リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

埋め草で失礼

2015-08-29 12:46:42 | 断片
 こんにちは。涼しいですねえ。夏休み最後のプールを予定されていた方にはご愁傷さまです。わたしもソーメン食べてません。もうにゅうめんの時節か。それにしても今日はずっと雨なのに、気象レーダーにはぜんぜん反映されません。この前も信じて自転車で出かけてしっとり濡れました。なんで?
 
 さて、予定どおり次回本をなぶるのも明日でおしまい。来月からは体力の回復のため、またアルバイトにつく予定です。さすがに飽きるとゆうか、しばらく新しいことする気がしないし。
 
 というわけで本日の埋め草、マイナンバー法が通ったそうな。で、年金にはこれはしばらく使わせないんだって、笑っちゃうやね。じゃあどこの民間機関が年金機構以上に信用できるんだね。ばかばかしい。まあケチつけるやつは役所の悪口さえいえりゃあ満足なんだから、それでいいんだろうね。年金機構も、システム入れ替えゆっくりやれるんで喜んでいるだろうし。SEさんにも練習が必要だからね。それにしてもSEの人たちの仕事は次から次へとよく出てくるもんだね。そのうち人材の取り合いが始まるかな。めでたしめでたし。
 おまえは反対だろう、って、反対はそうとしても、多少みんながプライバシー保護をあきらめるのはよい気もして。ちょっと名前や生年月日が外に出りゃぎゃあぎゃあ言って。なんだそんなもん。ばかばかしくてしょうがない。こんなセキュリティーが破られるのは時間の問題だからね。個人情報なんてもんは、知らせはしないが偶然分かることもある、でいいんだよ。実際、薬局のアルバイトのおばさんはみんな知ってるじゃん。
 そんなこっちゃなくて、問題は、巨大な情報を一手に持てる国家の悪巧み。こういう悪巧みの色々は、ちゃんと知ってる人間がいるのね。で、知ってる人間はさらにいくらでもアイデアが出せるんだよね。中高年の経験値。
 
 その2。
 前回の続で、お勝手用品。
 先日、まれに視聴する、「Youは何しに日本へ?」。関の包丁編。ネットにもアップされてたけど、日本の関の包丁は素晴らしい、ちゅうストーリー。
 ちぇ。わたしが十数年前、4900円で買った関の孫六名義の高価な包丁。
 玉ネギ切ったらパキッと折れたぞ。どうしてくれんねん。
 パキだぞ。先の3分の1がパキ。玉ネギだぞ。カボチャじゃないぞ。4900円だぞ。一生もんと思って買って、まだ2年。2年で市ねというのか。
 それはステンレスだ、って、ステンレスはパキっと折れてよいのか。
 ばかやろう。 
 今は代わりに買ったヘンケルス。普通にいうヘンケル。なにも知らない受け売りのchiebukuro.のガキたちが3流だとぬかしてるが、3流のヘンケルは14年間折れてないぞ、カボチャも切れるぞ。頭に来て1万円払ったが。関の包丁は4流か。
 
 まあ、あまり悪口を書くとまたトップページを変えたくなりますので、やめて、善いニュース。
 川崎市議会で、予算資料をIT化、タブレットで見られるようにするんだって。これはよいことだね。役人のすることを初めて褒めるような。みんなが資料をネットで見られれば、反対運動もやりやすいし。(注:「みんなが見られる」とは記事には書いてません。) 今日なんかも国家予算の新聞発表で、来年度予算、総務省 「ドローン普及支援」に17億円とかあって、なんじゃそりゃ、そんなもんに使うな。よっぽどプライバシー侵害だ、と思っても、その中身はそうそうネット簡単には検索できません。わたしは資料ないほうに賭け。
 政府懸案が審議会でやってるときはネットに資料があることもありますが、その他は大方は見れません。ましてや地方議会資料など。こうゆう資料は図書館にあるものですが、いぜん所用で探したときは予算書が置いてあっただけ、というか少なくともお目当ては見つかんなかった。
 これは褒めてよいです。もちろん市議会は選挙民にも公開するでしょう。民衆の代表ですから。
 もちろん、いやみですが。
 ま、褒めたことにして本日終了。
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感心2件

2015-08-22 13:01:26 | 断片
 こんにちは。もう酷暑の日もなさげな今日この頃、夜には虫の音が。この辺の小学校は来週月曜から秋授業だそうで。東京区内も横浜も来週半ばには新学期のようです。そう思えば多少とも最後の夏を満喫したいもの。まあ暑いのはいやなのでソーメンを食べるくらいしか思いつきませんが。(ディズニーシーの午後券で夜涼みは、、、って確認したら、たっけえ。いつからこんなに高く。足元みやがって)
 わたしももう原稿をなぶるのはやめて(名古屋弁)、月末には脱稿に決めました。うじうじしてもいやですし、なんたって、記事を増やすと悪口も増え、この悪口を見直して消さないといけません。いたちごっこ。
 すでに悪態は最悪なのは消し、中悪が20個をあと5個くらい、少悪が50を10くらいに減しました。まあ、限界ですね。これ以上減らすとなんのために書いてるかわからない、、、ってなんのためじゃ。
 世の中、「その一口がデブのもと」といわれても食べざるを得ない方もいらっしゃいます。ほんとなんのために生きてるかわかりませんやね、、、だからなんのためじゃ。

 さて、世の中相変わらずいやなニュースばかりですが、ネットサーフィン中、発見。
 NMB48というえたいの知れないものに所属されている須藤凜々花という人のネット発言が、そこらの中年おじさんにけなされたようで、わたしなど「また知ったかのじじい共が。うるせえ、市ね」と思ったところ、おなじグループの井尻晏菜という人のこれへの激励に感心しました。
 「大人は怒る生き物だよ
  怒られて大人になるからね!
  それでも頑張るりりぽんはもっと大人!」
 だって。くだんない? そうかねえ。
 ほんとにネットのじじい共には独特の特性があって、おためごかしに子供たち、とくに女の子を恫喝するじゃないですか。抑圧されひんまがったコンプレックスですよね。これを本質をついた答弁でいやみなくケナしながら、よく仲間を激励しております。聞けば20歳とか。ふ~む、20歳からはおとなだねえ。とても感心しました。
   もっともケンカしないのがいいわけではないけどね。
   今日の朝日(の経済コメ)に出てたけど、このごろは会社にあかんぼ連れてきて机の脇に寝せてていい会社もあるそうな。
   これも30年前のアグネス・チャンの子連れ出勤ケンカのおかげだよね。(もちろん、同様のたくさんのひとたちを含めて)
   時に32歳だったけど、まあそれでも先駆者はたいへんです。
 
 その2。
 当家でもう30数年使っているフライパン、丸菱の18-8ステンレス、24センチ。これがよい。
 20年前から使っている酒屋のポイントで入手したステンレス鍋ががたついてきて、ありゃもうだめかな、と思ってフライパンを扱うと、実にがっしり。なんの文句もない。空焼きでちょっと凹みましたが。フッ素加工製品なんて数年で取替えるそうですが(実際、あの加工ごみは一緒に食べたくないやね)、どこの国のはなしでしょうか。
 と感心して、どんな会社かと思って検索すると38年前、暮らしの手帳が褒めてた老舗の会社だそうな。うちのも30数年前。
 ただ、それ以上は出てこない。もうつぶれちゃったんですかね。菱の字に○囲いなだけなので、それいじょう不明。丸菱ってお菓子材料屋はあるのですが。
 まあ、そういう伝説的な会社が昔あった、今はない、ということで。
 ともかく偉いのに人知れず消えてしまいました。社員の方、いらっしゃいましたらありがとうございます。ほんと、一流の製品を扱うというのは、人間として生きている気がして好きです。

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きょうは堅い

2015-08-15 10:16:33 | 賃金・価値・権力
 こんにちは、お暑うございます。今日はお盆。関東地方は酷暑からず、波も高からずで、ようやく水泳日和となりました。今日ご予定の方はよかったですね。
 当方は退職後の時間が長くなってきたせいか、姿勢を今直さないと限界だ、という状況。ごろごろしてたりふててたり目に合わないパソコン机に座ってたりしますと、どうしても背中が曲がります。曲がってから直すのもたいへん。いやな宮仕えも、事務仕事なら体にはいいものですよ。

 さて本日は終戦の日。新聞はまず安倍の談話。えらそうに安倍日本帝国をぶち上げたかったようですが、これは安倍的には失敗だったようです。これから何かにつけて「閣議決定の談話にありますように」とやりたかったのでしょうが、うやむやになんとかメンツをたてた、というところ。国家の最高権力者は各国の顔をみて控えめにしないといけないですからね。
 安倍は今ごろは、「もっと戦力を増強してアジア雑国の口を支配したい」と思っていることでしょう。
 権力者はみな同じ。橋下が、府知事に返り咲いて市を支配しようと大阪都構想を出したようなもんです。(ところで、なんで橋下、まだ市長やってるんだ? 行政の長は政治家だぞ。政治はやめるっていっただろうが。)

 で、2、3日前、朝日には、戦後の経団連等がなんとか軍需生産を強化しようと策を練っていた、と書いてありました。件。
 こうゆうの、わたし、前にここに書いた気がして検索したんですが、みつかりません。書かなかったっけ、、、で、書いときましょう。ここんとこ、まじめな話は次回作品で消化しちゃって、こっちの質が薄くなってたし。

 よく、帝国主義は自らの生きる道を軍需生産に求める、という趣旨の論調がありますでしょ? もう聞かないか。
 しかし、軍備生産をすればどの国でもそこそこ資本主義が生き残れるだろうと思うのは、間違いです。
 軍需資源が自国にある場合は、国を揚げて軍需生産に走れます。それはたとえば石油国での合成繊維の生産と変わりありません。その国家は無事に過大な生産力を消費して、労働者も職にありつける、というわけです。
 しかし、そもそもの物資がない国においては、軍需生産は、売買に根拠付けられたただの一産業となるしかないのです。
 もしも軍事生産物が自国でしか売れなければ、すなわち税金でしか買えなければ、軍事会社はもうかりますが、その代わりに第1に、労働力が投じられなくなった労働者大衆の生活物資生産が消え、労働者大衆一般の生活は貧しくなります。第2に、軍需原材料を国外から買うために、そのバーターで、食えない鉱物資源等の代わりに労働者の生産物が海外に消え、さらに労働者大衆一般の生活は貧しくなります。こうして、その他の消費物資への購買力もなくなるということになります。かくて、社会不安が昂じ、資本家の首も怪しくなる。
 それでも崩壊期資本主義が軍需生産に走るのは、次の2点によります。
 第1に、軍需物資は、その生産によって労働者大衆は貧しくなろうが、しかし「売れる」ことが決まっていること。これがモノが多すぎて売れない過剰生産期には必要なのです。売れれば、とりあえず安いながらも社会に「給料」分のカネが回ります。(資本家のメリットをわかりやすく説明するのは長くなる)
 第2に、なによりも、民需生産を抑えても軍需生産を増大させなければならない、という国家対立状況下での「軍備競争」の必要です。つまり、安倍の要望ですね。 
 先に挙げた原材料なき国家に生ずる不利益は、『精巧な弾薬』を輸出することによって取り返せます。「武器」を売らずに「弾薬」を売ればいい。中谷防衛大臣が「ミサイルは武器ではない。弾薬である」っていったでしょ。
 先の経団連等の資本家も、まずはアメリカに売りたかったんでしょうね。朝鮮戦争はなんたって日本経済にとってはビフテキでしたから。
 
 これが軍需生産のアヘン。(なんか前に言った気もするんだけど、、、) そうやっていったん軍需に頼る経済ができてしまえば、これがなくなれば資本家も労働者も路頭に迷います。したがって「国民」は、これを廃止することはできません。革命以外には。 

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情報2、3

2015-08-08 10:59:43 | 断片
 こんにちは。本日は立秋。秋です。猛暑も関東は収まって、とテレビでいっているのに、なぜ当家の室温は朝から昨日と同じ30度越えなのでしょうか。ほんとあたまがうごかない。人生が無為に消えていく、、、

 というわけで、本日は情報の横流し、その1。
 なんでも昨日の3チャンで放送したそうな、教育テレビね、わたしはヤフー情報。
 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150807-00079411-toyo-bus_all&p=1
「企業のCEO(最高経営責任者)には強いサイコパス気質を持つ人が多い。こんな衝撃的な調査結果を発表したのが、オックスフォード感情神経科学センターの研究員であるケヴィン・ダットンだ」
サイコパスとは「アメリカで33人もの少年をレイプして殺害し、1994年に死刑が執行された有名な連続殺人鬼ジョン・ウェイン・ゲイシー。パーティなどで好んでピエロの扮装をしていたことで「キラー・クラウン(殺人ピエロ)」と呼ばれたこの男」 のような人間のことだそうです。
 で、「2005年、ベリンダ・ボードとカタリナ・フリッツォンの調査では、企業のCEOと、殺人犯などの凶悪犯が入っているイギリスのブロードムーア病院の収容者を対象に心理テストを行いました。するとなんと、凶悪犯たちよりもCEOのほうがサイコパス度が高かったのです!」 なんだと。
 東洋経済onlineを見ると(内藤 順 :HONZ編集長)、サイコパスは、「健常な人の脳と比べた場合に眼窩皮質と扁桃体周囲の活動が低下してい」て、「そのため良心の呵責や共感を伴わず、冷静な計画の元に他人を操ることができる」んだそうです。
 そうだと思った。みなさまも気をつけましょう。くわばらくわばら。

 その2。朝日新聞によると、
『難しい判断を迫られた課題などを質問すると、賛成、反対、それぞれの立場から理由つきの意見を語ってくれる人工知能(AI)を、日立製作所が開発した。理論武装を助けるソフトとして、実用化をめざしている』んだそうで。
『パソコンに「カジノは禁止すべきか」という質問を入力すると、1分ほどで英語の音声が流れ出した。禁止に賛成する理由としては「依存症の人が増える」「犯罪を促進する」、禁止に反対する理由として「雇用を促進する」「経済を活性化する」が挙げられた』
 こーゆーのは、人間をアホにする。
 要るのは記憶能力だけではないか。そんな付け焼刃の知識で外人顧客のパーティなんか出ると、やけどするぞ。
 すでに、コンピュータ将棋を研究に使うことで、一流棋士たちは、懸念を発しています。いわく「自分の発想が出てきにくくなってしまうんですね」豊島将之。ネットにあったので使いましたが、渡辺明、菅井竜也(みな現在のベストテン棋士)も、結果を記憶したって使い物にならない、と言っていました。
 いや、私が「これは、あほな反論を抑えておいて事前反論するのになかなか良い」 と思ったので書いたのですが。
 直木賞の東山彰良の宣伝で宮部みゆきのコピーにありましたが、「おまえは血を流さずに何を証明できるのだ」。
 正しい。さすがに宮部。すべて、物事は自分の人生に通してみて、はじめて他人に対して説得力を持つ。もっとも、浅薄がバレても権力さえあれば、その期間はバカにされながらも生きていけるけどね。

 さて、多少は頭を使って次の話題。
 朝日で、佐佐木幸綱が、短歌は第二芸術といわれたくない、とかで書いておりました。つまり、この場合、短歌は第二次世界大戦への抵抗もできなかった「芸術」だ、というわけで。でも、こうゆうのもある、と出したのが
 
  兵隊に取られたといひ誰ひとり取ったといはぬ戦後なりにき
                         櫻田稔

 どうだ、これは「発見がある歌」だ、というわけ。
 確かにそうで、私も、おや、そういえばそうだ、これは気づかなかった、と感心はしたわけですが。
 ですが、この短歌の趣旨はどう続くんでしょうねえ。こんな尻切れトンボじゃ、反戦はできませんぜ。
 想像するに、大方の人は「政治家や官僚が無責任」、という受け取り方をするんじゃないですかね。
 ところがそれは唯一の答えではない。
 私がいつもいうように、日本の10年後、「兵隊に取った」のは、首相安倍晋三であり、衆議院議員武藤貴也であり、同様に彼らを選んだ選挙民、A、B、C、D、、、その他、ネットウヨの追随者たちであるべきだ。自分の責任を棚に上げちゃあいけないぜ。
 
 ま、というわけで、もう一度言うと尻切れトンボ、第二芸術でさあ。
 この例も短歌というより、狂歌でしょう。
 もちろん31文字は詩にもなりえますから、芸術にしたいのなら、もっと並べて書けばよろしい。10個も論理的に連ねれば、読者が自分の頭で納得する、「思考の題材としての現実」を感動を持って伝えることができるでしょう。
 
 しかし、そりゃ、詩だ。
 もちろん歌人が詩を書いちゃいけない、という法はないのでいいのですが。でも短歌じゃない。
 要するに、無理な理屈を立てないで、もっとおおらかに自分の歌いたいところのものを歌作したらよい、と思うのですね。
 
 
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