こんにちは。関東地方梅雨も掛け声倒れ。海際は降ってますが、山側がだめ。取水制限はとれそうもありません。
当方、やはりというべきか後釜が見つからず、バイト延長。それなりのショック。もういよいよラストターンのはずなのに。
今のところは若い人が多くて、どうも夜中の1時2時に寝ているような。忙しいといっても常時だから平均11時ごろには帰宅しているだろうに、やはり若さは財産です。
近頃の読書では、中央公論の「世界の歴史」がよかったです。何十年ぶりかで手に取りましたが、ぜんぜん歴史学も進んでいないのではないかと感心しました。きっかけは佐々木毅の「学術文庫」本。なにが学術文庫だあね。大衆向け教養本にボロ負け。
佐々木が「カノッサの屈辱」は宗教としてのキリスト教の威力の証だ、みたいな話をするわけさ。
そんなはずが、常識としてあるはずないじゃないか。と、切り捨てられなかったのは、子どもの文英堂の世界史受験参考書のせいで、そいつにもそんなことが書いてあって、旺文社派の私としては切り捨ててよいのだけれど、それでもひっかかるやね。一応、曲りなりに川北稔監修(その他京大系教授)だからね。
で、しかたないと近くの図書館で参考文献にさがしたら、堀米庸三が事細かに、そんなこたあねえよ、と書いてくださっているわけだ。
ばかやろう。時間を無駄にしてしまったじゃねえか。ほんとうに政治学者と京大史学は糞だ(京大日本史も嫌い)。
さて、参議院戦というわけでアベノミクスは失敗だ、という話が左翼からでていて。そういう問題なのかねえ。
アベノミクスって、安倍がやったとおりに資本家が喜んでるじゃん。どうして「資本家の政党は資本家のためにしか働かない」といわないのかねえ。
ケチをつけるなら、「それでも限界がある。この限界が資本主義の腐朽の姿だ」って展開以外ないじゃん。
みんなが自称中立の日本。呆れ返ったもんだ。
その点、なんとかいう某C派の候補者は労働者だけの味方というスタンスがすっきりしてよい。内容は別として。
それでも経済評論家がちょろちょろ正しいことを言い出して良いね。って中立派は事実を言う以外ないけど。「金融緩和でカネを使っても、子孫の分を先食いしてるだけだ」ってのもあったね。これはアベにかぎったことではなく、一般論すぎるけどね。
でさ、金融緩和。
コンビニ弁当の質の劣化は、円安のためばかりじゃないでしょ、という恨み。
英国離脱の円高で、これから弁当の質が改善するか? いいやしない、だろう。
いくら刷った紙幣の行き先が日本市場ではないからといって、回りまわって日本で着実に物価高が現実化してんでしょ。
それでも購入者は刷った紙幣を持っていないから、外見を高くできない。かくて助六弁当は、油揚げの輸入大豆の円安額を超えて、お稲荷さんと太巻きの数を減らさざるを得ない。(知らない方へ。代わりはかんぴょうかきゅうりの細巻です)
ほんと、私のお稲荷さんと太巻きを食ったのは誰だ。
それとわかんないのが最低賃金。アルバイトしてると最賃なんだけど(正確にはわずかに高い)、昔は倍くらい違ってた、って知ってる? 今、ネットで見たら、1973年、181円とあるけど、その頃ラーメン屋ではバイト代、450円+昼のラーメンくれたぞ。もっともインフレの最中なので改定が遅れたのかもしれないけど。
で、評論家いわく、「最低賃金は毎年上がってはいるがまだ低額で」って、違うしょ。最賃がサービス業の市場価格に近づいてきただけ。食堂のバイト代はこの15年で1割も上がってないしょ。最低賃金は27%上がった。
思うに、昔の最賃レベルを担ってたのは、地方に多い(小)中企業工場のパートさんの、いわゆる「家計補助的賃金」だったんじゃないかね。それが後進資本国の離陸で次々につぶれ、まあ円高でつぶれ、でもいいけど、ともかく家計補助がサービス業種になるとそれまでの優勢な都市アルバイト賃金が最低化してくる、という。逆にまだ存在する在来地方企業はさらに四苦八苦、ということもありそう。研修外国人が欲しいって。
ただこれは思うだけ。べつに勉強したことないし。そのうち確認しておきます。
ともかく、みんなが平等に最低賃金取得者である日本が近づいている、という現実で。最低賃金では困るけど、ほんのちょっとのプラスアルファでみなさま生きてらっしゃるわけです。まあ、労働者同士足を引っ張り合うのも、平等に向かっていいかも。資本家を拒否するのを忘れなければ、だけど。
当方、やはりというべきか後釜が見つからず、バイト延長。それなりのショック。もういよいよラストターンのはずなのに。
今のところは若い人が多くて、どうも夜中の1時2時に寝ているような。忙しいといっても常時だから平均11時ごろには帰宅しているだろうに、やはり若さは財産です。
近頃の読書では、中央公論の「世界の歴史」がよかったです。何十年ぶりかで手に取りましたが、ぜんぜん歴史学も進んでいないのではないかと感心しました。きっかけは佐々木毅の「学術文庫」本。なにが学術文庫だあね。大衆向け教養本にボロ負け。
佐々木が「カノッサの屈辱」は宗教としてのキリスト教の威力の証だ、みたいな話をするわけさ。
そんなはずが、常識としてあるはずないじゃないか。と、切り捨てられなかったのは、子どもの文英堂の世界史受験参考書のせいで、そいつにもそんなことが書いてあって、旺文社派の私としては切り捨ててよいのだけれど、それでもひっかかるやね。一応、曲りなりに川北稔監修(その他京大系教授)だからね。
で、しかたないと近くの図書館で参考文献にさがしたら、堀米庸三が事細かに、そんなこたあねえよ、と書いてくださっているわけだ。
ばかやろう。時間を無駄にしてしまったじゃねえか。ほんとうに政治学者と京大史学は糞だ(京大日本史も嫌い)。
さて、参議院戦というわけでアベノミクスは失敗だ、という話が左翼からでていて。そういう問題なのかねえ。
アベノミクスって、安倍がやったとおりに資本家が喜んでるじゃん。どうして「資本家の政党は資本家のためにしか働かない」といわないのかねえ。
ケチをつけるなら、「それでも限界がある。この限界が資本主義の腐朽の姿だ」って展開以外ないじゃん。
みんなが自称中立の日本。呆れ返ったもんだ。
その点、なんとかいう某C派の候補者は労働者だけの味方というスタンスがすっきりしてよい。内容は別として。
それでも経済評論家がちょろちょろ正しいことを言い出して良いね。って中立派は事実を言う以外ないけど。「金融緩和でカネを使っても、子孫の分を先食いしてるだけだ」ってのもあったね。これはアベにかぎったことではなく、一般論すぎるけどね。
でさ、金融緩和。
コンビニ弁当の質の劣化は、円安のためばかりじゃないでしょ、という恨み。
英国離脱の円高で、これから弁当の質が改善するか? いいやしない、だろう。
いくら刷った紙幣の行き先が日本市場ではないからといって、回りまわって日本で着実に物価高が現実化してんでしょ。
それでも購入者は刷った紙幣を持っていないから、外見を高くできない。かくて助六弁当は、油揚げの輸入大豆の円安額を超えて、お稲荷さんと太巻きの数を減らさざるを得ない。(知らない方へ。代わりはかんぴょうかきゅうりの細巻です)
ほんと、私のお稲荷さんと太巻きを食ったのは誰だ。
それとわかんないのが最低賃金。アルバイトしてると最賃なんだけど(正確にはわずかに高い)、昔は倍くらい違ってた、って知ってる? 今、ネットで見たら、1973年、181円とあるけど、その頃ラーメン屋ではバイト代、450円+昼のラーメンくれたぞ。もっともインフレの最中なので改定が遅れたのかもしれないけど。
で、評論家いわく、「最低賃金は毎年上がってはいるがまだ低額で」って、違うしょ。最賃がサービス業の市場価格に近づいてきただけ。食堂のバイト代はこの15年で1割も上がってないしょ。最低賃金は27%上がった。
思うに、昔の最賃レベルを担ってたのは、地方に多い(小)中企業工場のパートさんの、いわゆる「家計補助的賃金」だったんじゃないかね。それが後進資本国の離陸で次々につぶれ、まあ円高でつぶれ、でもいいけど、ともかく家計補助がサービス業種になるとそれまでの優勢な都市アルバイト賃金が最低化してくる、という。逆にまだ存在する在来地方企業はさらに四苦八苦、ということもありそう。研修外国人が欲しいって。
ただこれは思うだけ。べつに勉強したことないし。そのうち確認しておきます。
ともかく、みんなが平等に最低賃金取得者である日本が近づいている、という現実で。最低賃金では困るけど、ほんのちょっとのプラスアルファでみなさま生きてらっしゃるわけです。まあ、労働者同士足を引っ張り合うのも、平等に向かっていいかも。資本家を拒否するのを忘れなければ、だけど。