リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

トランプに植物教を

2017-04-15 15:37:59 | 断片
 こんにちは。ようやく恒常的に温かくなってきました。私儀、スギ花粉アレルギーは年齢により脱し加減ですが、どうもヒノキはまだまだのもよう。目はかいいし鼻は出るし、、まあ我慢の範囲内ですが。っていうか、薬に弱くなってきたようで、クロルフェニラミン2mmgでもつらい、ってゆうかごめんこうむりたい。体力ですかねえ。
 で、今日は風が強く、買い物に行く途中、突然顔に目潰しが。バサバサバサと当たるんで目を閉じて風を通り過ごして頭からバサバサ落として、避難してから手のひらに残った粒を見ると、これがどうもタネ。ぺんぺん草かと思ったけど、粟(アワ)みたいに丸くてイネ科っぽいやつ。ともかく驚きました。小学校の校庭の砂ぶつけられたようだった。
 
 さて、今の作業はずいぶん頭を使うんで肉体的に負荷が高く、そう思うと頭脳労働と呼ばれる囲碁将棋なんか頭脳労働とは思えない、遊びは遊びだぜ、まあどうでもいいけど身体組織に負荷が高く、ストレス取りに15分毎にバカ話の本を見るんだけど、昨日見たのが牧野富太郎の「植物知識」。見たら同じ科の分類で草本と木本があるのだって。知ってた? ヒト科だとチンパンジーと人間が、片方が草で片方が木。草も木も何の違いもないんだねえ、ってことですが。ちなみに草のキツネノボタン科の中で、牡丹だけは木なんだそうです。
 果物の食べる部分も、やれ茎だ、やれ皮だ、やれ毛だ、というけれど、要するにたまたまどこかの場所が太ればあとは時間の経過なんでしょうね。最近じゃあ、浮き袋が肺から進化したんだ、とかいうけど(逆じゃない)、機能さえ同じならなんでもいいんだよね。
 なお、先の例は、それぞれ、イチゴ、バナナ、ミカン。知ってた? ま、役には立たない。
 さらに近刊の流行書は、植物の根と腸の絨毛(変換された? 柔毛ね)は同じとか。著者がどこまで進化を遡ったのか読んでないので知らないけど、ま、ありうるやね。と、これは横道。
 元へ戻って、牧野せんせいがいうには、人間には植物教が必要で、草木を見ていれば思いやりの心がおのずと出てくるものだ、また草木の栄枯盛衰を見れば人生の理解も容易になるとのことであります。
 なるほど、と感心。もっとも農業従事者にそれゆえの思いやりの心があるのか、という正しい反論が出るのが玉に瑕(キズ)。ま、心はあるのかもね、表に出せる人が少ないだけで。
  、、、なんかトゲがあるね。わたしゃ昔を知ってる人間だからね。
 
 ところで、このところ温かいといっても数度くらい上がっただけでなんだかんだいうのも変な気が。真冬からしてもせーぜい20度も上がれば暑い暑いなんていったりする。逆も同じ、寒い寒いと。なんか繊細すぎるよね。まあ最大限40℃くらいフレはするけど、基本5℃も違えばびっくりしたりする。
 こういうのは多分に「進化してない」ってことなんだろうか、と。たまたま何億年か前、陸に上がった諸君らの体温系と活動条件がそのまま残ってるんだろうね。
 じゃあその手前は、っていうと、海中の酸素呼吸生物の化学合成の都合の温度。
 こんなのもどっかの本にあるんだろうかね。 
 
 さて、ニュース。
 昨日どっかで見たニュース、加藤里奈とかいう栄養士が、「VDやMgなどはあまり多く含まれていないため、『牛乳だけ飲んでいれば背が伸びる』ということはありません」なんて書いていた。ポイントずれずれ。管理栄養士という職業はほんとに余計だと思う。まあ栄養士さんは仕事としていいよね、栄養素を分析したり、いろいろ社会の役に立つけど、しかし、これを広める管理栄養士というのは、10年も経てば正反対のことをしゃべるんだから。これは人の悪口じゃなくて、職業の悪口。まあ、歯科医の悪口のようなもんだ。わたしはうそつきは大嫌い。
 牛乳と背の関係のポイントは、30年前から、長骨への成長刺激物質がどのように存在するか、というところ。最近も日本で研究発表やってたよね。あの類いの論が(訳されて)30年前から市販されて明示されているんだから。カルシウムの問題じゃないんだよ。まあ、ネットを見ると、例のエセ科学の牛乳否定論がまだ残存しているけど。
 
 さて、本日は戦争勃発日かもね、金がトランプほどキチガイなら。わたしゃ金はバカだけどそこまでキチガイじゃないかと思うんだが、どうか。みなさま、緊急警報が出たら丈夫な建物に避難してください。原爆の時は、ほんのわずかなシールドが命を救うようです、カーテンとかね。
 以上、役に立つブログでした。
 って、こんな役に立つのはごめん。
 というように、戦争だけは唯物史観とは、関係しか、ないって半年前いいましたが、戦争はやりたいヤツ次第。国家支配者のことですが。
 国家支配者はみんなやりたいのですが、幸か不幸か準備が整わない。勝つ準備と、も一つ、国民を引きずり込む準備。日本は両方ないので僥倖ですが、こんなのはアベの勇気次第。それもないのがまた僥倖ですが。
 で、残念ながらアメリカには両方ある。あとはどこまでトランプがキチガイか。
 で、前回日本にも戦略のプロがいるかのように書きましたが、しばらく考えてみたところ、いないんじゃないかね。幸い戦争する準備がいまのところ足りないから、出世主義者たちのテーマになってない、ってことですが。日本語では、幕僚たちに定見はない、といいます。
 このため、大臣に知られて困る機密もないんじゃないかねえ、潜水深度とか技術秘密は別として。
 だからべつに防衛大臣が素人でもいいんだろうねえ、幸いなところ。結局、ほんとにやる気なら、武官でないとね。ただ、そんな制度は開戦3年前で足りそうですが。
 と、感想を訂正したいと思います。
 戦略をプロ的に考えている正しい自衛隊員はいるのでしょうが、誰もその能力を欲しないので、直属の上司の予算獲得のオモチャになっているだけ。そういう状態を日本語で「いない」といいます。
 で、戦略構築にどれくらいかかるかと思考実験をしたところ、10年。要は、戦争志向に5年、その間育った野心ある参謀候補が中堅参謀になる時間がさらに5年ね。
 どうですか、なかなか見ているようでしょう、自衛隊員様。その通り、私は千里眼なだけで、スパイではありません。 

 P.S. ほんでさ、「植物知識」のムラサキの項に『託馬野』の話がでてきて、万葉集の話ですが、ムラサキは武蔵野の花だ、っていうんだよね。これって筑波のことじゃないかと思って。筑波なんてどうみたって当て字、元はなんだろうと思っていて。託ですめば日本語だろうし、どちらも当て字なら、ツクマヌでアイヌ語を調べればいいし。なかなかな指摘と思うのですが。
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