ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの法則』レポ(1)

2015-02-24 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの法則』和田秀樹〔わだ・ひでき〕著(大和出版)より◆◇◆

まじめで慎重である人ほど、考えすぎて損している!

はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。

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ユニクロ成功の秘密

日本の富豪のTOPとして・・・。
ユニクロの柳井正〔やない・ただし〕さんが紹介されたことがある。
 

その柳井さんは、『一勝九敗』という本を書いている。
その本の中で・・・。
施策を10立てたものの、そのうち9つは失敗したことを明かしている。

9失敗しても、残りの1勝で今日の成功を得ている。
自分で対処できる失敗なら、いくらでも立ち直りもきく。

私たちは、柳井さんのように世界のTOP企業を目指すわけではない。
だったらなおさら、失敗を恐れることはない。
まずはあれこれ動いて、そのうちの1つが成功すればよい。
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「失敗を恐れる」とあります。

これは、子どもの勉強でも見ることがありますね。
私の経験だと、必ずしもできない子どもではありません。
多くは、偏差値【SS 50】前後くらいの子どもでしょうか。

もっと完全にできない子どもだと・・・。
それを認めて、素直にふるまう気がします。
「私、できないから~」という感じです。

難しいのは、上記の【SS】くらいの子どもですね。
このあたりだと、プライドがあるようです。
「自分は、できないわけじゃない」という。

だから、失敗を恐れますね。
間違えることは・・・。
自分ができないということの証明になると考えるのでしょう。

そうすると、どういう行動を取るか。
難しい(と思い込んでいる)問題にトライしなくなるのです★
つまり、空欄にして済ませてしまいます。

子どもにとっては・・・。
わからなかったから書かないというのは、気が楽なようですね。
間違えてバツをつけられるというほうが、気分が悪いようです。

それは記号の問題にも及びます。

「ア・イ・ウ・エ」のどれか書けばいいのに・・・。
それすら書かないで提出します。
理由は「わからないから」。

時には、一度書いてあるのに消して提出しています。
よく見ると、正解している答えが書いてあったのです。
実際にあった話ですよ★

できる子どもでも、すべて完璧に理解して書いているわけではありません。
「これが近いかな」と書いたものが正解していることもあるものです。

わからなくても、試行錯誤して何かしら書くこと。
それが、学力をUPする要因にもなっていると思います。
できる子どもの行動を見習っていきましょう☆

「やる前からあきらめるバカがどこにいるんだよ。あきらめていいのは、自分が納得するまでやり切った人間だけだよ」
 (TVドラマ『ショムニ2013』より 坪井千夏のセリフ)

・・・次回へ続く。

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「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣 (だいわ文庫)
和田 秀樹
大和書房
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