との記事。さみしいねえ。世界でも中古ペンタックスは売れてないんだって。ちゃっちいからなあ、、そこがよかったんだけどね。
 
 さて、本日は、新しい数学。
 昨日の夜目が覚めて、昨日は勉強(と暇つぶし)だけで何もしなくて虚しいなあ、と思って、なんか生きてる甲斐はないかと寝床で考えた結果、
 数字の概念を変えてみたらどうか、と思いつきました。
 年寄りというものは、いくら報告書を読んでも気づきはしないけど、思いつきはできるのです。データなしの思いつきは。
 で、変化しつつある1をmove1と書くのね。
 リンゴは1個と1個で2個だけど
 腐りかけてるりんごはmove1+move1=不定。
 ここでmove1には時間属性がつけられます。腐りかけてるリンゴは
 t*move1(t=20日)
 t*move1+t*move1=t*move2(t=20日)
 仮に30日後であれば
 t*move1+t*move1=t*move0(t=20日→T=30日) 
 いかが?  (t>20日のほうがいいね)
 数学なんてたかだかの現象観察者だけが使って役に立つ補助手段に過ぎない、
 といってきたところですが、これなら命題記述に使えそう。
 少なくとも私の文章記述の形式表示には使えそう。なにしろよくわかんないって評判悪いからねえ。 ほんとはシンプルに作ってあんだけどねえ。
 上記は、時間以外に、その他の力や賞賛の属性もつけられます。
 power100*t*move(0.1+0.1×9)+power3*t*move(0.1+0.1×9)=power300*t*move2(t=2年)
 トランプ+資本家と金(キム)+参謀官僚=地域限定的破壊ですな。なにしろ社会現象は時間と要因で変化するんだから自然数数学が使えるはずがない。
 こういうのは一般には数学じゃなくて論理記号というんだろうけどね。それじゃいつまでたっても数学は社会科学の”はしため”の座から上昇できないやね。
   まあ、こんなのも既にどっかにあんのかもね。

 いまいち?
 じゃあしょうがない。本日の役に立つブログ。
 「シュウマイ・餃子に粉は入れるな」
 世間ではシュウマイや餃子に片栗粉をいろんな段階でいれるべく書いてありますが、貧乏人がやってはいけません。どうせ脂だらけの安売り豚挽きでしょう。それをやっては、ねちゃぐちゃ。まあ、とろけるよう、ともいえますが。歯のない御両親にはよいかもしれませんが、せいぜいシュウマイ10個に大匙1が限界。餃子もときどきわけのわかんないぐちゃな店の餃子がありますが、それにしてもわずかな肉がくっきりしているはず、粉はだめ。10個あて大匙1杯。すりきり1。小麦粉もパン粉も不可です。
 年寄りでつい忘れちゃうんで書いときました。

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また雑件

2017-04-22 15:52:26 | 断片
 こんにちは。もう新緑の季節が。先日電車に乗っていたら、窓から見える桜だったはずの木が青く青い緑。あの電車の窓ガラスってやつは熱線を吸収するそうですが、ついでに偏光処理もするんじゃないか、と疑問に思ったところです。
 
 さて、前回、警報時はシールド利用をと書いたところですが、政府が「弾道ミサイル攻撃を受けた際の避難方法を国民に周知するため、内閣官房のホームページに掲載した。」(朝日新聞デジタル)そうです。皆様におかれましては絶対みやしまいと思いましたので代わりに私が見に行きました、
 ら、ねえよ。サイトマップ見たってない。
 たく、なんか知らせようなんて気はないんだよね。ないとうるさい爺いが喚くからそんなフリしてるだけ。
 もちろん私が探せば見つかりはしますが、指示通りしたって出てこない、ということです。
 それでも皆様の代理、見つけたものは長々たる記述でしたが、とりあえず
 ・ドアや窓を全部閉めましょう。
 ・ガス、水道、換気扇を止めましょう。
 ・ドア、壁、窓ガラスから離れて座りましょう。
 だそうです。
 なんだよこの3番目。どこに居ろってゆうんじゃ。
 思うにテレビ見て爆発が近そうだったら、トイレか押入れだね。ドア開けてね(ただ、爆風で閉まったときはさまれないように)。
 
 まあ生活者は「大げさ」とかいうでしょうが、ロシアも国境に兵隊を集めてきたそうですよ。
 軍というものは残念ながら生活者とは別途独自に動くものです。そして満を持しているとだんだんアドレナリンが集結してくるものなのです。で、周り中がそんな気になると一触即発。文字通りで、ボタンを押したくて押したくてしょうがなくなる。あとは支配者の良識が決める、というわけです。
 良識など持ち合わせがないヤツがいると、ボタンが押される。
 みなさまお気をつけください。

 わたしなんざ、ケンカは止めて原発の隣りに大学を作って北朝鮮の労働党幹部の息子たちをタダでたくさんご招待すればいいと思うのですが。自分とこが最悪の国だとわかるでしょうし。
 ま、中身は冗談でもそういうことだと思うけどね。日本の庶民はお人好しだから反省すれば仲間に入れてくれるってもんだ。
 
 さて、ニュースではございませんが私儀非課税のため、なんだか給付金なるものをいただける通知が来ました。消費税アップ2.5年分で15000円だと。ちょっとうれしいですが、なんか違うよな、と思って。俺らそんな苦しくないもん。くれるのはいいんですが、じゃあ若人の月額20万切るような人にくれるか、ちゅうと、それはふつう課税者なんだよね。おかしいよなあ、絶対。そもそも年寄りを優遇しすぎているというか若人を軽んじすぎてるというか、これから教養したり人間の文化を知っていかなきゃいけない人間が、東京で月額20万以下でアパートで社会人して暮らすなんて。どうしろっていうんだ。若年者控除があるべきだと思うぞ。
 公明党はカネカネという割りに社会人してないからなあ、学会員は月10万でも生きていけそう。
 それじゃ天理教か。
 (後日注:年寄りや子供は誤解するなあ、それが狙いの添付案内文か。東京・生保以下の年収100万円でも、消費税年3万円のアップ。なお、年収200万円の若人のかつかつ生活では6万円も余計に税金を取られている。ひどい話だ。怒ったほうがいい)
 
 さて、本日の感心。昨日の朝日新聞に載っていた、ポーラ化成工業・檜谷季宏氏。「開発した美容液を8年間、毎日塗り続けた 顔の反対側(写真では右側)だけにくっきりとほうれい線ができた」、これは他の記事で、新聞では10年だったけど。
 すごい。写真があって、そのとおり。気味悪くなるほど。
 だいじょうぶかよ、からだ。
 ほんと、身体張って仕事しちゃダメだよ。
 でもすごい、ほんとなんだ、効果。わたくしもお肌が曲がっているので、これいいなあ、と思うのですが(男です)、もう遅いか。
 それにしてもウソが嫌いなわたしにほんとのことを言う営利企業があったとは。
 しかし、心配。もうやめろよ、人体実験。
 
 というわけで本日もたいした役立ちさがなく。わたくし、それなりに何かとある中で、まだ思考がいたく探索中でほかの事は考えたくなく。
 4月で、みなさまにはお勤めし出した方とかいるかな。なんといっても若いときです、一生付き合う人たちにもたくさん会いますよ。人間を大事にね。
 派遣・アルバイト系を選んだ方は、やはり小さいとこでも正社員を勧めるなあ。仕事が違うんだよね、人の付き合いも。まだ若いうちです。中・大企業でなくとも、仕事をまかされて先のことを考えながらやる、というのはいいことですよ。その過程で付き合いも深くなるし。おすすめ。
 
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トランプに植物教を

2017-04-15 15:37:59 | 断片
 こんにちは。ようやく恒常的に温かくなってきました。私儀、スギ花粉アレルギーは年齢により脱し加減ですが、どうもヒノキはまだまだのもよう。目はかいいし鼻は出るし、、まあ我慢の範囲内ですが。っていうか、薬に弱くなってきたようで、クロルフェニラミン2mmgでもつらい、ってゆうかごめんこうむりたい。体力ですかねえ。
 で、今日は風が強く、買い物に行く途中、突然顔に目潰しが。バサバサバサと当たるんで目を閉じて風を通り過ごして頭からバサバサ落として、避難してから手のひらに残った粒を見ると、これがどうもタネ。ぺんぺん草かと思ったけど、粟(アワ)みたいに丸くてイネ科っぽいやつ。ともかく驚きました。小学校の校庭の砂ぶつけられたようだった。
 
 さて、今の作業はずいぶん頭を使うんで肉体的に負荷が高く、そう思うと頭脳労働と呼ばれる囲碁将棋なんか頭脳労働とは思えない、遊びは遊びだぜ、まあどうでもいいけど身体組織に負荷が高く、ストレス取りに15分毎にバカ話の本を見るんだけど、昨日見たのが牧野富太郎の「植物知識」。見たら同じ科の分類で草本と木本があるのだって。知ってた? ヒト科だとチンパンジーと人間が、片方が草で片方が木。草も木も何の違いもないんだねえ、ってことですが。ちなみに草のキツネノボタン科の中で、牡丹だけは木なんだそうです。
 果物の食べる部分も、やれ茎だ、やれ皮だ、やれ毛だ、というけれど、要するにたまたまどこかの場所が太ればあとは時間の経過なんでしょうね。最近じゃあ、浮き袋が肺から進化したんだ、とかいうけど(逆じゃない)、機能さえ同じならなんでもいいんだよね。
 なお、先の例は、それぞれ、イチゴ、バナナ、ミカン。知ってた? ま、役には立たない。
 さらに近刊の流行書は、植物の根と腸の絨毛(変換された? 柔毛ね)は同じとか。著者がどこまで進化を遡ったのか読んでないので知らないけど、ま、ありうるやね。と、これは横道。
 元へ戻って、牧野せんせいがいうには、人間には植物教が必要で、草木を見ていれば思いやりの心がおのずと出てくるものだ、また草木の栄枯盛衰を見れば人生の理解も容易になるとのことであります。
 なるほど、と感心。もっとも農業従事者にそれゆえの思いやりの心があるのか、という正しい反論が出るのが玉に瑕(キズ)。ま、心はあるのかもね、表に出せる人が少ないだけで。
  、、、なんかトゲがあるね。わたしゃ昔を知ってる人間だからね。
 
 ところで、このところ温かいといっても数度くらい上がっただけでなんだかんだいうのも変な気が。真冬からしてもせーぜい20度も上がれば暑い暑いなんていったりする。逆も同じ、寒い寒いと。なんか繊細すぎるよね。まあ最大限40℃くらいフレはするけど、基本5℃も違えばびっくりしたりする。
 こういうのは多分に「進化してない」ってことなんだろうか、と。たまたま何億年か前、陸に上がった諸君らの体温系と活動条件がそのまま残ってるんだろうね。
 じゃあその手前は、っていうと、海中の酸素呼吸生物の化学合成の都合の温度。
 こんなのもどっかの本にあるんだろうかね。 
 
 さて、ニュース。
 昨日どっかで見たニュース、加藤里奈とかいう栄養士が、「VDやMgなどはあまり多く含まれていないため、『牛乳だけ飲んでいれば背が伸びる』ということはありません」なんて書いていた。ポイントずれずれ。管理栄養士という職業はほんとに余計だと思う。まあ栄養士さんは仕事としていいよね、栄養素を分析したり、いろいろ社会の役に立つけど、しかし、これを広める管理栄養士というのは、10年も経てば正反対のことをしゃべるんだから。これは人の悪口じゃなくて、職業の悪口。まあ、歯科医の悪口のようなもんだ。わたしはうそつきは大嫌い。
 牛乳と背の関係のポイントは、30年前から、長骨への成長刺激物質がどのように存在するか、というところ。最近も日本で研究発表やってたよね。あの類いの論が(訳されて)30年前から市販されて明示されているんだから。カルシウムの問題じゃないんだよ。まあ、ネットを見ると、例のエセ科学の牛乳否定論がまだ残存しているけど。
 
 さて、本日は戦争勃発日かもね、金がトランプほどキチガイなら。わたしゃ金はバカだけどそこまでキチガイじゃないかと思うんだが、どうか。みなさま、緊急警報が出たら丈夫な建物に避難してください。原爆の時は、ほんのわずかなシールドが命を救うようです、カーテンとかね。
 以上、役に立つブログでした。
 って、こんな役に立つのはごめん。
 というように、戦争だけは唯物史観とは、関係しか、ないって半年前いいましたが、戦争はやりたいヤツ次第。国家支配者のことですが。
 国家支配者はみんなやりたいのですが、幸か不幸か準備が整わない。勝つ準備と、も一つ、国民を引きずり込む準備。日本は両方ないので僥倖ですが、こんなのはアベの勇気次第。それもないのがまた僥倖ですが。
 で、残念ながらアメリカには両方ある。あとはどこまでトランプがキチガイか。
 で、前回日本にも戦略のプロがいるかのように書きましたが、しばらく考えてみたところ、いないんじゃないかね。幸い戦争する準備がいまのところ足りないから、出世主義者たちのテーマになってない、ってことですが。日本語では、幕僚たちに定見はない、といいます。
 このため、大臣に知られて困る機密もないんじゃないかねえ、潜水深度とか技術秘密は別として。
 だからべつに防衛大臣が素人でもいいんだろうねえ、幸いなところ。結局、ほんとにやる気なら、武官でないとね。ただ、そんな制度は開戦3年前で足りそうですが。
 と、感想を訂正したいと思います。
 戦略をプロ的に考えている正しい自衛隊員はいるのでしょうが、誰もその能力を欲しないので、直属の上司の予算獲得のオモチャになっているだけ。そういう状態を日本語で「いない」といいます。
 で、戦略構築にどれくらいかかるかと思考実験をしたところ、10年。要は、戦争志向に5年、その間育った野心ある参謀候補が中堅参謀になる時間がさらに5年ね。
 どうですか、なかなか見ているようでしょう、自衛隊員様。その通り、私は千里眼なだけで、スパイではありません。 

 P.S. ほんでさ、「植物知識」のムラサキの項に『託馬野』の話がでてきて、万葉集の話ですが、ムラサキは武蔵野の花だ、っていうんだよね。これって筑波のことじゃないかと思って。筑波なんてどうみたって当て字、元はなんだろうと思っていて。託ですめば日本語だろうし、どちらも当て字なら、ツクマヌでアイヌ語を調べればいいし。なかなかな指摘と思うのですが。
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世知

2017-04-08 14:55:25 | 断片
 こんにちは。先週の言に反して、東京地方、私には残念ながら花見にはあいにくの天気です。いいかげんなことをいってしまった。
 ABなんで、きっちりしたのは苦手。世の中どっか夢がないとね。夢っちゅうか賭けっちゅうか。昔、北杜夫が感心していたコンラッドの誰だかの訳、「やってのけるか、くたばるか」を思い出しました。”Do or not!” っていうんだよね。「青春(Youth)」だったと思うんだけど、「台風」を含んだ「青春」かも。
 ま、仕事では完璧に用心深いんだけど、その分発散が必要。ABだし。
 ともかくも、東京は外れで天気悪いですが、今日の午後とかでも幸手辺りは一時晴れのもようです。明日も北東部埼玉、午後晴れとのこと。権現堂の桜と一面の菜の花、満開だそうです。ここは母の実家。問答無用で綺麗ですぜ。暖かいし。
 いくらなんでも、多少はほんとのことがないとね。全部ウソになっては。
 しかし長いね。2、3行だったんだけど、読んでもわからないことに気づき。
 これも「気づき」で終えたんだけど、「気づき、分かりやすくするため修飾語を入れていったら長くなってしまった」と書かなきゃいけないかね。
 もっともこれが微妙で、だらだら説明してもかえって分からなくなることが、そもそも難解な問題では、多い。今回配本分ね。今思っているのは、悲しいけれどばんばん文章を切り取って、1章で一つのことをいうか、みたいなこと。うーーん、せっかく書いたのに、悲しい。
 
 そういえば御報告、屋台の靴屋にざっくり切られた革靴の代わりに買って、でももったいないのでその後も履いたので1年ほおっておいたらメシメシになった合成皮革靴、でももったいないのでマジックを塗って4ヶ月履き終わり、廃棄しました。皮が剥げすぐ布生地なんで雨だと履けないのですが、幸い雨はいつも朝夕を除いて降ってくれたので、1日履かないだけで済んだところです。靴も納得してくれたと信じます。
 
 ニュースは詰まんない話ばかり。トランプはキチガイだね。北朝鮮よりおかしいんじゃないか。あんなんじゃお友だちもいないよね、何が楽しくて生きてるんだか。
 だいたいアメリカ以外の世界からは手を引くっていったくせにね。もちろんウソだと信じてましたが、クソ嘘つきに友だちがいるはずないやね。
 で、今回、船は船にしか対抗できないんだな、と認識しました。トマホークって500キロ(千ポンド)爆弾のようですが、60発撃っても飛行場しかつぶせないんだ。当たったのは半分だそうですが。飛行機と違って、遠くから撃つから自分たちは安全なのはよいだろうけど。飛行場「しか」とはいえ、厚木がやられたら困るんだろうけど。まあ私はもちろん素人ですが、やはり専門家はいろんな実効的戦略を考えてるんだろうねえ。しかし防衛大臣が素人じゃあ困るだろうねえ、機密もしゃべれないだろうし。
 
 さて、新聞に、この前書いたブラタモリのスチル写真のことが載ってました。山田大輔氏というんだって。若い方の山田カメラマン氏。絵描き出なんだってさ。どおりで、って感じですね。ほんと印象派。
 最近は写真家も写真を自在に操れて絵描き化してるんでしょうかね。朝日のカメラマンといい。
 まあうらやましいような、さみしいような。人間生活的に。カメラマンが芸術に凝る、、、
 
 さあて、というわけで頭は世間的ではなく、なんか役に立つことも思い浮かびません。
 今日は大学の入学式とかあるのかな。
 わたしなんか大学いったわけだけど、学問をしたい人以外は別にそんなとこ行かなくてもいいの。高卒の知り合い、ないし友人は、親しさ加減は別とすれば、枚挙のいとまもなくいるけど、誰も困ってないし。みんなしっかり仕事してるし。すごく難しいことも言うし。大卒と何も変わらない。あえていえば、自信がない、くらい。難しいことを言うのに勉強したときにコンプレックスでも感じたのでは、と思うのだけれど。というように、難しいことを言うには、結局いつか勉強するんだけどね。でも自分の稼いだ金でそれができるわけだ。
 ましてや、学問をするのでなければ、大学で差があるはずもない。そりゃ会社説明会の差はあるけどね。昔、私が行ったとこでは、早稲田と慶応の学生だけ別室だった。わざわざ放送するんだよね、嫌がらせ(わたしは学部は早稲田ではない)。ま、そんなとこ行かなきゃいいんだ。研究職以外は会社の差なんて給料の差だけ。あ、給料の差、あり。特に行き詰ってつぶれるとそのあとひどい。
 それから、学問をしたい人だけは学校は選ぶように。前も言ったけど3浪なんて、なんてこともない。名の通った大学へ行くようにね。
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日本ファッショ体制

2017-04-01 16:42:29 | 上部構造論
 こんにちは。4月ですね、寒いですが。
 おかげさまで4ヶ月ぶりに今日からフリー、まだ頭はクリアされてませんが。
 この2ヶ月の働き先はいまいちでした、いじめられっこがいて。まあ仕事の発想が悪くて一緒に仕事すると尻拭きが回ってきそうでいじめるほうの気も分からないではないですが、言い方ってもんがあるよね、って感じで。感じ悪。職場は明るく仲が良いのがいちばん。
 
 さて、世間のニュースはやはり暗く、子どもが何人も死んで。しかも体育(クラブ)まで死んで。とんでもねえや。年寄りなら暗くないが。
 おまけに教育勅語授業やら柔剣道授業やら。子供はおもちゃじゃねえぞ。ただのペットと思ってやがる。
 そんな大人たちはどんどん死んでよい。
 
 主題に移る前の本日のお役立ち。明日の花見の評価。
 家人にいわれて気づきましたが、そもそも東京近辺ほど、花見がどこでもできる地域は全国にないのではないか、ということで、東京地方の話題ですが。まあソメイヨシノだしね。
 で、明日は雨上がりのうえ、寒い。つまり座れば冷たく立ってても寒い。今日買い物に行きましたが、空はどんより3分咲き。残念ですが、明日も地元の公園以外へ無理する必要はない。
 そんなこといっても俺らは平日は仕事だ、と。
 そこはだいじょぶ。桜は地面で見てもきれい。地面は花吹雪。来週の土日には若葉も彩りを添えて、良い花見日和となるでしょう、晴れてさえいれば。23区は晴れてなくても、どっか晴れてますよ。
 
 ということで、ここんとこ感想記事が多かったので、本日は、多少こだわりのファシズム論争のくだらなさについて。
 歴史学の本なんてくだらないので読まなかったのですが、アメリカンファシズムの流れでちょっと手を出してあまりのことに呆れ果て。そんなにバカだったんですね、って感じ。
 説明するのもくだらなくていやなのですが、伊藤隆という右翼がいて、彼の主張をマルクス主義デマゴーグが無意味に批難するのですが、あまりに無意味なので、あたかも結果両成敗で、じゃあ仕切り直しましょう、ってことで、現在は若人の没価値な論議が席巻している、という筋道です。没価値というのは何の意義もない行動のことです。
 
 この伊藤隆という人はべらべらごまかすのでしょうがない人間だと思いますが、ただ言ってることは当たり前のことで、右翼も自称左翼もみんなで(世間がファシズムという)総動員体制を主体的に作っていった、と主張したわけですな。そりゃそうだ。
 しかしそこで、自称左翼も手を貸したという(事実の)主張にデマゴーグが怒った、というわけです。ファシズム的状態は天皇の力を借りた軍部・資本家のせいだ、というわけですな。
 で、若人はそんなのどうでもいいから、現実の動きだけ研究しましょうや、今はそういう時代ですぜ、てなわけで幕が引かれたわけです。
 
 困ったやつらだ。誰が唯物史観の主張者なのだろう。
 唯物史観というのは、中学生の教科書的に言えば、個人のイデオロギーに束縛されず、経済的土台によって歴史が動く、というもんですぜ、細かいところは無視すれば。何が右翼だ、何が左翼だ。
 誰もがその方向に行動するから、実際歴史もそう動く。
 きまってんじゃん。
 その「誰も」のことを左翼が歴史学者のくせにほっておくから右翼なんかに指摘されちゃうんじゃん。
 それを「ありがとう」とも言わずに非難・否定するなど、ほんとにバカを暴露している。
 おかげで若人は、それが唯物史観だと思って白けている、というわけだ。
 
 3、4回くらい前、トランプのことで言ったとおり、ファシズムというのは、資本主義過剰生産の行き詰まりによる労働者反乱を抑圧し、過剰生産を国家主導で打開すべく支配権力者がしかけた経済(-社会)規制体制のことです。それは決して「ファシスト」が導き出すものではない。そんな唯物史観があってたまるか。自称左翼には今でもトランプ等のことをファシストだなどというやつがいるが、そんな言葉を口に出すこと自体、そもそも彼らはマルクス主義者ではないのだ。私はマルクス主義者ではないが。
 ファシズムで必要なのは、それまでの「自由な」資本家活動を国家的に規制できる制度を作り上げる巨大な運動体制であり、それは自己利害しか主張できない軍部・資本家の力でなどでは到達できない地点なのです。これには国家的ゲバルトが必要なのであり、その通りに共産主義者は壊滅された。この壊滅運動で見せつけた国家的暴力を基礎に、被支配者部門では、残ったイデオローグが、後進資本主義国たる共同体的価値を基礎に、被支配者の自由を主張し、国家部門では、同じ共同体的価値を基礎に、食うや食わずの自己の人民とこれからの延命的経済体制のバランスを苦慮し、軍事部門では、漁夫の利で国家軍備の増強と自分の栄華を手に入れようと勝手気ままな自己運動をして、自己破産した、という事態なのです。
 イデオローグは、右翼は国家本位体制を主張する。これに「天皇」の名が付こうがどうだろうが無意味です。左翼は革命なき社会主義を主張する。これに「国家」の名が付こうがどうだろうが何も変わりません。
 それぞれ言いたいことを言っているだけ。言うのはただだ、が、それを国家が許しているのは国家に都合がよいという理由だ、というわけです。なぜ? それで勝手し放題の独占資本主義が国家的コントロールの元にひれ伏せば、その過程はどうでもいいのです。
 この事態の先進国的状態が、経済学者がご存知の国家独占資本主義です。
 が、経済学者はご存じないように、戦前の後進国ではそれ以前の状態だったわけです。しかして、ファッショ体制。
 ま、流れですけどね。
 
 こんなの当たり前じゃねえの。こっちも、なんか書いてて二度書きの気がしてきた。
 まったく歴史学者たるや。
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