こんにちは。東京地方、梅雨明けちゃいましたよ、どうしよう。まだ6月だよ。平年より22日早いって。空は青空、昨日も今日も33度。もう今日から民間はプール開始。ただ、咲く花は追いついてないな。
月曜は町の歩道橋の上でなんだかふわふわしたものが。
おう、これは昨今の朝日新聞で有名なケサランパサランではないか。以前雪虫系のケサパサを見たことがありますが、こっちは大きくってふわふわと楽しそう。
さてこれは何? ネットのしったか野郎のコピペの嵐を潜り抜けて、これかガガイモの種、と思ったがこちらは秋の産物のようで。さらにググると、オニアザミの種というのも。こちらは7月とあるからこれかしら。といっても、オニとノアザミと区別はつきませんが。「トゲトゲで醜悪ですぐわかる」そうなので、見たことないのかな? ともかく気色悪くて触りませんでしたが、妖怪だったかも。触んないで正解だったな。
さてニュース。W杯はポーランド戦でもめてますね。「美学をとるか、結果をとるか」、みたいなね。
こうゆうのは本人たちには「どの賞賛をとりますか」って、賞賛の交錯なだけでつまらないけれど、しかし、最近観客の人生態度の卑屈さが前面にでてきていやなものです。サッカー女子もね。「勝つためにはいくら汚くてもしょうがない、俺らサラリーマンだっていつもそうやっている」みたいな。アベ自民党のウソ並べ容認と同じパターンがテレビニュースから伝わってくる。
日本のこの時代には、本人たちが自分だけの賞賛に頼るしかない情けない道徳状況が染みついたんだね。「そんなウソ言っちゃいけないんだよ、そんなやつは地獄に落ちるんだよ」っていう理想規範がないってことで。外部規範の内面化が存在しないから独り言の賞賛になってしまうのね。子供の教育にはマイナスだね。人生には結果を超える理想があると、知る機会はゼロ。自民党のやつらも自己を律してみれば道徳教育改革も成功するだろうに。
わたし? せめて気晴らしのサッカー興行くらい美しくやれよ、と思いますね。勝つのは結果だぜ。人生ってそういうもんだぜ。
では、勝つこと優先の本1冊。大野正道「東大駒場全共闘エリートたちの回転木馬」、いろんな転向者の本を見てきましたがこれはすごい。田舎のエリートが権力エリートの卵となって1年半面白かった、という、「鼻持ちならない」をそのまま書物の形にしたような代物。もう精神的に「突き抜けている」といったほうがいい。どうやったらこんな本を公にする気持ちになれるんだろうか。いやはや。
逆に言うと、こんなどうしようもない人間でも普通に歴史の駒になれた、という68、9年闘争の偉大さが知れる、というものです。いまどき、いくらリベラルががんばっていようが、東大駒場のエリートは半歩たりとも動かないのに。
それが隈の行為論でいう「賞賛」の非体制的性格というわけです。賞賛は対抗権力、具体的には諸運動によっても供給される。『「上部構造」の社会学』参照。
おまけに大野氏、筑波大学名誉教授だってさ。筑波はどこまでも筑波だね。あわてて付け加えれば、中退した人は別です。
と思って検索すると榎本正敏は名誉教授じゃないのね。貢献しただろうに冷たいね。榎本氏は国際経済論で私の全優のはずの大学の通知表に(教養科目の成績は載らない)唯一「可」をつけた人間。まあそれはそれで偉いが。わたしゃこの通年講義で3回しか出席してないんで。
(「良」かもしれないが、ショックで覚えてない。5ランク評価で、CかDか。Cなら良。不可はE。A(優の上)でないこと自体がショック。同じ答案を友人の代理出席の一般教養経済試験(別教授)で少し加工して書いたら、当然にもA評価だった)
おまけ。
「土地の上に墓地があってそこに埋めてお参りするなんていう日本の墓は、定着農耕民のものにすぎない。今の日本人の9割以上は都市的サラリーマンである。オフィスビルに墓を作れるか? その涙ぐましい結果がロッカー墓である。都会暮らしの日本人は、もうすでに新しい墓様式を作らなければならない時代が来たのだ」。
上記に反論のある人。
家人が言ったので感心して紹介。なるほど。
モンゴルには風葬。定住しないマサイ族は動物葬だったとも聞く。聞くだけだけれど。どうせ西洋化されてるしね。
ともかく近代都会人は、近郊農家の骨粉肥料にするのがよいのでは? 有機リン酸塩です。最近高いんだそうです。
月曜は町の歩道橋の上でなんだかふわふわしたものが。
おう、これは昨今の朝日新聞で有名なケサランパサランではないか。以前雪虫系のケサパサを見たことがありますが、こっちは大きくってふわふわと楽しそう。
さてこれは何? ネットのしったか野郎のコピペの嵐を潜り抜けて、これかガガイモの種、と思ったがこちらは秋の産物のようで。さらにググると、オニアザミの種というのも。こちらは7月とあるからこれかしら。といっても、オニとノアザミと区別はつきませんが。「トゲトゲで醜悪ですぐわかる」そうなので、見たことないのかな? ともかく気色悪くて触りませんでしたが、妖怪だったかも。触んないで正解だったな。
さてニュース。W杯はポーランド戦でもめてますね。「美学をとるか、結果をとるか」、みたいなね。
こうゆうのは本人たちには「どの賞賛をとりますか」って、賞賛の交錯なだけでつまらないけれど、しかし、最近観客の人生態度の卑屈さが前面にでてきていやなものです。サッカー女子もね。「勝つためにはいくら汚くてもしょうがない、俺らサラリーマンだっていつもそうやっている」みたいな。アベ自民党のウソ並べ容認と同じパターンがテレビニュースから伝わってくる。
日本のこの時代には、本人たちが自分だけの賞賛に頼るしかない情けない道徳状況が染みついたんだね。「そんなウソ言っちゃいけないんだよ、そんなやつは地獄に落ちるんだよ」っていう理想規範がないってことで。外部規範の内面化が存在しないから独り言の賞賛になってしまうのね。子供の教育にはマイナスだね。人生には結果を超える理想があると、知る機会はゼロ。自民党のやつらも自己を律してみれば道徳教育改革も成功するだろうに。
わたし? せめて気晴らしのサッカー興行くらい美しくやれよ、と思いますね。勝つのは結果だぜ。人生ってそういうもんだぜ。
では、勝つこと優先の本1冊。大野正道「東大駒場全共闘エリートたちの回転木馬」、いろんな転向者の本を見てきましたがこれはすごい。田舎のエリートが権力エリートの卵となって1年半面白かった、という、「鼻持ちならない」をそのまま書物の形にしたような代物。もう精神的に「突き抜けている」といったほうがいい。どうやったらこんな本を公にする気持ちになれるんだろうか。いやはや。
逆に言うと、こんなどうしようもない人間でも普通に歴史の駒になれた、という68、9年闘争の偉大さが知れる、というものです。いまどき、いくらリベラルががんばっていようが、東大駒場のエリートは半歩たりとも動かないのに。
それが隈の行為論でいう「賞賛」の非体制的性格というわけです。賞賛は対抗権力、具体的には諸運動によっても供給される。『「上部構造」の社会学』参照。
おまけに大野氏、筑波大学名誉教授だってさ。筑波はどこまでも筑波だね。あわてて付け加えれば、中退した人は別です。
と思って検索すると榎本正敏は名誉教授じゃないのね。貢献しただろうに冷たいね。榎本氏は国際経済論で私の全優のはずの大学の通知表に(教養科目の成績は載らない)唯一「可」をつけた人間。まあそれはそれで偉いが。わたしゃこの通年講義で3回しか出席してないんで。
(「良」かもしれないが、ショックで覚えてない。5ランク評価で、CかDか。Cなら良。不可はE。A(優の上)でないこと自体がショック。同じ答案を友人の代理出席の一般教養経済試験(別教授)で少し加工して書いたら、当然にもA評価だった)
おまけ。
「土地の上に墓地があってそこに埋めてお参りするなんていう日本の墓は、定着農耕民のものにすぎない。今の日本人の9割以上は都市的サラリーマンである。オフィスビルに墓を作れるか? その涙ぐましい結果がロッカー墓である。都会暮らしの日本人は、もうすでに新しい墓様式を作らなければならない時代が来たのだ」。
上記に反論のある人。
家人が言ったので感心して紹介。なるほど。
モンゴルには風葬。定住しないマサイ族は動物葬だったとも聞く。聞くだけだけれど。どうせ西洋化されてるしね。
ともかく近代都会人は、近郊農家の骨粉肥料にするのがよいのでは? 有機リン酸塩です。最近高いんだそうです。