リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

悪口3件

2022-09-24 14:46:57 | 断片
 こんにちは。一般に3連休という中。東京地方今日も雨、お彼岸だというのに墓参りの線香も消えちゃうよ。わたしゃ行きませんが。昨日は川崎街道の下りが大渋滞でした、わたしは徒歩。みんなどこへ行くんだろう。いずれにせよ代わりの休みが取れる人のほうが良かったね。
 季節は例年の花粉症。今回は一昨日風邪薬パブロンを1人前1回飲んでみました。効くんだけど、やはり体調が悪い。昨日はいいけど、今日は効き目が薄れ加減、1回しか飲んでないからだけど、雨なのに。
 とうとう目が見えないので、しょうがない、パソコンの画面を125%にしてみました。ページ画面があふれて横にスクロールしなきゃいけないんだけど、ずいぶん見やすい、まあこれでいいや、と思って画面を閉じたら、デスクトップからフォルダーアイコンがあふれて消えていました。こりゃだめだ。
 
 さて、ちょっと驚いたネットニュース。
「働く高齢者18年連続増、65~69歳は「2人に1人」 総務省推計」(朝日新聞デジタル)
 ここ私の年齢層ね。で。半分が働いてるって? ほんとかよ。友だちはみんなやめたぞ。
 朝日の言うことだから信じません、で調査数字を見ると、「働く」って、(≒月)1時間でも働いた人。で私のような被雇用者は勤労者の半分。残りは農林業と自営店主・家族と会社役員。
 で、被雇用者の半分はパートアルバイト、1割が契約社員で、正規は23%。フルタイムアルバイトはどこに入るか不明。
 まあそんな数字ならいいや、ってまるでわたしゃ怠けもんじゃないか。怠けもんだけど。。
 結局正規就業者は6%、そう書けよ。デマゴギー屋。どうせ働いてんだから年金は70歳支給でいい、と言いたいのか。
 まともな新聞なら「何らかの仕方で働いて収入を得ている高齢者は「2人に1人」」って書くんだよ。ったく。ま、家主や名義貸し役員が「働いて収入をえている」かどうかは考えようだけど。
 
 嫌気がさした新聞ニュース。
 朝日で井上義和という肩書「歴史社会学者」なる人物が、国葬の評論で ”祖国の物語をメンテしなければ「国や社会を」自分たちで守り良くしていくという意識が希薄になってしまう” などと書いて、国葬を擁護してました。
 恐れ入ったもんだ。
 常連の皆様はわたしが「社会」を良くしていきたい気持ちだらけで、かつ国葬反対であることをご存じかと思いますが、なんだ、こいつ。どこに論理があるのか。
 国家と社会がイコールだなどとおよそ社会科学に従事する者の言ではありえない。
 何も知らないただのガキかと思えば、もう50歳にもなろうといういい年の、しかも、理系とはいえ、今は「社会学」者が。ま、理系かという気もするが。理系だからって無論理は許されるものではない。
 もちろんそんな低レベルの右翼であることで怒ってるわけではなく、モラリスト隈は口先男が大嫌い。
 どうも彼は右翼ではないようなのだ。右翼でない人間の売文用の着飾った右翼用の言葉には虫唾が走る。無責任。まだ右翼のほうがずっとましだ。

 今日はね、悪口が3件。再々構成がうまくいかないわけではなくて、かえってどんどん主体的な構成になってゆくので怒りが表に出やすくなっております。
 
 で、3件目は豆板醤。
 麻婆豆腐の味付けは、基本、味噌とショウガとトウガラシと胡椒があれば合格ですが、しゃれたことをすれば、トウガラシの代わりに豆板醤をバサバサ入れることもできます。これは、なかなか自信あります。
 さてこの豆板醤、(甜面醤は砂糖で代用。違い不明)SBの李錦記、いやひどい。まずいとは言わないが、砂糖だらけ。入れれば入れるほどにくそ甘くなって。
 大匙1,2杯の時は「なんかおいしくない」で済みましたが、今回3,4杯入れたらもうだめ、これは何? 原産中国って、台湾のことか?
 日本人がスーパーで買うにはYOUKIの豆板醤、イチオシ。
 趣味のある人は、中国輸入の四川省ピー県の豆板醤をお薦めします。先に炒めて料理してください。YOUKIより「味」があるでしょう。
   なお、李錦記でも「業務用四川豆板醤」というのは原料に砂糖が見当たらないので食えるかも。知りませんが。

 さて、悪口ばかりでは後味が悪い。明日またトップページ変更をしたくなる。
 褒め言葉。朝日新聞で宣伝してた「まじょ子どんな子ふしぎな子」作・藤真知子氏の絵のゆーちみえこ氏。
 なんていうと藤氏を無視しているような。いえ、合格点ですが、文章を読んでて、「このことばだいじょぶか? あ、ちょっとあぶない、いや、まあいいか、、」とか、とても文が不安だったので。
 ともかく絵で引き立てられて気持ちよい読後感でした。まだ、不安だけど、、担当者がんばったな、採用するの怖かったろうに、、というわけで、ゆーち氏、偉い。
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年寄りが歌う歌もある

2022-09-17 16:37:23 | 断片
 こんにちは。ようやく熱気の暑さも落ち着いて。だけど台風だって。中心気圧910hPa、ってひどい。だいたい930ミリバール(古い)になったら気を引き締めなきゃいけないところ、猛烈すぎる。沖縄・離島はもう3週間台風なので、食糧の在庫が僅少だって。想像もつかない。まあ花粉症くらい我慢しないと。関係ないけど。
 で、ふつうの人は3連休だって。今朝、羽田空港のニュースで台風が来る鹿児島へ旅行する家族連れが出てました。ちょっと勘弁だなあ、、降り込められて旅館にいるのは我慢できない。これもひとごとだけど。
 しかしもうちょっと涼しくなってから休みたくない? どうせ日取りはいい加減なんだから、敬老の日、10月に変えればいいのに。
 今でないとまずいのは彼岸花見くらい。飯能の巾着田、とか。田舎だけど。
 年寄りくさい? でもすごく混むみたいだよ、ま、年寄りで。ついでにムーミンパークによるとか。
 ちなみにムーミンでも「あけぼの子どもの森公園」は紅葉がないといけないので、まだ早いです。
 あとは、よくyahooの宣伝に出る(私だけか)「日本の中のマネ」展・練馬区立美術館1000円。田舎だからね。マネは3年前にもおすすめしたね(後期がいい)。今回は「バー」は来ないようだけど。
 わたしはちょうど下旬にワクチン接種があるので、それが済んでからどっか自然を考えようかと。

 以上、役に立つブログでした。
 
 最近驚いた個人的ニュース。
 「トヨタがじつは借金王!? 企業の借金は「未来への投資」という考え方」
田口和寿(zuuonline)
 いやほんとどうでもいい。
 んだけど、トヨタってさあ、50年前は無借金経営で有名だったんだよ。その頃のインフレの中で「利息に惑わされない安定経営の会社は労働者を守るトヨタだけ」って。ほんといい加減。企業なんて結局は、そのときそのときさ。

 声筋肉の体操のyoutube、なんか知らない歌が右欄(おすすめ一覧)に出てたので押してみたら、びっくり。
 スペイン内戦のアイルランド義勇兵の歌、おじいさんが沈痛な顔をして歌っているの。
「第五国際旅団 Viva la Quinta Brigada」(クリスティ・ムーア)
 
    このうたはフランク・ライアンをたたえるものだ
    キッド・コンウェイにデイニー・コーディもたたえよう
    ピーターデイリイ、チャーリィ・リーガン、ヒュー・ボナー
       斃(たお)れた者は数多いが
       ごく一部でも名前をあげよう
    ダニィ・ボイル、ブレイサー・ブラウン、チャーリィ・ドネリィ
    フォールズ出身のリアム・タミルソンにジム・ストラニイ、、、、、、、

    ビバ! 第五国際旅団!!

    「ノ・パサラン(やつらを通すな!)」
    の訴えがかれらを戦いにかりたてた
    「アデランテ(前へ!)」の叫びが山の斜面に谺(こだま)した
    今夜はかれらのことを偲ぼう

 外国の義勇兵の軍隊というのが第11旅団から5つ続いたのね。これは第15旅団を偲ぶ歌、「通すな」というのは、反乱ファシストが首都マドリードを占領しようと思って進軍してくるわけだ。政府側は都市部の軍に付け焼刃の都市民。反乱側は民主政治の嫌いな農民と独伊の正規軍。で、ファシストが勝つんだけどね。悪いことに戦闘の中でお互いの政策も煮詰まっちゃって、ちょっと反乱してみただけのフランコも、ファシズム独裁をやってみたくなっちゃうわけだ。ウクライナを見ればわかるでしょ。
 ともかくこれを歌ってるじいさんがすごい。 
 佐田には言っても分からないが。岡林はよく聞いたらいい。年寄ったって歌える歌もあり歌うべき歌もあり、歌える気持ちだってあるのだ。、、、君にはないか。
 
 といって、わたしゃ義勇軍が偉いと言ってるわけではないので。
 これも独伊のファシストとスターリンソ連の代理戦争。これで負けたスペイン民主主義の復活には手痛い歴史を経なければならない。人民の自立が弱いところに待っている黒い歴史。ウクライナでもさ。
 まあ自立が弱いというのを軍が偉ぶっている、と読み替えてもいい。
 自衛隊は、本来、国防軍になってはならないのだ。
 
 話はかわるようですが、K派の機関誌は北井氏からの批判に焦ったか、どんどん無原則が際立ってきて、どこも革命的じゃなくなってしまった。原則主義だけが取り柄の派閥だったのに。こうゆうふうにね、戦闘のもたらすものはろくでもないのです。これは社会学じゃなくて社会心理学。思えば野蛮な学問だな、対象物が。
 そして、ロシア独裁だけではない、独裁組織の末路だともいえる。情けない、歌を忘れたカナリアは、、だね。


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すっきりしない

2022-09-10 16:09:56 | 断片
 こんにちは。東京以北はもう秋のもよう。ベランダでオオカマキリが産卵場所を探しているようです。当家(室)はマンションのそこそこ高いのですが、毎年お目にかかるのは生まれた場所にでも帰って来るのか。サッシレールの隅に卵の巣?があったのはカマキリのか。
 悪い奴だけど、にらめっこしても物おじしなくてちょっと可愛い。子カマキリのほうがいいけど。
 ま、ともかく今日も比較的涼しいのですが、やる気がでない。面白いことがないせいでしょう。
 
 エリザベス女王が亡くなったそうで、みなさんご存じではない人と思いますが、悪いことをした記憶のない、いい支配者の看板でしたよ。あれは大衆的には国葬だな。対して安倍氏ごときで国葬するから日本に来てくださいというのも日本大衆として顔が赤らむ思いがする。岸田の国際的失政だな。もちろんどうだっていいのですが。
 でも話題にしたからけじめをつけると、「法的根拠のない国事は、3権の承認が必要」というのは正しい。どうしてそういう正しさが通らないのか、ま、政治屋世界のことだから疑問はありません。早くつぶれてしまえ。
 
 「八重洲ブックセンター本店」営業終了へ 東京駅前の大型書店 開店から44年、再開発で」(ITmedia)
 へええ、お前もか。一応移転予定とはいうが服飾小物でも置いてお茶を濁すのでしょう。。
 私の学生時代ではブックセンターは一番大きな本屋で、といってもロクな本はありませんでしたが風情が独特で、最上階とか好きでした。
 丸善も(学生にとっては)ブティック(同然)になって、今見たら、洋書の北沢書店も新刊は閉店だって。三省堂本店の建て替えだって怪しいものだし。新宿三省堂もブティックにした甲斐もなく閉店したって。もう本屋の居場所もないんだね。
 おかげで宅配労働者がまた苦労する。(古)本買うのも気を遣うよ。
 
 というわけで、今日も頭がいっぱい、というより、再々構成で生じた論旨の噛み合わせの悪さの解消に方針がすっきりしないのでいらいら。
 
 なのでもう終了。
 の前に、本日の役に立つブログ、家庭用ジューシー餃子の基本。
 ジューシーさの基本は、餃子の中の水分と脂分。ところで家庭でラードなんか詰める? いいや詰めない。どうせ安物の豚ひき肉はクズ油がまじってんだからそれは不要。とすると残りは水分。水分をどうやって供給するか。
 まずはキャベツ、ないし白菜。
 これは、ミキサーならいざ知らず(ほんとに知らない)、包丁で切ろうとすると必ず固い白い部分が残る。これが歯に触りまずい。そこで塩を入れてギュッと絞らざるをえない(つぶれて柔らかくなる)。このとき塩と一緒に片栗粉も(多めに)入れて料理最後の汁を保全できるようにしておく。肉には片栗粉なし。肉汁は肉の外に出す。
 さて、肉に各種液体調味料を入れるのはそれとして、他の水分供給法がニラである。ニラ(肉150gについて1/3~1/2束)は白い部分もヘロヘロになるので、みじん切りにするだけで絞らずに投入する。
 「いやニラは高い」という場合はネギだが、ネギは出来上がり後歯に触るので柔らかい部分に限って、それも20g以下で混ぜるのがよいと思われる。これだけでは水が足りないので、この場合は絞った後のキャベツに大さじ2杯くらい水を含ませておくのがよいだろう、
 それだけ。
 でさ、今ネットでレシピみたけど、みんなやけにキャベツ(白菜)が少なくないかい? 肉よりグラムで少ないなんてありえない。是非最低2割増しをお試しください。「タネが多すぎ」という場合は肉を減らしてください。もっともタネなんて一つの餃子を丸っこくすれば収まります。

 と、なんだかんだ、書く時間はかかったな。
 
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なんか昔話に

2022-09-03 16:39:35 | 断片
 こんにちは。東京地方、ようやく秋です。どこが? って、もう来週十五夜。知ってた? どうりでgooの画面とか、あちこちに月見のイラストがでてる、と思った。もっとも東京は天気悪そうだけど。
 どうせお月見しない? わたしもしませんが月くらいは眺めたいものです。子供のころしてたからね。私は保守派。
 
 ニュースで。
「お台場の大観覧車、きょう営業終了…23年で2100万人が16分間の思い出」(読売オンライン)
 え? 終わり? 乗りたかったなあ、、夜、湾岸高速から見ると青や緑の照明で綺麗なんだよねえ、、が過去形。ディズニーランドの(安売り午後券見物)の帰りにいつも見てた。あんな綺麗なのに誰も行こうと言わなかったのはなぜ?
 まあお前と一緒の理由、というわけでしょう。乗りたいけれど都会の田舎で行きたくない。おかげでつぶれてしまったか、、

「JR東日本、鉄道人員4000人縮小へ 不動産などに配置転換」(jiji,com)
 航空業界とか、配転話は数あれど、だれも反対しないのね。
 もちろんクビになるわけじゃないから派遣の方々には理解不能かもしれませんが、でも、国鉄時代は反対してたがなあ、C派もK派もしない。さんざんお世話になってるくせ。
 それでいいのかねえ、、昔風の元正規社員にはわかりません。仕事は本来自分が好きな仕事をするのがいいと思うのですが。給料出るだけましだろう、ってのが当たり前になっちゃったね。
 まあ正規社員も条件の悪い労働者をほっておくと、報いが自分にかえってくる、という平凡な事情ではありますが。
 
 ちょっと古いですがまだ今週、ゴルバチョフが死んだとのこと。ノーベル平和賞受賞者ですよねえ。えっ、違う? そりゃあ変だ。ノーベル賞は偏向している。
 ま、ともかく、ああゆう独裁国家では、一人の力がとても大きい。
 ところで、大衆宣伝媒体でも一人の力はそれなりに大きい。
 朝日新聞読書欄で神林龍という現象説明経済学者が御用学者の本を褒めていたがのが不愉快。朝日も昔の日経並みに落ちたね。日経は昔の産経並みに落ちたが。今の産経は読まないので知らない。
 凡そ社会現象は、部分現象であれば、説明しようと思えばどのようにでも現象をつなぎ合わせて「説明」できる。そういう説明の学問で重要なのは学問者の価値観です。
 科学は因果連関の法則を提示するので、価値観はあってもそれを消しても役に立つ。
 しかし説明学は価値観があってのみ役に立つ。だからその価値観を明らかにしてからしゃべらなければならない。
 それがブルジョア学ではできないの。他の利害のある人間に嫌われちまうから。あくまで「客観的」を装わなければならない。昔の日経ね。そして今の朝日。
 社会学徒もお気をつけください。まあ社会学ではだいたい論末に表現しているから良心的だけどね。
  
 以下、わたくしごと。
 一昨夜は数学の授業を受ける夢を見て。通常はそういう夢の中の授業は、教科書も持っていないので学校の外にフケてしまうのですが、前回の夢でたまたま教科書があって、授業を受けてみたのの続きで出席してみました、ら、夢の中の教師が問題を解けというんだね。こんなゲームのようなことをして人生を無駄にしてたまるか、と憤慨したところで目が覚めました。ここで疑問。わたしは現実の高校の数学の授業で、授業中何をやっていたのだろう??
「そりゃ、勉強だろう」と。甘い。記憶にない。勉強しないのはいいが、そんなゲームのようなことをして授業を受けていたわけない、と思いますが、通知表によると、(高3でも選択で受験用数学とって)10段階の6貰ってるよ。こっちのほうが夢だね。
 ちなみに、試験で数学赤点を取ったのは、高校1年の1学期のみ。あとはなんとか30点をクリアしてた、ってえらくないか。その赤点のときはビケで6点。ブービーの奴が13点。追試で20なん点かとって許してもらった。
 さらにちなみに、今驚いたことに高3の通知表上、選択の数学の授業も大部分出席したことになってる。そうかねえ、、世の中すべて夢か?? 単に出欠を取らなかったのか、、(これは必修単位外なのでフケるのもアリ)。 
 
 なんて思ってたら。高校の同窓会の通知が届きました。教師もほとんど死んじゃって、次はもうわれわれの番なので残念ながら流し見。あの頃の学友交流はとっても懐かしいのに、なんで授業のことは覚えてないのか。
 なおその通知によると、都立高校ですが、激減した大学合格率がようやく戻りつつあります。都立は授業料タダになったからね。
 
 次。
 森嶋通夫(というイギリスの一流大学で教授をして死んだ近代経済学者)の自伝を読んで、この人はわかりやすさでは都留重人(という死んだ経済学者)と双璧で好きだったのですが、いや、たいしたことないな、と思って。ただの優等生でした。
 私儀、年取ってアルバイトもしてないんで世界が狭くなり、この間、昔偉かった人の自伝をなにかと読んでましたが、文系も理系も、ただ勉強しててルートに乗って有名になった人たちばかり。わたしなんかとは関係ない世界の人たちでした。学者的社交社会、というよりは、ほとんど学者会社だね。本社採用が優遇されるようです。
 これならまだマルクスとかでさえ、レベルだんちで偉いや。
 みなさまも偉くなろうと思ったら、頭の良し悪しにかかわりなく、せいぜい言われた通り勉強して「良い」大学を目指すのが、当然と思われるでしょうが、当然です。
 頭の良し、って、最近ギフテッドとかいって子供の知能指数の話がメディア(とくに朝日新聞)に出ますが、知能指数など、年齢が低ければ算数の試験勉強をするほど、高校生にもなればさらに読書量が多いほど、点数が上がるわけで、べつに頭の良し悪しの程度とは関係ありません。あれは労働作業速度指数。必然的に結果として、受験戦争を通った人間が高い。なんて説明書きには書いてないけどね。
 ギフテッドというのは、一人でする知能労働なら社交性に問題があってもいいだろう、という資本主義的正義感というか、少子飽食社会での要望というか、まあもっともな話。
 元に戻って、偉くなるには「良い大学」に入ってそのルートに沿って勉強できる社交性があればよいし、それが必須。高校でフケてるようじゃ見込みなし。
 なんだ、森嶋もかあ。。って感じ。そんな会社、潜在力のある人間は受けやしないさ。
 
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