こんにちは。この3日ほど、あまりの暑さにグロッキー。グロッキーなんて死語だね。
さらに例年のこととなってしまった鼻炎も襲って来て、しかもエスタックイブ1錠では止まらない。というわけで今週は何もかんがえてません。鼻水が出るんで上向いたきり=そのうち眠くなってしまう。
彼岸花もとうにしぼんでしまったし、キンモクセイにいたってはすでにみんな枯れ落ちている、という。わけのわからない季節感。
今日は、小野十三郎賞が決まったなんてことがニュースに載っていました。めったに載らないんだけどね。最近新聞もニュースネタにも欠けてるような。
ともかく覗いてみました。
例によって信頼の谷内修三氏のブログより。
冨岡悦子『反暴力考』
01
どうしたのって言われたくない 破裂したスイカ とか 押しつぶ
されたイチゴ とか 落下したザクロ とか 想像して がまんし
てるのに 私がどうしてる なんて言えない そのままありのまま
言ってしまって いいんですか
.....
03
よせばいいのに 水の流れのように 自然に 相手の気持ちに沿っ
てねって 教師役のおばさんは 自信たっぷりに言ってるけど 水
も堰き止められると 濁ります 腐臭がします 泥水に沈む私に
手をさしのべたら あなたの身体も 汚れます
おおお。十三郎先生じゃないか。看板に偽りがない。いい生徒さんたちを持ったものです。
といっても十三郎知らないよね。先生、私の筆名(栄二郎)のモトの一人なんですけどね。
サンプルを一つ。山田兼士氏のブログより。
「葦の地方(五)」
風の中に
煙がみだれる。
おれが草だつて。
むしろ鉱物だよ。
地に突き刺さつた幾億千万本のガラス管(チューブ)。
ひよつとすると
ああ、これはもう日本ぢやないぞ。
ほおら、十三郎。
だいたい、詩の賞なり写真の賞なり、賞は名前のついた人間の心を汲まなきゃしょうがないじゃないか。中也賞選考委員の諸君。
今日の思い出ニュースにこんなのありましたが、わたし、お先棒担ぎって嫌いなんだよね。
「東京都立高校入試 性別で定員分けをやめることに 時期は未定」
「日本女性学習財団の村松泰子理事長は「ようやくここまで来たかという感じですよね。、、、一歩前進ですが、男女平等の本当の入り口で、機会均等が保障されてなかったので、それを是正するのは当然のことだと思います」(NHK)
そもそも東京の都立高校で進学校っていうのは、私のころは男女2対1。進学校って旧制ナンバースクールだから男子校だったのが、女性をいれるようになったわけ。その頃は女は大学なんか行かないから、当然、層としては勉強の出来が悪い、にもかかわらず、200人対100人というように、女の枠を作ってあったの。わたしより上の世代はもっと入学者が少なかったろうけどね。それでも悪いけど、相対的に男より学力がなくても入れたの(人に聞いた)。時代は、旧制ナンバースクールの生徒は東大に入って当然だったけど、そもそも女は東大にはいかせないで、外聞のいい東京教育大とかに行かせるのもふつうのことだったのさ。女でも教育職は100年前からあったから、田舎者でも隣近所に報告できたの。田舎の権力者(=男)なんて、ぜんぶやっかみでできてるからね。
つまり、枠は男女差別によってあったわけじゃないのだよ。男女平等思想でできたのだよ。しかもそれから旧制ナンバースクールでも男女1対1まで女の枠を増やしたのだ。
歴史なんて過ぎてしまえば偉そうに批判する対象になっちまうけどね、偉そうな人間が言えばそれが正しいかというと、ぜんぜんそうじゃないのだよ。
なお、旧制高等女学校の都立高校は枠は昔から1対1でした。私の高校なんかそう。こちらは早慶には何十人か受かるけど、東大合格はまあ居はする、くらいのレベル。で、入学時男女どっちの学力が高かったなんて知らないけどね。相変わらず女子の4大受験は多くなかったし。わたしなんか学力がなければそれで入れる高校へ行けばいいと思っちゃうよ。授業料同じなんだし。
さらに例年のこととなってしまった鼻炎も襲って来て、しかもエスタックイブ1錠では止まらない。というわけで今週は何もかんがえてません。鼻水が出るんで上向いたきり=そのうち眠くなってしまう。
彼岸花もとうにしぼんでしまったし、キンモクセイにいたってはすでにみんな枯れ落ちている、という。わけのわからない季節感。
今日は、小野十三郎賞が決まったなんてことがニュースに載っていました。めったに載らないんだけどね。最近新聞もニュースネタにも欠けてるような。
ともかく覗いてみました。
例によって信頼の谷内修三氏のブログより。
冨岡悦子『反暴力考』
01
どうしたのって言われたくない 破裂したスイカ とか 押しつぶ
されたイチゴ とか 落下したザクロ とか 想像して がまんし
てるのに 私がどうしてる なんて言えない そのままありのまま
言ってしまって いいんですか
.....
03
よせばいいのに 水の流れのように 自然に 相手の気持ちに沿っ
てねって 教師役のおばさんは 自信たっぷりに言ってるけど 水
も堰き止められると 濁ります 腐臭がします 泥水に沈む私に
手をさしのべたら あなたの身体も 汚れます
おおお。十三郎先生じゃないか。看板に偽りがない。いい生徒さんたちを持ったものです。
といっても十三郎知らないよね。先生、私の筆名(栄二郎)のモトの一人なんですけどね。
サンプルを一つ。山田兼士氏のブログより。
「葦の地方(五)」
風の中に
煙がみだれる。
おれが草だつて。
むしろ鉱物だよ。
地に突き刺さつた幾億千万本のガラス管(チューブ)。
ひよつとすると
ああ、これはもう日本ぢやないぞ。
ほおら、十三郎。
だいたい、詩の賞なり写真の賞なり、賞は名前のついた人間の心を汲まなきゃしょうがないじゃないか。中也賞選考委員の諸君。
今日の思い出ニュースにこんなのありましたが、わたし、お先棒担ぎって嫌いなんだよね。
「東京都立高校入試 性別で定員分けをやめることに 時期は未定」
「日本女性学習財団の村松泰子理事長は「ようやくここまで来たかという感じですよね。、、、一歩前進ですが、男女平等の本当の入り口で、機会均等が保障されてなかったので、それを是正するのは当然のことだと思います」(NHK)
そもそも東京の都立高校で進学校っていうのは、私のころは男女2対1。進学校って旧制ナンバースクールだから男子校だったのが、女性をいれるようになったわけ。その頃は女は大学なんか行かないから、当然、層としては勉強の出来が悪い、にもかかわらず、200人対100人というように、女の枠を作ってあったの。わたしより上の世代はもっと入学者が少なかったろうけどね。それでも悪いけど、相対的に男より学力がなくても入れたの(人に聞いた)。時代は、旧制ナンバースクールの生徒は東大に入って当然だったけど、そもそも女は東大にはいかせないで、外聞のいい東京教育大とかに行かせるのもふつうのことだったのさ。女でも教育職は100年前からあったから、田舎者でも隣近所に報告できたの。田舎の権力者(=男)なんて、ぜんぶやっかみでできてるからね。
つまり、枠は男女差別によってあったわけじゃないのだよ。男女平等思想でできたのだよ。しかもそれから旧制ナンバースクールでも男女1対1まで女の枠を増やしたのだ。
歴史なんて過ぎてしまえば偉そうに批判する対象になっちまうけどね、偉そうな人間が言えばそれが正しいかというと、ぜんぜんそうじゃないのだよ。
なお、旧制高等女学校の都立高校は枠は昔から1対1でした。私の高校なんかそう。こちらは早慶には何十人か受かるけど、東大合格はまあ居はする、くらいのレベル。で、入学時男女どっちの学力が高かったなんて知らないけどね。相変わらず女子の4大受験は多くなかったし。わたしなんか学力がなければそれで入れる高校へ行けばいいと思っちゃうよ。授業料同じなんだし。