リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

ふと思う自分に重要なこと

2014-08-27 20:55:46 | 「行為の反逆」
 カテゴリー「行為の反逆」です。
 過激な物言いは削りに削って普通の人あての本にした原稿、自費出版しようと昨日某社へ送付したら本日某社から返信、いわく、”事実関係の裏付け”がとれないので当社ではだせない、だそうです。
 当社とかじゃなくて自費出版だぜ? 事実もへったくれも、月に何十冊も出版されるオカルト宗教本は、じゃあ何?

 一瞬びっくり。まあ、私も世間には慣れきっていますので。そういうもんなんでしょうね。オカルト本を出したって誰も文句は言わないが、政府転覆やら、マルキスト批判の両方が備わっている本を出せば、右翼も左翼も助けてはくれない、そんなんで文句をいわれるのはごめんよ、と。
 やっと万能書店が『行為の集成』の見計らい本を取次ぎに出さなかった理由がわかりました。そう口で言えよ。
 口で言えばおめえはネットで告げ口するだろう、と。まあそうかもね。
 某社のおねえさんは、どうせ何も知らないんだからしょうがないし。知っててもどうでもいいならそれはそれでいいし。

 
 だいたいとりあえず暮らしに困らない高給の出版関係者のことはおいたとしても、実はこの本は『行為の集成』と違って、極端に言えば私のターンではなくて。
 これは、左翼仲間や、自称「部活の仲間」にも裏切られた人の分。といって、じゃあなんでやめちゃうのよ、といわれればその辺はバランス感覚でお願いしたいものです。
 さて、で、既存手段では唯一の右でも左でもない、アナーキスト団体への移行はどうか。あるいは新しい手段は、ということになります。

 
 ま、というわけで、そんな人間にいわせるとオカルト本にも見劣りするそうな私の本、しばらくおあずけ。そのご報告で。
 わたしゃ30代からそんな暮らしなんでそれ自体は別に。

 
 そんなことより、まだこの半年の予定を組んでいないので、あと10年、この事態も組み込んでトータルに想定していきたいと思っております。
 人間万事塞翁が。

  
 というわけでためになるブログ。『行為の集成』では、上部構造問題で、出版情報については、売れる売れないが情報流通のキーになるみたいな話を書きましたが、私も人が良いもんで、「権力及び対抗権力からの非難・攻撃を配慮する必要もある(かもしれない)」などとは書きませんでした、思いもよらないし。付け加えておきます。

 トータルで、このブログもやめちゃおうかな。某社の高給のおねえさんには不必要だと。
 といって、お知り合いの高給でないおねえさんはどうかな。

  (なんて書いたら、今日現在、「風詠社」と「P-PRESS」のポップアップ宣伝が出ました。いいのか? 出版しなかったら名前出して非難するよ。わたしゃ心が狭い。)

 
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穏健化中

2014-08-16 10:29:21 | 「行為の反逆」
 こんにちは。せっかくのお盆休み、天気が悪くて残念だったか、卒倒しそうな暑さでなくてよかったか、みなさまいかがでしょうか。

 お盆は終戦記念日などありまして、例によって戦死だの特攻だのなんだのと、マスメディアの言いたい放題が。いちにちいちにちと国家体制の再編成が続きますね。
 なんでそんなことをとおっしゃいますか? 女性の方ですか?
 人間の他の人間の環境への認識って
1 自分が痛いか痛くないか(同じ位置の人間、家族・友達、が痛いか痛くないかを含む)
2 他人が大変だったなあ、かどうか
3 他人がほめられたかどうか
 しかないんですよね。
 どんな戦時中の辛そうなフイルムを流したって、自分が痛いことがわからなければ、「よっしゃ、次はおりゃがんばってやるぜ。おれも日本人だ」って反応しかでないんですよね、女にはわかんないかな。
 ぼくは男だ? そうかねえ、、、ともかく、ほんとうは自分は戦地などへ行こうとは思っていない口先男ばかりだ、ということでもありますが。
 ま、と、いうわけで、軍国ニッポン、もう間近。
 べつに喜んじゃいませんけどね、けど絶望もしない。そうなるもんだし。隈『行為の反逆』参照。
 もっとも世間じゃ、それ以外のマスメディアへの締め付けが厳しくなっているようで。そろそろ(エログロ)ナンセンスも規範を破るようではお許しが出ないようです。こうゆうのは流れでして、支配権力からの権力行使が一般庶民の意識でおっけーと確認されると、規範破りへの規制方針が組織の上から下へまず流れる。その事実がこんどは関係者やその事実を知った他人によって、他の部面へ適用される。世の中普遍的に権力が好きな人がいますから。そうして権力のネットワークの中で、出てる杭がなくなりかけ、そうすると当初の権力は次のさらに自分の意のままの水準を適用させる。そうすると新たな杭が見えるのでそいつをつぶす。すでに隈『行為の集成』でおなじみでしょうか。アナーキストは常に体制の敵です。

 
 そう、応用理論(行為の反逆)をあっためているあいだ、『行為の集成』(基礎理論)見直しましたら、なかなかいいじゃん、てなもんで。よかった、書いて。出版して。わかりにくいけどね。
 で、あっためてた『行為の反逆』見直しましたら、やっぱりいいじゃん、わかりにくいけどね。
 いや、しょうじき、まあ文章が戦闘的すぎ。
 そういえば『行為の集成』の時は、皆様が今ごらんになる形の前に、当初の原稿に2回手を入れまして戦闘的な部分を消しました。くやしいんで、手を入れる前の原稿は保存してありますが。
 というわけで、『行為の反逆』も2週間前より原稿をちょっとおとなしくしたところ。まあ、普通の人が読むと驚いちゃうかもしれませんし。で、1回目。
 これも一回全体の水準を落とさないと、「軽い」戦闘性が見逃されちゃうんで、もう一回は穏健化させないとね。
 とはいえ、どうしたって本質的には過激派の本。どうして穏健派リベルテールの私が、と、自分でも不思議ですが、それだけ世間の水準が下がってるんですね。わたしゃ何十年たってもぶれませんから。
 ああ、早く出しちゃわないとそのうち出版規制もかかりそうです。

 それはおいて、思うに、どうも口先男ばかり。信じられるのは高校の友人たちくらいだな。
 みなさま、御自分のお気持ちを話せばそれで済むと思ってらっしゃるようで。これは自分の気持ちだよ、って、あ、そうですか、お気持ちね、それが何か。
 私と私の友人ですと、自分の気持ちってそれを実行するから気持ちなんですけどね。気持ちじゃなくて、だからなんかする、という前提がある、というのが私などが他人の話を聞く構えなのですが。
 口の先でおわりゃあ、いくら世間に広めたって、自己顕示以外のなにものでもありゃあしない。 
 なんて幻滅をまたも確認しました。慣れてますけどね。それだけに、逆に、私と関わられた方については過去以来現在、他人の「気持ち」などよりも最高度に大事にしていることを確認できてよかったことです。日本語がへんですけどね、私周りではどんな方でもみなさまそう確認していただいていると信じております。
 
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隈応用理論、原稿完成。

2014-07-27 14:59:00 | 「行為の反逆」
 こんにちは。関東以南、盛夏ですね、昼に近くのスーパーに買い物に行きましたが、肉が腐らないかと心配でした。

 さて、お待たせしました、隈行為理論、応用編、3ヶ月遅れで原稿完成!
   って、だれひとり待っちゃあいねえ。いいんだ、別に。

 
 ともかくも、
     今日も現実に生きていく生活者の行為とは何か?
     有史以来の支配社会の歴史の中で、人間が受け続ける疎外と
     そこからの脱却の道筋の真実を、今明らかにする、
     隈 『行為の反逆』。
        同時に、歴史の中で人間の歩むべき道をも、明らかにする。

 ……これは別に去年からHPにある文章で。

 
 いつからできてんのさ、って気もしますね。
 まあ、宮仕え中に出す本じゃあない、っちゅうことなんですが。

   
 もうちょっと中身を小出しに、章立てくらい。
     緒論
     第1章 人間が作る歴史の法則と人間行為
     第2章 生存からの反逆-被支配者の自由
     第3章 人間の解放

  
 って。そんな長くないの。A5判で350ページ。 、、、長いか。ん? ちょっと後で考慮。
 まあ、中身は不明だけど、「なら、ああゆう内容でもこうゆう内容でもないな」 みたいな限定がされますでしょう。
 なにしろここに詳細だしても前回みたいに、原稿完成後、本ができたのが1年後じゃ誤解を生むだけで。「どこにもないよ。どこに売ってんのさあ」って。
 再度お知らせ。まだです。まだ原稿。
 

 でも大塚さんには悪いけど、B能書店はもうやめ。安いから魅力的だけどね。結局、書店取次への見計らい本提出も、説明文のネットアップも、とぼけられた。そこが出版社選びのポイントだったのに。冗談じゃないぜ。人の生涯のマスターピースを。
 さらには、デジタルパブリッシングサービスから見ると「行為の集成」、出てこないし。きみ、出てこないよ。 
 まあいいや。ところで大塚さんて、正志さんというB能書店のずっと前の担当者。今検索引いたらまだトーハン(親会社)にいらっしゃるような。お世話になりました。

 
 で、どこにお願いしようか考慮中。あと少し、原稿をあっためて。
 

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