ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『やる気のコツ』レポ(2)

2018-08-01 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『やる気のコツ』植西聰〔うえにし・あきら〕著(自由国民社)◆◇◆

あなたの人生を幸せにできるのは、あなただけ!

はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。

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強制的にやる気を盛り上げていく、こんな方法もある

やる気を持続する方法の一つに、「外的統制(がいてきとうせい)」がある。
心理学用語で、「外的な要因で自分の気持ちをコントロールすること」。

たとえば、受験生について。
夏休みに、予備校の合宿に参加する場合。
合宿では、強制的に勉強をすることになる。

また、フリーランスで仕事をしている人について。
「自宅ではやる気が出ないので、喫茶店に行って仕事をする」場合。
喫茶店などでは、「人の目」が「外的統制」として効果を発揮する。

「人が見ているところで、怠けているわけにはいかない」
喫茶店では、そのような意識が働く。

日常生活の中で、このような「外的統制」を自分なりに工夫して・・・。
やる気を持ち上げていくことだ。
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「人の目」が「外的統制」として効果を発揮するとあります。

子どもが勉強するとき、自分の部屋でなく・・・。
リビングで勉強しているということがありますね。

「家族に見られているから、しっかり勉強しなくちゃ」
・・・そんな気分になるのかもしれません。

保護者の方も、子どもの勉強しているところが見られます。
安心するかもしれませんね。

保護者の方から・・・。
「自分の部屋に入っていると、何をしているかわからない」
・・・そんなことも聞きます。

仲の良い友だちと一緒に勉強するときもあるでしょう。
このときも、「外的統制」が働いていると思います。

普段から、友だちの家などで・・・。
友だちと一緒に勉強している子どももいるかと思います。

ただ、勉強への意識が低い場合、目の前の勉強よりも・・・。
仲の良い友だちのほうに意識が傾くかもしれません。
お菓子を食べながら、お喋りをしながら、楽しく勉強できた・・・のような。

その場合、勉強は一通り終わっているものの・・・。
勉強内容は覚えていない、理解できていないということもありそうです。

学校のワークを、とにかく完成させて提出する・・・。
そのような「作業」には向くかもしれません。
でも、「わかる・できる」という部分では薄いと感じます★

できる子どもは自分の部屋で・・・。
ひとり静かに勉強に向き合えるというのが一般的だと思います。
数学などは、ひとりでじっくり考えないと理解できないことがあります。

いつもリビングで勉強していて・・・。
成果が上がっているのなら問題ありません。
そのほか、図書館で勉強する、塾の自習室で勉強するなどもありますね。

「外的統制」をうまく使って、行動を起こしたいところです☆

「天は自ら行動しないものに、救いの手は差し伸べない」
 (ウィリアム・シェイクスピア William Shakespeare イギリスの劇作家、詩人)

・・・次回へ続く。

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やる気のコツ──アドラーが教える9つの勇気
植西 聰
自由国民社

 

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