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埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

小6算数 食塩水のカンタンな計算方法

2011-02-18 | 本日の授業

Cimg3205

写真は、110127、小6算数の授業です。

小学生は、2月から新年度の勉強がスタートします。
したがって、この日は、小6内容ラストの授業です。

小6のカリキュラムは終了しているので、少し予定外の勉強を。
中学受験内容の「食塩水」を勉強しました。
テキストの後ろの部分の、「割合・比」から選びましたよ。

この内容は、中1・中2でも勉強します。
中1では、おそらく塾でのみ。
中2では、連立方程式のところで学校でも勉強します。

食塩水といっても、特別なことはありません。
実は、「割合」の一種ですね。
「全体×割合=割合の実際の数字」1本の式で、ノー問題です♪

ちなみに、小5「割合」の授業でも、ほとんど同じことを勉強しました。

ここでは「食塩水×濃度=食塩」1本の式だけ教えています。
変形した公式も2つ載っていますが、覚えなくても大丈夫。
1本の公式を変形させるだけですから。

まず、小6が難しいのは、写真の(3)ですね。

問題「水に食塩9gをまぜると、6%の食塩水ができました。食塩が何gとけていますか」

「食塩水×濃度=食塩」の式に合わせると、食塩水はいくつですか?
問題文に実際には書いていないので、少し難しいですね。
食塩水は、(水+食塩)と考えますよ。

食塩水は、水を□とすると・・・(□+9)となります。
これで、式もできるし、答えも求まると思います。

(□+9)×0.06=9
     □+9=9÷0.06
     □+9=150
       □=150-9
       □=141

答えは「141g」です。

さらに小6(中学生も)が難しいのは、食塩水を混ぜる問題です。

問題「12%の食塩水200gと7%の食塩水300gをまぜると、何%の食塩水ができますか」

これは、写真のように表をつくってしまいます。

表のイチバン下の行には・・・。
「全体の食塩水×全体の濃度=全体の食塩」を記入すればよいのです。
混ぜるということは、それぞれを足すことです。

混ぜたあとの濃度は、わからないので□にします。

12%と7%の、それぞれの食塩を出しましょう。
出したあとは足して、全体の食塩を出しましょう。
さらに、食塩水同士を足して、全体の食塩水を出しましょう。

12%・・・200g×0.12=(食塩)24g
7%・・・300g×0.07=(食塩)21g
□%・・・500g×□=(食塩)45g(←これが全体)

500×□=45
   □=45÷500
   □=0.09

答えは「9%」です。

非受験の小学生には、少し刺激があったかも?
また、中1の「方程式の利用」で勉強しましょう☆

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